四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【聴き方が気になる人向け】意思が通じ合うスーパーリスニングとは?

 

今回のオススメ本は、『聴き方革命』です。

本書は、聴き方が気になる方へオススメです。

意思をスムーズに通じ合わせるためのスーパーリスニングについて学べます。

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あなたはどんな聴き方をしていますか?

おっさんの場合は、「できるかどうか?」で、聴いています。

本書では4つの聴き方が紹介されています。

その4つとは・・・

 1)勇(達成的傾聴:できるかどうか?)

 2)親(親和的傾聴:関係あるかどうか?)

 3)愛(献身的傾聴:好きかどうか?)

 4)智(評価的傾聴:わかるかどうか?)

自分の聴き方が気になる方は、もう少し読み進めてみてください。

 

著者について 

聴き方革命 スーパーリスニングならすべてはうまくいく

聴き方革命 スーパーリスニングならすべてはうまくいく

 

 著者は、東証一部企業の代表取締役も務められたことのある心理学者です。

現在は一般社団法人の会長を務められています。

 

スーパーリスニング

「スーパーリスニング」とは、「相手の聴き方」「自分の聴き方」を自在に同調させることで、お互いの意思がスムーズに通じ合うようにする聴き方をいいます。

本書には、その「スーパーリスニング」についてまとめられています。

 第1章 人は同じ話を聴いても異なる聴き方をしている

 第2章 聴き方から人の本質をつかむ

 第3章 聴き方革命

 第4章 四つの聴き方を自在に使いこなすスーパーリスニング

 第5章 人生を拓く内なる声のスーパーリスニング

 第6章 本当の自分を磨くスーパーリスニング

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

人生を好転させる「運命比率」51対49の法則

◆165ページ~167ページ◆

聴こえてきた「内なる声」に対して、「あ、これは善なる声だ」とか、あるいは「これは悪なる声かもしれない」と口に出して言ってみることです。「善なる声」「悪なる声」と言葉にして口に出すことによって、それらの声との距離ができます。自分にまとわりつくその声を切り離すことができるようになり、かわって本当の自分の「審判する声」が聴こえてきます。つまり、「善」「悪」二つの声の区別が次第につくようになってきます。これは自分の言動をもう一人の自分が見るということです。怠惰な自分、勤勉な自分、プラス思考の自分、マイナス思考の自分、それらのいずれも心の動きであって、自分そのものではありません、それを見て判断するもう一人の自分がいる。それこそがあなたの「魂の声」であって、この声を成長させることができれば、大きなパワーを持つことができるのです。私はこれを「自分を磨く」、つまり「魂を磨く」ことだと考えています。

 

「魂の声」を育てる

「内なる声」に耳を澄まし、その声に対して「善」「悪」を判断するようにします。

この経験を重ねていくことで、「魂の声」が育っていきます。

日頃、おっさんは、せっかちで、失敗するケースがよくあります。

心の中で、このようなプロセスを踏むことで、人としての落ち着きが出てくるようになって、失敗も減らせるかもしれません。

 

聴き方を超える三つのステップ

◆180ページ~186ページ◆

[ステップ3]自分と人の聴き方を聞き分け、自分の本質に秘されたものを受け容れることができたなら、次は他の聴き方を訓練することになります。四つの聴き方を自在に使えるようにする訓練です。

 

聴き方を鍛える

本書では聴き方を鍛えるステップとして、以下の3ステップが紹介されています。

【ステップ1】自分や人の聴き方を観察する

【ステップ2】自分の聴き方を基礎づけている自分の魂が持つ天命を自覚してみる

【ステップ3】4つの聴き方を自在に使えるよう訓練する

ステップ1に入る前に、まずは自分で、色々な聴き方を試してみます。

先程もお話ししましたが、おっさんの場合、「できるかどうか?」で聴いている場合が多いです。これからは、「関係あるかどうか?」「好きかどうか?」「わかるかどうか?」も意識し、試してみます。

 

人は共通の目標に向かっている

◆191ページ~194ページ◆

スーパーリスニングはあなたの志と意図に基づいて常に意識されていなければなりません。意識には二つのレベルがあり、一つは相手を理解しようというはっきりした意図を持って接することです。相手を理解しようとする気持ちがなければ、相手の聴き方は聴こえません。愛が必要なのです。もう一つは、私が「天命」と呼ぶもので、あなたの人生に与えられた果たすべき使命、あなたの聴き方が指し示している、人生で一貫して求めているものを意識することです。この意識が希薄になるとスーパーリスニングも弱くなります。つまりスーパーリスニングは、あなたが日常的に自分の志と意図をどれだけ意識して持ち続けるかによって強くもなり弱くもなるのです。

 

天命を意識する

0から1を創り出すことに「やり甲斐」や「おもしろさ」を感じます。

新しい営業の仕組みを造り、新しい顧客を創造することが、天命のように感じます。

したがって、「おっさんの天命=創造」ではないでしょうか。

そう考えると「できるかどうか?」とは、「創造できるかどうか?」という観点からの聴き方なのかもしれません。

 

おっさんの選択            

本書から学んだスーパーリスニングのポイントは以下の3点です。

 1) 「魂の声」を育てること。

 2) 聴き方を鍛えること。

 3) 天命を意識すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。