四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【新 独学術】効果的な勉強法が学べます。

 

今回の読書メモは『新 独学術』です。

本書を手にした理由は今後の勉強のヒントを得たいと考えたからです。

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著者 

新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法

新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法

 

著者は大学卒業後、商社にて金融投資業務を担当されます。

その後、シカゴ大学経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得。帰国後、コンサルティング会社に入社し、金融・消費財・製造業など幅広い業界において経営コンサルティング業務に従事されます。

現在は、外資投資ファンドにて投資実行・経営支援に従事されています。

大手学習塾の取締役を務めるなど教育ビジネスにも精通されています。

 

目次

【第1章】高いレベルで働くための「独学の技法」

【第2章】最重要の「教養」を効率的に取り込む

【第3章】最強の知的武器「論理力」を鍛える

【第4章】必要な「英語力」を最速で手に入れる

【第5章】独学の効果を「最大化」する

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

倫理で学ぶ「ビジネス分析」の手法

◆76ページ~79ページ◆

今でしょ!」でおなじみの林修氏が少し前に、人間の思考の基盤は「類比」と「対比」と「因果」によって成り立っていると指摘していましたが、わかりやすい説明に思いました。つまり、「同じ部分を見つけること」と「違いを見つけること」、そして「(それらが同じであったり違っていたりする)原因を見つけること」。これによって、人は物事を深掘りして考えられるというわけです。林氏はデカルトの「方法序説」を愛読書に挙げていますが、この発想もデカルトに影響を受けたものだと思います。この「類比・対比・因果」は日常のさまざまな問題に応用の利く思考のフレームワークです。実際、倫理学史上の重要な発見もビジネスでの事例分析も、突きつめれば、まさにこの「類比・対比・因果」によってなされているといえます。こうした思考法もまた、倫理を学ぶにしたがって身につけることができます。

 

「類比・対比・因果」で考える

「同じ部分を見つけること」「違いを見つけること」「(それらが同じであったり違っていたりする)原因を見つけること」

この3つの視点で物事を深掘りして考えるようにします。

 

「そもそも」は視野が広い人の口癖

226ページ~228ページ◆

優秀なコンサルタントは、みんなが手段論に終始しているときに、「そもそも、このプロジェクトをやる目的ってなんだろう」と投げかけます。この一言で、議論の参加者の思考や視点が一気に切り替わることがよくあります。「そもそも」の観点で一歩引き下がることで、視野の広い世界観で問題をとらえることができるのです。このように「そもそも」と考えて前提を見直す(あるいはひっくり返す)ことをマッキンゼーでは「ステップバックする」と言っていました。プロジェクトチームなどでも、この「そもそも」によってステップバックができる人は存在価値が高いと見なされていました。

 

「そもそも」と考えて前提を見直す

考えに行き詰った時には「そもそも……」と問いかけ、視野を広げた上でテーマをとらえ直すようにします。

 

「難しい」「わからない」を禁句にする

◆237ページ~238ページ◆

目まぐるしく技術や環境が変化し、企業や個人が抱える問題が複雑化する中、「まったく同じ例が過去にあり、そのまま当てはめればこの問題は解決する」という類の問題はありません。それでも問題を解決するために、限られた情報や経験の中から知恵を絞って意見を出すことが求められているのです。「難しい」「わからない」を口癖にしている人は、いますぐこれを禁句にしてください。その代わりに、「いまある情報で考えられることですが……」「間違っているかもしれませんが……」などと前置きして、何らか意見を言うようにしてみてください。これだけでも周囲からの評価は上がるはずです。

 

今ある情報で考えてみる

「難しい」「わからない」の言葉は使っています。

これからはこれらの言葉は使わないようにします。

そして、今ある情報で仮説を考え、検証しながら前へ進むようにします。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 「類比・対比・因果」で考えること。

2) 「そもそも」と考えて前提を見直すこと。

3) 今ある情報で考えてみること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。