【いい仕事をする人を目指す人向け】 情報仕事人のノウハウが学べます。
今回のオススメ本は、『仕事が10倍速くなる最強の図解術』です。
本書は、いい仕事をする人を目指す方へオススメです。
いい仕事をする人は、図解を道具に、情報を選び、それを切り刻み、1つの狙いに沿って組み上げることができます。
本書には、そんないい仕事をする情報仕事人のノウハウがまとめられています。
情報仕事人とは?
本書では、情報仕事人を、「複雑な情報を整理整頓しわかりやすく表現する技術を身につけられた人」と定義しています。
いい情報仕事人に近づくためのトレーニングは以下の3点です。
(1)まずは疑問を見つける
(2)そして調べてみる。
(3)最後に要約してみる。
そんな習慣を身に付けられれば、あなたも「仕事が10倍速くなる」かもしれません。
著者について
著者は、複雑な情報を整理整頓しわかりやすく表現する技術を身につけられた情報仕事人の方です。
IT技術者としての業務経験の間に、複雑な情報を整理整頓し、わかりやすく表現する技術を身につけます。
2003年から著述、および社員研修業務を開始されています。
報告・説明力、図解力、プレゼンテーション等の講師として活躍されています。
情報仕事人のノウハウ
本書には、情報仕事人のノウハウがまとめられています。
第1章 「図解」でスキルアップ
第2章 図解の基本はマトリックス
第3章 ビジネス・フレームワークを図解せよ
第4章 文章を読み解く図解の作法
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「疑問」を乗り越えることで人は成長する
◆55ページ◆
文章と違って、図解したものはタテ読み・ヨコ読み・ナナメ読みしてさまざまな角度で再評価することができますから、その分多くの疑問が湧いてきます。「疑問」が湧けば人はそれを誰かに質問する、現場を観察する、実験する、あるいは資料を読むなどして調べることができます。それは「現実への確かな理解」につながり、「新しい発見」にもつながります。現実を正しく理解すればクオリティの高い仕事ができますし、新しい発見をすればクリエイティブな仕事ができることになります。つまり「疑問」というのは、あらゆる「創造的で良質な仕事」をするために越えなければならない壁なのです。壁を越える、というのは自分が成長するということです。「疑問」の壁を乗り越える数が多ければ多いほど人は成長していけるわけですから、いくつもの「疑問」を短時間で見つけられる「図解」というのは、自分に大きな成長をもたらすための強い味方なんですね。
「タテ読み」「ヨコ読み」「ナナメ読み」する
つまり、一つの情報を色々な角度から眺めることで疑問を見つけるということです。
そして、疑問を見つけやすくする手助けをしてくれるのが図解です。
文章を解読するにも手順がある
◆184ページ~186ページ◆
文章を解読・図解するための4S手順
【Statement】1つの意味だけを明確に表現した短い文のことをステートメントと言う。まずは長い文章をステートメントに分解する。
【Sticky note】Sticky noteは付箋紙のこと。ステートメントを見ながら、適当なキーワードを付箋紙に書き出す作業をする。
【Sequence】Sequence(シークエンス)とは「順序」を意味する。キーワードがきれいな順番で並ぶように試行錯誤を繰り返す。マトリックス化の作業。
【Summary】Summary(サマリー)とは「要約」を意味する。ここまでの間に整理した情報全体をまとめて一言に要約する。
文章を解読・図解するための4Sを実践する
コレ、試してみましょう。
おっさんの場合は、よくサマリーを忘れてしまいます。
最後に、要は何なのか?(So What)と問いかけてまとめる習慣を忘れないようにしましょう。
3枚1組、一直線
◆213ページ~217ページ◆
人間は「疑問が具体的に特定された時」でなければ、ものを考えることができません。ですから、「疑問を見つける」のが理解を深めるための早道なのですね。
疑問を具体的に特定する
疑問って、大切なのですネ。
そして、疑問を見つけるためには、「タテ読み」「ヨコ読み」「ナナメ読み」ですネ。
おっさんの選択
本書から学んだ情報仕事人のノウハウのポイントは以下の3点です。
1) 「タテ読み」「ヨコ読み」「ナナメ読み」すること。
2) 文章を解読・図解するための4Sを実践すること。
3) 疑問を具体的に特定すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。