【情報脳を鍛えたい人向け】 新聞を活用した勉強法が学べます。
今回のオススメ本は、『池上彰の新聞勉強術』です。
本書は、情報脳を鍛えたい方へオススメです。
本書には、著者が新聞を有効に活用している勉強法につい説明されています。
新聞との接し方を学ぶことができます。
新聞は、「考える力」「伝える力」などを鍛える道具として、とても有効です。
著者について
著者は、2005年3月までNHK「週刊こどもニュース」でお父さん役を務められ、現在はフリージャーナリストとして活躍されている方です。
新聞を活用した勉強法
本書には、新聞を活用した勉強法がまとめられています。
【第1章】 「ニュースを見る目」は、新聞で養う
【第2章】 まず、何から読んだらいいのだろうか
【第3章】 速読から読解まで池上彰流・新聞の読み方作法
【第4章】 「新聞の読み比べ」で身につく情報力
【第5章】 ネットにテレビに!池上流・メディアミックス新聞術
【第6章】 知れば知るほど面白い、新聞の取材現場
【第7章】 新聞の情報整理術&知的活用術
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
新聞記事は「逆三角形」に書かれている
◆65ページ~70ページ◆
私がもっとも愛する記事です。ベタ記事とは新聞業界の専門用語。新聞の紙面の下のほうに小さく載っている記事のことです。記事の見出しが小さく一段しか出ていないものをベタ記事と呼びます。そのまま姿を消してしまうニュースが多いのですが、その後、そのニュースがどんどん大きくなっていく、というものもあります。新聞は、その時々の担当者が編集した紙面がつくられています。編集責任者がとっさに判断できないニュースが並んだとき、とりあえず小さく記事を掲載します。そのニュース判断をするのは、読者である あなたです。これが、記事を読みこなす醍醐味なのです。
ベタ記事に注目してみる
ベタ記事、初めて知りました。
大きくなるニュースかどうかという視点で注目してみます。
「事実」と「解釈」を区別する訓練が、ビジネスにも役立つ
◆111ページ~114ページ◆
新しい情報に接した場合、「いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、誰が(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)した」の「5W1H」を頭の中で整理しながら、要点をつかんでいく必要性は、誰でも知っているものと思います。その上で一歩進んで、「いま伝えられた情報は確認がとれたことなのか」あるいは「確認されていない情報なのか」を考え、確認されていない場合は、「当人の勝手な憶測なのか」、あるいは「また聞きなのか」を区別してください。常にそれを意識すれば、未確認情報による混乱が防げます。
情報を整理してみる
新聞に掲載されている情報は全て確認されている情報とは限らないのですネ。
「確認情報or未確認情報」「確認情報の場合は、情報の出所を」「未確認情報の場合は、当人の憶測orまた聞き情報」などの視点で情報を整理してみます。
新聞を読むことで書く力をつける
◆233ページ~234ページ◆
このコラムでは、何を言いたいのか。そのために、どんな構成になっているのか。結論は何か。読者の興味をひきながら最後まで読ませる工夫はどんなものなのか。読者を引き込む最初の出だしはどうなっているのか。こんな点を、客観的な目で読み取っていくのです。
コラムを分析してみる
コラムを「構成」「結論」「最後まで読ませる工夫」「最初の出だし」などの視点で分析してみます。
そして、良いところは、自分の文章に取り入れてみます。
おっさんの選択
本書から学んだ新聞を活用した勉強法のポイントは以下の3点です。
1) ベタ記事に注目してみること。
2) 情報を整理してみること。
3) コラムを分析してみること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。