【英語が嫌いな人向け】英語の勉強を楽しく続ける方法
今回のオススメ本は、「脳科学的に正しい英語学習法」です。
本書は、「何年やっても英語が上達しない」「今さらやっても無駄だ」「より効率的に上達したい」「英語の勉強が嫌い」などと思われている方へオススメです。
ちなみにおっさんの悩みは、「何年やっても英語が上達しない」です。
何年やっても英語が上達しない
おっさんの英語の勉強は、中学校1年生から始まりました。
ですから、もう35年くらい勉強しています。でもあまり上達していません。
あなたはどうですか?
あなたも、英語が上達しない人でしたら、いっしょに脳科学の視点から見た,効率的に上達するための英語学習法を確認していきましょう。
著者について
著者は、お医者さんです。
脳の研究を行っているMRI画像診断の専門家の方です。
これまで1万人以上の脳画像を分析し、脳の視点から見た能力開発や学習障害の改善を専門に活動されており、MRI診断に基づく脳が成長する医療を実践されています。
「英語はモチベーションがすべて」と著者は言います。
そのためには、1週間分のモチベーションをつくり上げることが特に重要なのだそうです。本書を参考に、英語のモチベーションが上がる勉強法を学びましょう。
英語はモチベーションがすべて
本書には、脳科学から見た6つの英語の学習法がまとめられています。
Chapter1 脳科学者が教える大人のための学習法
Chapter2 脳科学的に正しい英語学習の始め方
Chapter3 脳科学的に正しい【英単語学習法】
Chapter4 脳科学的に正しい【リスニング学習法】
Chapter5 脳科学的に正しい【スピーキング学習法】
Chapter6 脳科学的に正しい【リーディング学習法】
Chapter7 脳科学的に正しい【ライティング学習法】
Chapter8 脳科学的に正しい【英文法学習法】
Chapter9 脳科学的に正しい【英語脳をつくる習慣】
英語学習をサポートする8つの脳番地は以下の通りです。
1) 思考系脳番地
人が何かを考えるときに深く関係する脳番地です。英語を使う際は、話す内容や書く内容などのコンテンツを考えるとき、言葉の配列を考えるときなどに働きます。
2) 感情系脳番地
喜怒哀楽などの勘定を表現するのに関わる脳番地です。スピーキングやライティングなど、英語表現において、大切な役割を果たします。
3) 伝達系脳番地
コミュニケーションを通じて、意思疎通を行う脳番地です。英語でコミュニケーションする際、情報を操作する役割を担います。
4) 理解系脳番地
与えられた情報を理解し、将来に役立てる脳番地です。英語で与えられた情報を理解し、将来に役立てる脳番地です。英語で与えられた情報も、当然、この脳番地が機能することで理解が可能になります。
5) 運動系脳番地
体を動かすこと全般に関係する脳番地です。英語学習においては、口を動かして英語を発音するときに深く関与します。
6) 聴覚系脳番地
耳で聞いたことを脳に集積させる脳番地です。英語のリスニングの際に働きます。
7) 視覚系脳番地
目で見たことを脳に集積させる脳番地です。リーディングを行うときや、外国人との会話で表情やジェスチャーなどを見るときに関わります。
8) 記憶系脳番地
情報を蓄積させ、その情報を使いこなす脳番地です。英語学習においては、単語を覚える際などに重要な働きをします。
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
「させられ思考」ではなく「したい思考」で学習する
◆46ページ~47ページ◆
脳には、受け身で「やらされている」と感じる「させられ思考」と、能動的な「したい思考」があります。「させられ思考」のまま英語を学ぼうとすると、英語を聞いても聴覚系脳番地が受け身になってしまいますし、英語をいやいや読んでいれば、やはり視覚系脳番地が受け身になってしまいます。脳を鍛えるという行為は、明確な意思のもとに行わなければ効果が期待できません。脳番地を鍛えるときは、「させられ思考」を「したい思考」に変えることが重要なのです。
「したい思考」で学習する
「したい思考」になるためには、英語の勉強が楽しいことが大切です。おっさんの場合、学習結果が記録として残るようにしています。学習結果を振り返ると、こんなに勉強したんだと感じられ、楽しくなります。
漢字のイメージと一緒に英単語を覚える
◆57ページ~58ページ◆
この違いは、単語の覚えやすさの差に直結します。映像でイメージできるものほど、脳は記憶しやすいのです。また、形がイメージできるだけでなく、色が伴うと、より覚えやすくなります。たとえばzebra(シマウマ)という単語を聞けば、白黒のシマウマをぱっとイメージできますから、こうした単語は記憶に残りやすいと言えます。
イメージといっしょに英単語を覚える
単語を覚える時は、グーグルで画像を確認しながら覚えるようにします。そうすれば忘れにくくなるようです。
耳で聞きながら、マネして声も出す
◆114ページ~115ページ◆
シャドーイングには、リスニングよりも伝達系脳番地が刺激されるという特徴があります。これは、望月肇氏(弓削商船高等専門学校)らの脳科学実験のデータからも明らかにされています。また、「耳で聞く」ことと「口を動かして話す」ことを同時に行うことにも意味があります。同時処理では、フォノロジカルループを活性化して思考系脳番地の活動が高まるのです。このようなことから、リーディングとシャドーイングでは、シャドーイングのほうがスピーキング力が伸びるスピードが速いと考えられます。
シャドーイングやっています。脳科学的に見ても正しい学習法なのですネ。
おっさんの選択
本書から学んだ英語の勉強に役立つポイントは以下の3点です。
1) 「したい思考」で学習すること。
2) イメージといっしょに英単語を覚えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。