【速さは全てを解決する】仕事のスピードアップのヒントが学べます。
今回の読書メモは『速さは全てを解決する』です。
本書を手にした理由は仕事のスピードアップのヒントを学びたいと考えたからです。
本書には著者が実践してきた仕事量とスピードを可能にする工夫がまとめられています。
スピードアップの基本的な考え方から具体的な方法論までまとめられています。
著者
著者は、グローバルで活躍されている方です。
現在は2つの会社を経営されています。
1社目は、さまざまな企業の戦略、イノベーション、管理職育成、組織開発のコンサルティングを行われています。
2社目は、「新しい働き方」と「いい会社づくり」を支援する人事ソフトベンチャーで、多国籍なメンバーやパートナーとともにグローバルなサービスを展開されています。
目次
【第1 章】速さは全てを解決する
【第2 章】スピードを上げるための8つの原則
【第3 章】思考のスピードを上げる具体的な方法
【第4 章】スピードと効率を極限まで上げるノウハウ
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
一歩先んじる
◆61ページ~62ページ◆
一歩先んじるという意味は、「進むべき方法を人より先に考えておく」「調べる情報を先に調べていく」「こちらから先に会議を設定する」などだ。誰かが何かに気づいてアクションを取る前に、いつもなぜか先に動いていると思われるようになることだ。
(省略)
拙速過ぎるとは、前にどういうリスクがあり、何が必要か、自社・自分の体力をほとんど考えず、向こう見ずに飛び込んでしまうことを言う。「一歩先んじる」ことと、「拙速過ぎる」ことの違いを認識するバランス感覚が鍵だ。このバランス感覚は人によって大きく違う。バランスの悪い人は、心に余裕がなく、早く成果を出そうとあせり、自社・自分の体力を考えずに飛び込もうとし、妙に攻撃的に行動して人を唖然とさせる。
一歩先んじて行動する
自分の行動は「拙速過ぎる」でした。
まさに「あせり」から、十分に考えず、攻撃的に行動していました。
これからはよく考えた上で、一歩先んじる行動を心がけます。
頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
◆66ページ~68ページ◆
私がマッキンゼーに入って以来続けているA4用紙への「メモ書き」は、悩みや思い込み、不安やもやもやを取り除いて、本来の頭のよさを発揮できるようにしてくれる。A4用紙を横書きにして、左上にタイトル、右上に日付、本文を4~6行で各20~30時程度で書く。この1ページを1分で書き、朝起きてから夜寝るまでの間に毎日10ページ書くと頭が非常にすっきりする。毎日10ページのメモ書きを続けていると、確実に頭がよくなっていく。仕事ができる人はさらに切れる人材になっていく。
「メモ書き」に取り組む
「メモ書き」を3週間続けると、別人のように頭が回転し始め、仕事のスピードが大幅に上がるそうです。
こちらの本を参考に「メモ書き」に取り組みます。
この本には400タイトルの質問がまとめられています。1日10タイトルずつ行っても40日かかるので、「メモ書き」の効果を確認できるでしょう。
自分の頭で考えない人は危険
◆94ページ~95ページ◆
人から聞いた話を鵜呑みにする人は、疑問を持たず、相手が話すことだけ聞いて、それでよしとしている。人の話を丁寧に聞くのはもちろんいいことだが、「あれ?」「どうしてそうなんだろう?」とまったく思わず、深掘りをすることもなく終わってしまう。自分の頭で状況を再構築してみるということも全然しない。したがって、上司にちょっと突っ込まれただけで「わかりません」「聞いてみませんでした」「さあ~」で終わってしまう。人の話を素直に聞くことと鵜呑みにすることは別物だ。素直に聞くというのは、感情的に反発したり反論したりせずに、まずは相手が話すことをしっかりと全部聞くことだ。ただ、話を聞くだけで仕事が終わることはほとんどないので、聞いたあとで内容を確認し、質問し、問題の本質や解決策について十分な深掘りをして初めて意味のある仕事になる。
自分の頭で考える
「どうしてそうなんだろう?」と疑問を持つようにします。
そのためにも人の話を聞いた後は、「メモ書き」で深掘りするよう取り組みます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 一歩先んじて行動すること。
2) 「メモ書き」に取り組むこと。
3) 自分の頭で考えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。