四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【不変のマーケティング】営業トークのヒントが学べます。

 

今回の読書メモは『不変のマーケティングです。 

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本書を手にした理由はマーケティングについて学びたいと考えたからです。

本書には1998年~2004年の間に毎月発行された、顧客獲得実践会向けのニュースレターの中から、著者と編集部により厳選されたトピックがまとめられています。

いつの時代にも通用する不変のマーケティングが学べます。 

不変のマーケティング

不変のマーケティング

 

 

目次

【第1章】感情マーケティングの基本概念を紹介!

【第2章】神田のマーケティング必殺技

【第3章】売上アップの「突破口」を探る!

【第4章】お客様をファンにして、口コミを起こす方法

【第5章】私が犯した罪と罰

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

お客の頭の中を読む方法

◆54ページ~62ページ◆

これは小売店が人の流れを読むときと同様、チラシ、広告宣伝、DMの作成、また実際のセールストークでもきわめて重要だ。お客の頭の中を考えるにあたっては、自分自身にこんな質問をしてみよう。

1.お客はどうしてここに集まっているのか?何を探しているのか?

2.お客が嫌っていることは何か?

3.どうして嫌っているのか?

4.お客は、何に悩んでいるのか?

5.どうして悩んでいるのか?

6.お客が恐れていることは何か?

7.どうして恐れているのか?

なぜ「嫌い」「悩み」「恐れ」等が重要になるかといえば、人の痛みを理解することで、お客に共感してあげられるから。

  

お客様に共感するために人の痛みを理解する

お客様に共感するために、お客様の「嫌い」「悩み」「恐れ」等を考えるようにします。

 

「相乗りマーケティング」を取り入れる

◆109ページ~120ページ◆

法人向け新規取引を獲得するDMの場合、典型的な失敗は、商品の良さをダラダラと述べること。これはまったく意味がない。なぜなら、相手先は、あなたと同じように、(1)稼げること、(2)手間がかからないこと、(3)商品品質は良いこと……の順序で検討するからだ。つまり、お客の購買検討プロセスと、商品説明の順序は一致しなければならない。これが一致しないと、お客側は検討する前に、DMをゴミ箱に捨てたくなる。この原則は、DMを書く場合だけじゃなく、営業トークの際も同じ。

 

購買検討プロセスと商品説明の順序を一致させる

営業トークは以下の順序で組み立てます。

(1)稼げること

(2)手間がかからないこと

(3)商品品質は良いこと

 

多くの人が勘違いするコト

◆254ページ~269ページ◆

その鍵となる5つの質問は、次の通りである。

1.あなたの商品は、ズバリどんな商品か?その特長2つを、20秒以内で、簡潔に説明すると?

2.この商品を20秒以内で説明しただけで、「なんとか売ってくれ」と頭を下げて、嘆願するお客はどのようなお客か?

3.いろいろ似たような会社がある中で、既存客はなぜ自分の会社を選んだのか?同じような商品を買えるような会社がいろいろある中で、なぜ既存客は、自分の会社から、この商品を買うことにしたのか?

4.いったい、お客は、どんな場面で、怒鳴りたくなるほどの怒りを感じているか?どんなことに、夜も眠れないほど悩み・不安を感じているか?どんなことに、自分を抑え切れないほどの欲求を持つか?その怒り・悩み・不安・欲求をお客が感じる場面を五感を使って描写すると?

5.なぜこの商品は、その悩みを簡単に、短時間で解決できるのか?それを聞いたとたん、お客はどんな疑いを持つか?その猜疑心を吹き飛ばす、具体的・圧倒的な証拠は?

  

営業トークの鍵となる質問を投げかける

営業トークを考える際、以下の5つを質問してみます。

1)自社の商品の特長2つを、20秒以内で説明すると?

2)商品を「なんとか売ってくれ」と頭を下げて嘆願するお客様とは?

3)既存客はなぜ自社から、この商品を買うことにしたのか?

4)お客様の怒り・悩み・不安・欲求を感じている場面を五感を使って描写すると?

5)自社の商品は、その悩みを簡単に、短時間で解決できる具体的・圧倒的な証拠は?

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) お客様に共感するために人の痛みを理解すること。

2) 購買検討プロセスと商品説明の順序を一致させること。

3) 営業トークの鍵となる質問を投げかけること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。