四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【仕事の魔法】仕事で大切なことが学べます。

 

今回の読書メモは『仕事の魔法』です。

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本書を手にした理由は前作の『営業の魔法』が大変参考になり、著者の他の本も読んでみたいと考えたからです。 

west81.hatenablog.com

 

本書は、前作同様ストーリー仕立てで、仕事に大切なことを教えてくれます。 

今回は北海道に転勤になっていた主人公が9ヶ月ぶりに東京へ戻ってきます。

主任となり、部下も一人できたところから物語はスタートします。

部下といっしょに、以前お世話になった社長を訪問しながら学んでいきます。

  

著者 

仕事の魔法

仕事の魔法

 

著者はプロセールスマンです。

高校卒業後、外資系フルコミッションの営業会社に入社します。

世界142ヶ国に支店をもち200年以上の歴史を持つ外資系営業会社で、入社初年度から2年間連続世界トップ・テンに名を連ねたプロセールスマンです。

退職後は、東京にて大手書店とのコラボレーションによる英会話学校の立ち上げを任され関東有数の有名スクールに育て上げます。

  

目次

【魔法その1】挨拶

【魔法その2】叡智

【魔法その3】夢を語り合う

【魔法その4】言葉

【魔法その5】ただ見ていてあげること

【魔法その6】歴史

【魔法その7】時間

【魔法その8】傍楽

【魔法その9】ご縁

【魔法その10】即動力

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「使ってよいことばと、使ってはいけないことばがある。そして、ことばは命よりも重たい」

◆69ページ~81ページ◆

ことばの四戒

不妄語…でたらめをいってはいけない。

不悪口…人の悪口をいってはいけない。

不両舌…人が仲たがいするようなことをいってはいけない。

不綺語…おべんちゃらをいってはいけない。

 

「ことばの四戒」を実践する

「不妄語」守れていません。

「でたらめ」とならないよう、きちんと下調べを行います。

また、自分の意見の根拠をちゃと説明できるようにもします。

 

「人を育てるということは、五年、十年の先を考えるのではなく、千年、二千年の先を考えること」

◆108ページ~122ページ◆

時間にゆとりを持つこと。それが僕にとって一番大切なことであり、継続し続けていることのひとつでもあった。時間にゆとりがあると、すべての人、すべての出来事に「優しく」なれる。営業は数字との戦いだ。「ゆとり」が心から失われると、ついつい「利」に走り出す自分がいた。紙谷さんから直接学んだ最後の言葉が『先義後利』だった。利益は後で、まず正しい生き方が先だという教え。論語の中から「利を見ては義を思え」という道徳を教えてくださった。

 

時間にゆとりを持つ

『「ゆとり」が心から失われると、ついつい「利」に走り出す自分がいた』

これ、よく分かります。

気持ちに「ゆとり」がなくなると、焦ってしまい、売りが強くなり、お客様との距離がどんどん離れていき、負のスパイラルが回り出します。

時間にゆとりも持って、すべての人に「優しく」なるようにします。

 

「人生は自分のためあらず、大切な仲間を幸せにすることが人生の使命」

◆143ページ~155ページ◆

「もし、自分の人生のためだけに仕事をしているなら、きっと、どんな仕事であろうと、あなたは粘りも熱意もゴールを求める情熱すらなく、不平と不満ばかりを心にためるはずです。あなたが傍楽ことで、あなたの親兄弟はきっと幸せになります。あなたが傍楽ことで、あなたの町はきっと豊かになります。あなたが傍楽ことで、あなたの愛する人はきっと幸せになります。あなたは『頑張り人』なのです」

 

傍楽

傍楽(働く)とは、誰かのために一生懸命になることをいうのだそうです。

誰かが喜ぶ顔を想像しながら働くようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 「ことばの四戒」を実践すること。

2) 時間にゆとりを持つこと。

3) 傍楽こと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。