【ものの見方検定】思考の選択肢を拡げられます。
今回の読書メモは『ものの見方検定』です。
本書を手にした理由は、ものの見方の幅を拡げたいと考えたからです。
不幸の中にも幸せは隠れています。
不幸の背後にひそむ希望に目を向ける見方もあるのです。
人の心は(1)~(6)のように流れます。
(1)出来事
(2)思考(考え方・捉え方)
(3)感情
(4)行動
(5)相手の反応
(6)結果
起きた(1)出来事をどう捉え、どう考えるかという(2)思考が変わると、(3)感情に変化が起き、(4)行動に違いがあらわれ、(5)相手の反応が変わり、(6)結果が変わるのです。
本書には、(2)の選択肢を広げるためのものの見方がまとめられえいます。
著者
著者は、作家、コピーライター、漢字セラピストの方です。
日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏から心理学を学び、心理カウンセラー資格を取得しています。
目次
【第1章】天才たちの見方道
【第2章】お金の見方
【第3章】「夢を叶える見方」
【第4章】マイナスがプラスに反転する見方
【第5章】心がピカーンと晴れわたる人生の見方
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
秋元康式・運の見方
◆36ページ~45ページ◆
運がいいと思えるということは、実は、思考に革命が起きていることになるのです。運がいいということは、自分の向かう未来は、×ではなく〇だと思えるからです。だって運がいいんですから。つまり、嫌なことや辛いこと、思い通りにいかない現実に直面しても、その先には〇が待っていると思えること、嫌なことが、未来を阻む「壁」ではなく、未来へつながる「扉」だと思えるようになるのです。「壁」だと思えば、あきらめてしまう人も出るでしょう。でも、「扉」だと思えばあきらめない。すると、1ミリ先に届くのです。自分は運がいいと思うことは、いろいろ起きるだろうけど、最後はハッピーエンド。未来はバラ色だって決めちゃうことになるんです。
自分は運がいいと思う
嫌なことは、未来を阻む「壁」ではなく、未来へつながる「扉」なんだ。
そう思えば、チャレンジする気持ちも高まります。
そして、チャレンジできる機会に巡り合えたことを運がいいと思うようにします。
大富豪の見方
◆46ページ~59ページ◆
宇宙にははったひとつだけ大原則があるのです。大きな流れのなかで見たら、「全体が栄えていく方に流れていく」という大原則です。なぜなら、自分だけよければいいという人が増えたら、この宇宙は先細りしていくことになります。それは天の意志に反します。全体を思いやり、分かち合おうという意志こそが、天の意志です。だから、そこに寄り添う人の人生は天の流れに沿うことになるのです。流れに沿って生きるか、逆流して生きるか、それによって行き着く先は天と地ほどに違います。
「お金っていうのはね、
喜ばせたら
増えるんだわ」竹田和平
全体を思いやり、分かち合う
自分が喜ぶことではなく、人を喜ばせることを考え、取り組みます。
それが、回り回って、自分のところに戻ってくるのでしょう。
矢沢永吉式・30億円の借金の見方
◆85ページ~95ページ◆
人生最大の目的は、たくさん稼ぐことではありません。成功して、有名になることでもありません。人生の究極の目的は、自分が自分になること。自分史上、最高の自分になることです。矢沢永吉が矢沢永吉になれた。これは、30億円をも上回るギフトだったといっていいでしょう。矢沢永吉さん、現在65歳ですが、すごくいい顔をさえていますよね。まさに顔からもう物語っている。試練をくぐりぬけた男の顔をしています。
「僕は皆さんにも言いたいね。
リストラされたって、
借金を背負ったってそれは役だと思え。
苦しいけど死んだら終わりだから、
本気でその役を生き切れ。
つまり視点を変えれば、
気持ちが切り変わるってことなんだ」 矢沢永吉
自分の役を生き切る
どんな事が起きても、それを役だと思い、楽しみながら、生き切るようにします。
自分も永ちゃんみたいに生き切りたいです。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 自分は運がいいと思うこと。
2) 全体を思いやり、分かち合うこと。
3) 自分の役を生き切ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。