【思いついたら走り出してしまう人向け】 走りながら考える仕事術が学べます。
今回のオススメ本は、『走りながら考える仕事術!』です。
本書は、思いついたら走り出してしまう方へオススメです。
本書には、著者が起業してから経験された真実がまとめられています。
あなたはどちらのタイプ
あなたは、しっかり準備してから走り出すタイプですか?
それとも、思いついたら走り出し、走りながら準備を進めていくタイプですか?
おっさんは、後者のタイプです。
ですから、タイトルに惹かれて本書を手にしました。
著者は、ひとりでも多くの人に、最短距離で成功をつかんでほしいと考えて、自らの経験を本書にまとめられたそうです。
著者について
著者は、大学卒業後、広告代理店勤務を経て、2003年に日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立された方です。
ビジネスメール、マーケティング、ブランディングなどのテーマで年間100回以上のセミナーや講演をされています。
走りながら考える方法
本書には、走りながら考える方法がまとめられています。
第1章 走りながら考える「時間」術―走るスピード、考えるスピードをアップする
第2章 走りながら考える「効率」論―無駄を省く勇気が効率を生む
第3章 走りながら考える「カイゼン」術―自分だけの勝ちパターンを作る
第4章 走りながら考える「情報」術―情報の本質を見抜き、本物だけを集める
第5章 走りながら考える「営業」術―ストレスのない方法で「選ばれる人」になる
第6章 走りながら考える「対人」力―コミュニケーション能力が可能性を育てる
第7章 走りながら考える「行動力」―人生の地図は自分で描く
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
あなたの値段は「あなたの価値」が決める
◆30ページ~32ページ◆
現在、私は”年商から逆算する”方法で、時間当たりの会社の売上げを決めています。その売上げを生み出すためには、どんな動きをしたらいいのか。自分が他の作業をしている間にも売上げを発生させるためには、どんな仕組みを用意したらいいのか。アウトソーシングという選択肢も含め、私は常に考え続けています。ぼんやりとした時間を過ごせば、それだけ会社にロスが発生することになるのです。目標と、そこから割り出される時給を常に明確にすることで、時間の感覚が磨かれ、効率的な動きをすることができるようになります。
時間当たりの売上げを明確にする
おっさんは営業です。
営業には売上目標があります。その売上目標から逆算する方法で、時間当たりの売上を決めます。
そして、時間当たりの売上に見合った価値が提供できているかを振り返るようにします。
売上に見合った価値が提供できるようになった時、売上目標も達成されていることでしょう。
可能性は「部品」から生まれる
◆206ページ~210ページ◆
人と人を繋げば繋ぐほど、自分を介してできた人間関係の数が増えていきます。自分を介して成功をおさめる人の数が増えていきます。こうして、人と人を繋ぐ「部品」としての自分のポジションが確かなものになっていくのです。私が作った「場」から、どんな可能性が生まれていくのか。これからが楽しみで仕方がありません。
会社と会社を繋ぐ
人と人、または会社と会社を繋いでいきつつ、新たなことに挑戦していきます。
協力することで、今までは、できなかったことをできるようにしていきます。
この会社と会社の繋がりを広げていくことで、常に大きな価値を提供することを目指していきます。
「運」は持つものではなく、つかむもの
◆244ページ~246ページ◆
「メルマガ」という誰もいない場所を見つけられたのは幸運なことかもしれませんが、事業として軌道に乗せ、さらに拡大していく過程の裏には、さまざまな試行錯誤があり、思うように行かないこともたくさんありました。表向き、それが見えていないだけのことです。それなのに、「いま」という瞬間や目に見えるとこだけを見て、そのプロセスを見ていない。もしくは、裏の努力を見ていないのです。他の人のプロセスに着目できない人は、自分のプロセスも大切にできないのではないでしょうか?「ラッキーですね」といった発言をする人に限って、ビジネスがうまくいっていないのはそのためではないかと思えてなりません。
よい結果の裏側にあるプロセスを想像してみる
他の人のよい結果をうらやむのではなく、その結果の裏側にあるプロセスを想像し、学んでいくようにします。その繰り返しから、運はつかめるのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ走りながら考える方法のポイントは以下の3点です。
1) 時間当たりの売上げを明確にすること。
2) 会社と会社を繋ぐこと。
3) よい結果の裏側にあるプロセスを想像してみること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。