四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【小さな会社の社長向け】 すごい社長の事例が学べます。

 

今回のオススメ本は、『小さな会社のすごい社長!』です。

本書は、小さな会社の社長へオススメです。

本書には、お客作りの80%を占める「営業対策関連」について、16人のすごい社長の事例が紹介されています。

改めて、「顧客」と「地域」を絞ることの大切さを学びました。

そして、まだまだやれることはたくさんあると勇気付けられます。

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著者について 

 著者は、営業戦略のコンサルタントの方です。

経営のやり方について悩んでいる社長や後継者・創業希望者の方々へ、実践事例をもとに「経営のルール=戦略」をわかりやすく伝える「語り部」「伝道師」になることをミッションに活躍されています。

 

すごい社長の事例

本書には、すごい社長の16の事例がまとめられています。

 1 間口2間でもダントツに売る鮮魚店

 2 赤字から新商品売り込みの仕組みを作った空調メンテナンス会社

 3 最後発から激戦を勝ち抜いた県内1位のタクシー会社

 4 地方でも訪問営業をゼロにする住宅リフォーム会社

 5 事業に失敗後、集客システムで成功したIT会社

 6 10名の会社からダントツシェア65%を取った医療機器会社

 7 3%市場の輸入車業界で西日本ナンバーワンの輸入車部品販売会社

 8 社員5名、優良顧客を作る仕組みを持つ店舗設計会社

 9 薄利激戦、粗利を確保する仕組みで勝ち残る酒店

 10 負債3億円から活路を見出したクリーニング会社

 11 1つの仕事から成功したポストカード通販会社

 12 倒産の多い業界でもお客が集まる美容室

 13 夫が倒れ、倒産寸前から立て直した自動販売機管理会社

 14 借金2000万から年商7億、時間とアイデアで勝ち取った飲食会社

 15 苦手な営業から、ハガキシステムで受注74%を取る測量会社

 16 50歳で創業、お客数を増やし続ける照明器具販売会社

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

全国をブロックに分けて1つひとつ攻める

◆29ページ~33ページ◆

私は数値化したり法則化したり物理的数学的に考えるのが性に合っています。小さな会社は販売のステップを細かく分けて進み、各段階で小規模な実験を行い、反応率をチェックしながら安全ならば次に進む、数値をもとにした慎重さが必要です。数値化すると販売の状態がわかりやすくなり、大きな失敗も避けられることになります。

 

販売のステップを細かく分ける

これが、売れる仕組みをつくるための基本的なアプローチです。

販売の流れを理解し、個々のステップひとつずつの完成度を常に高めていけるよう取り組みましょう。

 

生命線の配達時間を時間距離で計る

◆137ページ~140ページ◆

地域を絞り、集中的にアプローチしていくとお客の数が増えました。半年間のテストで配達時間片道3分30秒の地域に1ヵ月で35件、半年で200件の新規客ができました。売上げは半年で40%、粗利額で10%伸びました。何よりもお客の数が増えました。これが1番の財産です。地域戦略の強さです。半径1キロ以内だけで1万5000世帯、年間7億円、半径1.5キロ以内では3万世帯、年間15億円の市場があります。私はこの中で26%を取ることが目標です。

 

「顧客」と「地域」を絞る

顧客を絞る、地域を絞ることの大切さを学びました。

 

成功するには年間6,000時間働くしかなかった

◆209ページ~212ページ◆

私は5年間以上、年間6,000時間働いてきました。今でも365日、年間5,000時間働いています。休みは取りません。それがあるから今があると思います。お金がなくてやっていくには時間しかありませんでした。中途半端に4,000時間しか働いていなかったら今はありません。圧倒的な時間戦略。量の拡大が質を高め、戦略を生み、業績につながっている。

 

量を拡大し、質を高める

「年間6,000時間働く」、この気持ちが量を支え、やがて質に変わり、最後に結果が変わってくるのでしょう。

6,000時間を365日で割ると16.5時間/日です。

午前9時から午前1時30分まで働く計算になります。

おっさんには、ちょっと真似できないか…

 

おっさんの選択            

本書から学んだすごい社長のポイントは以下の3点です。

 1) 販売のステップを細かく分けること。

 2) 「顧客」と「地域」を絞ること。

 3) 量を拡大し、質を高めること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。