【天下取りの商法】儲かるコツが学べます。
今回の読書メモは『天下取りの商法』です。
本書を手にしたのはビジネス成功のヒントを学びたいと考えたからです。
本書には著者が実践してきた「転か取りの商法」のノウハウがまとめられています。
儲かるコツが学べます。
著者
天下取りの商法―ゼロから1000億円へ (ベストセラーシリーズ〈ワニの本〉)
- 作者: 藤田田
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1983/01
- メディア: 新書
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著者は、日本の実業家です。
輸入雑貨販売店「藤田商店」、「日本マクドナルド」、「日本トイザらス」などの創業者です。
目次
【1章】金儲けはデコボコ道への挑戦だ
【3章】よく働く社員は宝だ
【4章】黙っていては出世できない
【5章】私は頭で天下を取った
【6章】こんな発想があなたにできるか
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
瞬間催眠術を活用せよ
◆63ページ~66ページ◆
この瞬間催眠術は、すべてのビジネスが、勉強し、活用すべきである。銀行は銀行なりの、デパートはデパートなりの瞬間催眠術の利用法というものが、かならずあるはずだ。それを、それぞれ開発すべきである。もっとも、マクドナルドでは、瞬間催眠術を教えているわけではない。「ありがとうございます。コカコーラはいかがですか」そういえ、と教えているだけである。
瞬間催眠術を活用する
相手に感謝を述べ、まずは気持ちよくなっていただく。
その上で、本題を切り出すようにしてみます。
科学する心が儲けを呼ぶ
◆69ページ~73ページ◆
中華料理がうまいのは、あまりにも米がまずいから、美味を追求するあまり、発達してきたといえる。反対に、日本人は米がうますぎるから、伝統の食べものを科学する精神がないのだ。もっとも、そこにマクドナルドのつけ込む余地があったといえるが……。日本人は第二次世界大戦で、レーダーがなかったために負けたという事実をもう一度、思い出すべきである、科学の差に敗れたのだ。科学に敗れた日本人が、またもや、食べもので、科学を忘れている。これは考えなければならないことだ。科学する心が儲かることにつながっていることを、改めて強調しておきたい。
仕事を科学する
人間が口の中にものを吸いこむ解き、もっともおいしいと感じるスピードは、母乳を吸うスピードだそうです。
だからマックシェイクは遅いスピードでしか口に入ってこないようにしているそうです。
また、人間がいらだたずに待てるのは32秒が限度なのそうです。
だからマクドナルドではお客様を32秒以上待たせないようにしているそうです。
会話のスピード、間の取り方、質問の仕方など、自分の仕事に対しても科学していみます。
拍手には客を呼ぶ力がある
◆107ページ~108ページ◆
拍手には、不思議な力がある、と思う、勲章などなかった大昔に、どうやって人を表彰したかというと、拍手である。時代は進んでも、いまだに拍手は効果がある。とくに、子どもに拍手を送るのは、効果が絶大である。
お客様へ拍手を送る
マクドナルドには全国の子供の誕生日が登録してあったそうです。
その子の誕生日が近づくと、誕生カードが送られ、それを受け取った子供が店にくると、居合わせた社員は全員、「おめでとう」といって、その子に拍手をする決まりになっていたそうです。
お客様に対しての「お祝い」「感動」「敬意」などは拍手で表現するようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 瞬間催眠術を活用すること。
2) 仕事を科学すること。
3) お客様へ拍手を送ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。