【考えることが仕事という向け】 考えるための21の道具を学べます。
今回のオススメ本は、『考具』です。
本書は、考えることが仕事という方へオススメです。
本書には、考えるための21の道具がまとめられています。
おっさんの1番のお気に入りは、「5Wマンダラ」です。
| |WHAT| |
|WHERE|WHO |WHEN|
| |WHY | |
これからはこのフレームを使って思考しようと思います。
著者について
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 37人 クリック: 305回
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著者は、大手広告会社へ勤務されている方です。
クライアントのブランド価値を高めるための情報戦略の企画実施業務に携わられています。
考えるための道具
本書には、考えるための道具がまとめられています。
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
アイデアとは自由奔放な発想
◆25ページ~30ページ◆
彼は見せる見せないはともかく、50枚書いています。見えないから中身は分からないですが、とにかく50枚は書いた。この事実がとっても重要だ、と知ってください。おそらく今までは「こりゃないや」と思ったらそのまま頭の中で消滅させてました・・・ね。それ、今日から禁止です。頭の中で消していいのはエキスパートのみの特権だと思ってください。下らないことでも何でも、全部紙に書いてみてください。それは全部、「あなたが考えたアイデア」なのです。あなたの知的作業の成果です。
1つのテーマで50のアイデアを出す
これからは、1つのテーマで50のアイデアを出すことに挑戦します。
「量が質に転化する」とよくいいます。
おっさんの場合、全く考える量が足りていませんでした。
考具その13 オズボーンのチェックリスト
◆147ページ◆
オズボーンのチェックリストは全部で9カ条。
◆転用したら?現在のままでの新しい使い道は?
◆応用したら?似たものはないか?真似はできないか?
◆変更したら?意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる?
◆拡大したら?大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?
◆縮小したら?小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?
◆代用したら?代わりになる人や物は?材料、場所などをかえられないか?
◆置換したら?入れ替えたら、順番を変えたらどうなる?
◆逆転したら?逆さまにしたら、上下左右・役割を反対にしたら?
◆結合したら?合体、混ぜる、合わせたらどうなる?
オズボーンのチェックリストを試す
50のアイデア出しに行き詰った時には、オズボーンのチェックリストを試してみます。
アイデアというのは、奇抜な新しいモノではなく、既存のモノの組み合わせなのですネ。
オリジナルアイテム
◆230ページ~231ページ◆
考具の目的は結局のところ情報やアイデアのネタ素を発見し吸収すること、そして集まった要素を組み合わせて直面する課題を解決するアイデア・企画を考え出すことでした。であれば、あらゆるものがアイデアのヒントになる可能性を秘めています。あなたの周りにある事象をうまく取り込んだり、組み合わせたりすることができれば、それがアイデア。これ、忘れないでください!アイデアのヒントは至るところにあります。わたしたちが発見できるか、が大事なんです。ヒントたちを探しているか、見つけようとして問いかけているか、がポイントになってきます。
自分にテーマを問いかけ続ける
私たちの周りにはアイデアの素で溢れています。
自分自信にテーマを問い続ければ、アイデアのヒントは向こうから近づいてくるのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ考えるための道具のポイントは以下の3点です。
1) 1つのテーマで50のアイデアを出すこと。
2) オズボーンのチェックリストを試すこと。
3) 自分にテーマを問いかけ続けること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。