四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【何のために働くのか】働く意義を学べます。

 

今回の読書メモは『何のために働くのか』です。 

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本書を手にした理由は、働く意義を自分に問いかけたいと考えたからです。

本書には、「仕事」「人間」「人生」について著者の考えがまとめられています。

金融という極めて合理的な世界にいる著者が、毎日ソリティアでその日の「運」と「機」をチェックしているというエピソードは以外でした。

 

著者 

何のために働くのか

何のために働くのか

 

著者はSBIホールディングス代表取締役CEOの方です。

1974年、大学卒業後、野村證券入社されます。

1995年、孫正義氏の招聘によりソフトバンク入社、常務取締役に就任されます。

現在は、金融、不動産、生活関連サービスなどの事業を幅広く展開する総合企業グループのCEOに就任されています。

 

目次

【第1章】人間は仕事の中で成長する

【第2章】古典が教えてくれたこと

【第3章】あえて艱難辛苦の道を行く

【第4章】誰でも仕事の達人になれる

【第5章】天命をまっとうして生きる

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

よく生きるために欠かせない人間探求

◆35ページ~38ページ◆

人間としての根本を養うために実践するべきこととして、次のようなものがあげられます。

・心の糧になるような本を読む。

・自分が私淑できるような師を持つ。

・さまざまな経験や体験を踏まえて自分を練っていく。

これらを常に意識して、自分で自分を成長させていくように心がけなくてはいけません。そうしないと、いつまでも仕事のとらえ方が浅いままで終わってしまいます。これらは、人間として大きく生きるための下地づくりとして欠かせないものです。

  

人間としての根本を養う

定期的に「仕事のとらえ方が浅くないか?」と自分に問いかけます。

そして、「読書」「師を持つこと」も心がけます。

 

利益は正しい行いの結果でなくてはならない

◆127ページ~130ページ◆

正しいことをやらなければ物事は決して成功しないということを、稲盛和夫さんは人生の方程式に表しました。「考え方×能力×熱意=人生・仕事の結果」これは素晴らしい方程式だと思います。考え方がプラスかマイナスか、つまり正しいか間違っているか。もし考え方が間違っていたら、能力や熱意が大きいほどマイナスが大きくなってしまう。したがって、考え方の間違っている人は決して成功しませんよ、と稲盛さんはおっしゃっているのです。

 

「人生・仕事の結果=考え方×能力×熱意」で考える

大きな仕事をスタートする前には、仕事の結果を「考え方」「能力」「熱意」で分解してみます。

その仕事に「求められる能力」と「現在の能力」とのギャップを埋めるための「考え方」と「熱意」について整理した上で仕事を進めます。

 

ピンチは人間を磨く絶好のチャンス

◆232ページ~233ページ◆

ピンチがやってきたら、それはありがたいと思えばいいのです。「天が我に艱難辛苦を与え給うた」と喜ぶくらい、積極的にそれを取り込んで、必死になって乗り越えようとするところに人間の成長があるのです。問題が難しければ難しいほど、人間は必死になります。それを乗り越えるために、ありとあらゆる手を考えます。そういう体験を通して、人は自分の知恵を磨くことができます。つまり、ピンチとは知恵も人も磨ける絶好のチャンスなのです。

 

ピンチは人間を磨く絶好のチャンスと考える

これからは「ピンチとは知恵も人も磨ける絶好のチャンス」と捉えるようにします。

まずは、そのピンチから逃げずにチャンスとして積極的に受け入れるようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 人間としての根本を養うこと。

2) 「人生・仕事の結果=考え方×能力×熱意」で考えること。

3) ピンチは人間を磨く絶好のチャンスと考えること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。