【その心意気やよし】「仕事」「人生」「世の中」に対しての心構えが学べます。
今回の読書メモは『その心意気やよし』です。
本書を手にした理由は、「仕事」「人生」「世の中」に対しての心構えを学びたいと考えたからです。
本書には、著者が若い人びとに対して、いろいろな機会に語ったり、書いたりした内容がまとめられています。
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
みずからを省みる
◆136ページ~140ページ◆
自省の強い人は、自分というものをよく知っている。すなわち、自分で自分をよくみつめているのである。私はこれを”自己観照”と呼んでいるけれども、自分の心を一ぺん自分の身体から取り出して、外からもう一度自分というものを見直してみる、これができる人には、自分というものが、素直に私心なく理解できるわけである。
自分で自分をよくみつめてみる
松下幸之助さんの本に「自己観照」という言葉がでてくるのですが、その意味が分かりました。
これからは定期的に「自己観照」に取り組みます。
鯉と教育と
◆175ページ~178ページ◆
そう考えると、教育とは単に知識や技能を教えることだけではない、ということがはっきりすると思う。教育とは何かというならば、それは人間性を高めることであり、いわば人間をつくることである。言いかえると、人それぞれの人生に対して、正しい生き方、考え方を教えるのが、真の教育であると思う。
まずは自分の人間性を高める
「教育=人間性を高める」
自分自身に対して真の教育を施し、人間性を高めます。
自分の背中を見せることで子どもたちに対しても真の教育をしていきます。
バランスある姿
◆246ページ~250ページ◆
「昔は、物の面と心の面というか、自然の世界と人間の世界の問題とは、2つに切り離されずに、1つのものとして考えられていた。しかし、時代が変わり人智が進むにつれて、自然科学と人間の問題とがかなり明確に区別され研究されるようになった。すなわち前者は”ある”というか、物の存在について考えるが、それと並行して、後者は”いかにあるべきか”という問題を考えるというわけである。ところが昨今はどうかというと、物の面、自然科学の発達には実に目をみはるものがあるが、これに対して心の面なり人間はいかにあるべきかという哲学的な問題については、どちらかというとあまり考えられなくなってきている。だからわれわれは、そのことを反省し、人としてのあり方というものをさらに深く追求して、人に対し世に対して自分たちのできる範囲でなすべきことをなしてゆきたい」と、まあこういう内容の話であった。
「物の面」と「心の面」をバランスよく考える
「ある」と「いかにあるべきか」
両方をバランスよく考えるよう努めます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 自分で自分をよくみつめてみること。
2) まずは自分の人間性を高めること。
3) 「物の面」と「心の面」をバランスよく考えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。