四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【99%無理な仕事をやり切る方法】大きな仕事を成功させる方法が学べます。

 

今回の読書メモは『99%無理な仕事をやり切る方法』です。

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本書を手にした理由は難しい仕事でも、それをやり切る方法を学びたいと考えたからです。

「会社を変えていきたい」「起業したい」「新しいことを生み出していきたい」と考える人へ向けてまとめられています。

本書は、自分の力で、不確実な時代を切り開こうとしている、強い思いを持った人に向けてまとめられています。

新しいことにチャレンジしつつ、もっとも成功の確立が高まる選択をしながら、突き進んでいく方法が紹介されています。

 

著者 

99%無理な仕事をやり切る方法 -孫正義から学んだ仕事術-

99%無理な仕事をやり切る方法 -孫正義から学んだ仕事術-

 

著者は経営者です。

1998年にソフトバンク株式会社に入社し、2000年より同社社長室長になります。

Yahoo!BB事業の立ち上げやナスダック・ジャパンの設立、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)の買収案件など99%無理な仕事を成功に導きます。

その後2006年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト株式会社を設立し、代表取締役社長兼CEOに就任されています。

 

目次

【第1章】孫正義から学んだ仕事術

【第2章】なぜ火中の栗を拾うのか?

【第3章】戦うための布陣を整える

【第4章】リスクや不安をコントロールする方法

【第5章】複雑系」で明日を予測する

【第6章】「過去」と「現在」を細かく分析する

【第7章】不可能を可能にする仕事術

【第8章】短期間で問題を解決する方法

【第9章】孫正義流仕事術」に不可能はない!

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

量が質に転化する

◆46ページ~47ページ◆

孫正義は会社の経営をあらゆる面で数字に落とし込んでいくのですが、その時にはよく1000、1万といった数字が出てきます。たとえば、ビジネスプランをつくる時、普通であれば3パターン程度を考えるかもしれないけれど、孫正義の場合には「1000パターンつくれ」と指示されます。これは、量が質に転化するということとともに、自分で死ぬほど考えることで、ありとあらゆる可能性を搾り出そうとしているのです。では、どのように1000パターンをつくり出せばいいのでしょう。まず、「顧客獲得数」「顧客単価」「設備投資額」「顧客獲得コスト」など、パターンの軸をまず出していきます。そこに、「競合相手が値段を下げたら、うちはこうなる」「上げたら、こうなる」など、さまざまな状況を設定しながら、考えられる組み合わせでつくり上げていくのです。こうした形で、さまざまな仮説を立てることで、あらゆる状況に対応できるようになるのです。

 

ビジネスプランは1000パターンつくる。

自分もビジネスプランは3案程度しか考えていませんでした。

これからはとにかく量をつくることに集中します。

 

不安な理由は「よくわからない」から

◆91ページ~95ページ◆

基本的にはどんな問題でも、ちゃんと問題の振り分けさえできれば。それでほぼ解決の糸口は見つかるのです。とはいえ、できることと、できないことに細かく分けていっても、時には「それでもわからない」ということもあります。その時どうするかといえば、「わからないけど、やる」です。なぜならば、それはやってみなくてはわからないから。しかし、何も考えず、目をつぶって飛び込むのは、無茶です、そうではなく、わからないからこそ、たとえばですが、流通の仕組みや構造、売上と価格の関係とか、さまざまな軸を出して予測を立てた上で、やってみるのです。その結果どうだったのかということを、学習していきます。いろいろ試しながら一気に学習していきます。そうしていると、できない理由は、人なのか、予算なのか、足りないものが見えてくるはずです。足りないものを上司に相談するなどして、足せば先に進むのです。

 

予測を立てた上でやってみる

これはPDCAですね。

この時の仮説も量をつくって、検証するようにします。

 

ビジネスパーソンとしてやるべきこと

◆185ページ~187ページ◆

孫正義ビジネスパーソンに対して求める仕事は、徹底した数値管理に象徴的にみられるように、事実を細かく分析し、判断することです。つまり、プロジェクト・オーナーの孫正義に関わるプロジェクト・マネジャーに求められる仕事術は、できる限り細かく分解して、「できることはできる」という形にすることです。当たり前ではあるのですが、そうしてできることだけを積み上げていけば、最終的にはどんな大きな目標でも達成できてしまうのです。孫正義が示したビジョンに対して、「これだけ大変だけど」「こうすれば達成できる」と数値やデータを駆使して具体的に示すことが求められます。これが明示できれば、解決の道が見えてきます。目の前にあるものを細かく分解して、人を配置し、組織として動かしていけばいいのです。どれだけお金が必要なのか、どんな人材が適任なのか、期間は、スケジュールは、それらを詰めていくだけです。

 

目の前にあるものを細かく分解して詰める

大きいままだと分からず、不安になります。

でも、細かく分解していけば、分かるようになり、不安も解消されます。

大きな仕事や目標は細かく分類して計画するようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) ビジネスプランは1000パターンつくること。

2) 予測を立てた上でやってみること。

3) 目の前にあるものを細かく分解して詰めること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。