【リーダーシップを養いたい人向け】グローバル標準のリーダーシップが学べます。
今回のオススメ本は、『0秒リーダーシップ』です。
本書は、グローバルで通用するリーダーシップを養いたいあなたへオススメです。
これからの時代、グローバル標準で仕事をしていくためにもっとも大切なことは、自らが手を挙げて動き出すリーダーシップです。
本書の内容を実践すれば、世界中のどこへ行っても、どんな会社に就職・転職しても通用する人材になれるはずです。
あなたもリーダーシップを発揮して、生き生きした働き方、そしてワクワクする未来を手に入れましょう。
著者について
0秒リーダーシップ:「これからの世界」で圧倒的な成果を上げる仕事術
- 作者: ピョートル・フェリークス・グジバチ
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: 単行本
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著者は、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍されている方です。
ポーランドで生まれ。ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、2000年に来日します。
2002年より語学学校にてグローバルビジネスソリューション部門アジアパシフィック責任者を経て、2006年より投資銀行にてラーニング&ディベロップメントヴァイスプレジデント、2011年より多国籍テクノロジー企業にて、アジアパシフィックでのピープルディベロップメント、さらに2014年からは、グローバルでのラーニング・ストラテジーに携わっています。
リーダーシップ
本書には、リーダーシップがまとめられています。
【第1章】だれでもリーダーシップ―リスクを取って一歩踏み出す
【第2章】イノベーティブシンキング―-まったく新しい価値をつくる
【第3章】プロトタイプシンキング―ビジネスのスピードを上げる
【第4章】デジタルリーダーシップ―テクノロジーを味方につける
【第5章】ラーニングアジリティ―あらゆることから学んで使う
【第6章】コミュニティリーダーシップ―人と人をどんどんつなげる
【第7章】コンプレクシティリーダーシップ―複雑な問題を解決する
【第8章】エモーショナルインテリジェンス―感情を上手にコントロールする
【第9章】マインドフルリーダーシップ―集中力と直感力を磨く
【第10章】リーダーシッププレゼンス―影響力を発揮するために
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「身体」「感情」「思考」を整える
◆199ページ◆
身体と心のセンターラインを保つために、僕は次の3つを大切にしています。危ないと思ったら、すぐにセルフチェックするようにしているのです。まず、自分の「身体」です。ゆっくり大きく呼吸しながら、背筋を伸ばす。椅子にも真っ直ぐ座ることを心がけます。怒ったり、ストレスがたまったりしていると、筋肉がこわばるので、筋肉が緊張していないかどうか。緊張しているとしたら、どのあたりがこわばっているか。そこに意識を集中すると、やがて気分が落ち着いて、緊張がほぐれてきます。身体が整ったら、次は自分の「感情」を整えます。自分はいま何を感じているのか。その感情は適切なのか。そして、最後に「思考」です。身体と感情、思考はつながっています。どこかが乱れると、その影響が別のところに出てきます。だから、まず身体を整え、感情を整え、メンタルの状況を落ち着かせてから考える。そうすれば、冷静に、客観的に、筋道立てて考えることができます。
身体を整え、感情を整え、落ち着いてから考える
これからは、考える前にメディケーションに取り組みます。
そうすれば「身体」「感情」「思考」のバランスが保たれ、良い考えが浮かんでくるかもしれません。
攻撃に集中しすぎない
◆203ページ~204ページ◆
打たれ弱さを克服して、強いメンタルを手に入れるには、自分の軸を持つことです。自分はこういう人間で、このチームではこういう役割が求められていて、いまの目標はこれで、それに対して自分はこういう貢献ができるはずだ。そういう自分のアイデンティティがはっきりしていれば、多少の意見の対立くらいでは、自分の立ち位置は揺るがないはずです。打たれ弱い人は、攻撃されたら、そこに意識が集中しすぎています。怒られたという事実だけを見るから、気持ちが塞ぎ込んでしまう。でも、なぜ相手が起こっているのか。もしかしたら、大事なメッセージを伝えようとしているのかもしれません。自分に落ち度があるなら、それを受け入れるしかありません。しかし、その先にある大事なメッセージを見落として、ただ「怒られた、どうしよう」というだけでは事態はよくならないし、相手との関係も深まりません。相手の怒りを全身で受け止めるのではなく、うまくかわすには、怒りの背後にある動機に思いを巡らせることです。それによって、ときには次のレベルの人間関係を築くことができるかもしれません。
怒りの背後にある動機に思いを巡らせる
自分も「怒られた、どうしよう」と怒られたことだけに意識が集中していました。
「なぜ相手が起こっているのか?」
「どんなメッセージを伝えようとしているのか?」
と問いかけ、相手の怒りの背後にある動機を考えるようにします。
集中力を高めるメディケーションのやり方
◆220ページ~222ページ◆
マインドフルネス・トレーニングの第一歩はメディテーション、瞑想です。慣れてくると、いつでもどこでもできるようになりますが、初心者のうちは、外界からの情報をシャットアウトして、瞑想にふける時間を意識的に持ったほうがうまくいきます。
集中力を高めるメディケーションを行う
メディケーションの手順は以下になります。
(手順1)姿勢を整える
(手順2) 呼吸に意識を向ける
(手順3) 自分の感情に意識を向ける
(手順4)思考を整える
これからは、考える前にメディケーションを行います。
おっさんの選択
本書から学んだリーダーシップのポイントは以下の3点です。
1) 身体を整え、感情を整え、落ち着いてから考えること。
2) 怒りの背後にある動機に思いを巡らせること。
3) 集中力を高めるメディケーションを行うこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。