【勉強はちょっと苦手という人向け】 勉強の意味が発見できるかも?
今回のオススメ本は、『勉学術』です。
本書は、勉強はちょっと苦手という方へオススメです。
著者は、「人生とは、一日一日に、自分がたずさわる事項や仕事に、出会う人々に、かけがえのない意味を見出し、ふつふつとした喜びを感じて生きることだ。」と言われています。本書には、その生き方がまとめられています。
本書を読めば勉強の意味を発見できるかもしれません。
著者について
著者は、ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ばれた方です。
哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評があるそうです。
勉強の意味
本書には、勉強の意味がまとめられています。
【第1章】勉学は独学にかぎる
【第2章】難解な本を読むコツ
【第3章】教養を身につける
【第4章】外国語の独学法
【第5章】考える技術・調べる技術
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
書物だけではなく日々の生活の中からも疑問は出てくる
◆32ページ~34ページ◆
つまり、何もかも漫然と眺め、世にあるものいっさいをあたりまえだと受け止めている限り、疑問は出てこない。子供のように、あらゆるものに「なぜ」という疑いを持たないと知識は得られないのである。しかし、世の中にいる多くの大人はこの新鮮な精神を失っている。
「なぜ」という疑いを持つ
疑問を持ったことを調べることで知識として積み上がっていくのでしょう。
「なぜ」という疑いを持ちながら、世の中を眺めます。
そして、この疑問は「フリーノート」へ書き留めていきます。
とにかく多く読む
◆127ページ~128ページ◆
読む力を直接に育てるのはただ一つ、とにかく読み続けていくということしかない。これは日本語も同じことで、多く読んだ人だけが文章の理解が速く上手くなる。だから、興味のとぼしい外国語の新聞記事を読もうと努力するより、自分が好きで得意な分野の雑誌や本を読むほうがはかどるのは当然のことだ。初学者用のテキストは内容が単純で飽きやすいから、本物の文章を読むのである。
とにかく読み続ける
テーマを決め、狭く、深く学ぶために、とにかく読み続けます。
テーマは「営業」「マーケティング」「思考法」「勉強法」「文章術」などです。
書いておくと疑問が解決できる
◆155ページ~157ページ◆
自分なりに勉強していると、いろんな疑問や発想が自然と出てくるものだ。それを書きとめるためにフリーノートを持つと便利だ。このノートにはたとえば「エレベーターの最初はいつ?」などとメモしておく。これは自分の勉強から派生的に出てきた疑問だ。こうやって記しておくと、いつか偶然のように答えがわかる日が来る。
フリーノートを持つ
フリーノートでは1つのテーマを1ページに書き留めていきます。
おっさんは、EXCELで作ります。
おっさんの選択
本書から学んだ勉強の意味のポイントは以下の3点です。
1) 「なぜ」という疑いを持つこと。
2) とにかく読み続けること。
3) フリーノートを持つこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。