四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【リーダー向け】「たねやの社長」が答えてくれます。

 

今回のオススメ本は、『商いはたねやに訊け』です。

本書は、リーダーのあなたへオススメです。 

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経営を取り巻く色々なことに対して「たねやの社長」がシンプルに、かつ明確に答えてくれます。

本書には、近江商人である「たねやの社長」の語録がまとめられています。

社長の言葉はとても分かりやすく、心に響きます。

 

著者について 

商いはたねやに訊け―近江商人山本徳次語録

商いはたねやに訊け―近江商人山本徳次語録

 

著者は、「たねやの社長」です。

たねや」は、和菓子・洋菓子の製造販売を行っている会社です。

 

 

たねやの社長」の言葉

本書には、「たねやの社長」の言葉がまとめられています。

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

疑問から新商品が生まれる。

◆28ページ~29ページ◆

わしはいつでも言うてるんや。「なんでや」の「や」は先を見る「や(矢)」だと。なんでや、といつも疑ってみる。そうすると不思議なもんで、人間の血のめぐりが良うなってくるもんや。そんな社員を持った会社は栄える。つねに何事にも「?」、なんでやということ。

 

「なんでや?」と問いかけてみる

「なんでや?」と一旦は疑ってみるようにします。

その疑問から未来が広がり、栄えていくのでしょう。

 

菓子だけで売れる時代ではない。総合力で販売するんや。

◆72ページ~73ページ◆

菓子もまったくそうや。菓子だけで売ってもダメ。食べ方の提案。食べる環境や仕草まで点数に入ってくる。さらにはどういう器を使うてるか。食べるのは椅子か畳か。菓子は腹を満たすものではない。菓子は文化を満たすもんや。なんのためにやってるかを考えないと勝負ができなくなる。それを総括して「総合力」と呼んでるんや。

 

「お客様は何を望んでいるのか?」を考えてみる

「お客様は何を望んでいるのか?」を考えるようにします。

お客様の要望を想像し、それらを満たすために努力を積み上げていくことで、総合力が向上するのでしょう。

 

経営者に必要なのは「志」

◆76ページ~78ページ◆

人間、何のために働いているのかということは大切なことや。何のために、という疑問を持つと、自然に志とか夢を持つようになる。わしもその当時、とにかく儲けんとどうしようもない時期やったから、儲かった夢を見たこともある。しかし、夢を現実にしていくためには、いろんな壁を崩していかんならん。もし間違うてたら、志の原点に帰ったらエエと思うてた。

 

「何のために働いているのか?」という疑問を持つ

この「何のために」を問いかけることが、志や夢へつながっていくのでしょう。

自分に対しても、相手に対しても有効な疑問を投げかけます。

 

おっさんの選択

本書から学んだのポイントは以下の3点です。

 1) 「なんでや?」と問いかけてみること。 

 2) 「お客様は何を望んでいるのか?」を考えてみること。

 3) 「何のために働いているのか?」という疑問を持つこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。