【文章を書くのが苦手な人向け】 書く技術が学べます。
今回のオススメ本は、『考える技術・書く技術』です。
本書は、文章を書くのが苦手な方へオススメです。
本書には著者の経験に基づいた「考える技術」と「書く技術」がまとめられています。
本書を手にして書く技術を学び、向上させましょう。
著者について
著者は、アメリカの大学で日本文学、日本語を教える先生だった方です。
書く技術
本書には、「考える技術」と「書く技術」がまとめられています。
【Ⅰ】頭のウォームアップ
【Ⅱ】視点
【Ⅲ】読書
【Ⅳ】整理
【Ⅴ】発想
【Ⅵ】説得
【Ⅶ】仕上げ
【Ⅷ】まとめ
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
コロッケのたてとよこ
◆30ページ~32ページ◆
つまり、学者のやっている仕事も、日常われわれがやっていることも、それほどかけはなれたものではないのである。簡単に言えばものの表面にあらわれた“見え”と、その背後や深層にかくれている要素との関係、それが法則性をもっているかどうかを考え調べることが、頭のはたらきの中でもっとも重要な部分、ということだ。したがって、頭をよくするためには、型把握のつぎにはこの関連づけに敏感になるような練習をすればよいわけである。
型把握と関連づけに敏感になる
まずは「どのような構造になっているのか?」、その型を把握します。
次に「どうすればうまくいくのか?」、その法則性を考えます。
物事をこのように捉えるよう練習します。
「いつも」「みんな」はタブー
◆42ページ~44ページ◆
これに陥らないためには、「自分の調べたかぎりでは」とか「与えられた条件下では」などという情報・資料の限界を示して、その範囲の中では「みんな」「いつも」とするか、「みんな」「いつも」を消して、「何十パーセントは」というふうに数値化すべきである。それを怠ると、政治家やコマーシャルの言語のように、情動的な表現になってしまって、説得力がなくなってしまう。ちょうど、子供が「・・・チャンも ・・・チャンも、みんな買ってもらって持ってるんだよ」というのと同じように。
「誰が」「どのくらい」を明確に表現する
おっさんも「みんな」とか「いつも」を使っていました。
これからは「誰が」「どのくらい」を明確に表現するようにします。
「だきこめ」「なめられるな」「のせろ」
◆132ページ~134ページ◆
それは、大体つぎの3つの技術に分類できるようである。第一が、読者を自分の味方に引きずり込む技術。第二は、読者の信頼・尊敬を得る技術。第三は、読者を自分のリズムに乗せる技術。あまり上品な言い回しではないが、この3つを「だきこめ」「なめられるな」「のせろ」と若い人に解説することもある。
「共感」「説得」「質問」の技術を高める
どうすれば「だきこめ」るのか?そのカギは共感の技術でしょう。
どうすれば「なめられ」ないのか?そのカギは説得の技術でしょう。
どうすれば「のせ」られるか?そのカギは質問の技術でしょう。
これら3点をよく考えるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ英語のポイントは以下の3点です。
1) 型把握と関連づけに敏感になること。
2) 「誰が」「どのくらい」を明確に表現すること。
3) 「共感」「説得」「質問」の技術を高めること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。