四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【同じ条件、同じ時間で 10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人】仕事の効率を上げるヒントが学べます。

 

今回の読書メモは『同じ条件、同じ時間で 10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人』です。 

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本書を手にした理由は仕事の効率を上げるヒントを学びたいと考えたからです。

本書では「成果の上がる人の行動特性」と「成果の上がらない人の行動特性」を比較しながら、どのようにすれば成果を上げられるようになるかを説明しています。

今と同じ時間を使いながら、そして今と同程度の労力で、今よりも大きな成果を上げ、高い評価を得られるヒントを学びましょう。

 

著者 

著者はインバスケット・コンサルタントです。

大手流通業にて、さまざまな販売部門を経験し、スーパーバイザー(店舗指導員)として店舗指導や問題解決業務に従事されていました。

その経験を活かし、株式会社インバスケット研究所を設立します。

現在は、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活躍されています。

 

目次

【第1章】こう考えて動きなさい:成果を上げるシンプルな原則

【第2章】10倍成果を出す人、10分の1しか出せない人

【第3章】「評価の高い人」がしていること:成果を評価につなげる方法

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「二人称」で話せば、納得してもらえる

◆132ページ~134ページ◆

私自身、いろんな場面ですぐに「私は」という言葉を使ってしまいそうになりますので、とくに人前で話をするときなどはできるだけ「私は」を使わないよう心がけています。その代わりに、できるだけ「みなさんは」「〇〇さんは」という言葉を使うように意識しています。たとえば電車が遅れて打ち合わせで遅れたときに、皆さんは相手の方にどのような声をかけますか。「すみません、遅くなりました。じつは電車が遅れてしまいまして……」これは一人称のお詫びです。二人称でお詫びをすると次のようになります。「すみません、遅れてしまいまして。かなりお待ちになられたのではないでしょうか」自分の事情ではなく、相手を主語にして話すことで、こちらの話に耳を傾けてもらうのです。商談でも、自社や自社製品のすごさばかりを前面に出してくる営業マンがいますが、これでは成果は上がりません。成果が上がる人は、相手の悩みや都合を聴きながら、「それなら私たちが役に立てるかもしれません」という形で話をします。成果が上がる人の話の主語は「相手」、成果が上がらない人の話の主語は「自分」。ほんの少しの違いで印象が大きく変わるのです。

 

相手を主語にして話す

成果が上がる人の話の主語は「相手」、成果が上がらない人の話の主語は「自分」です。

自分は「私は」という言葉を使って話していることが多いです。

これからは相手を主語にして話し、こちらの話に耳を傾けてもらえるようことを意識します。

 

「自分の都合」は隠しとおす

◆192ページ~194ページ◆

成果の上がる人は仕事を進める際、自分の都合を前に出しません。たとえば気の利かない人なら、「明日はちょっとスケジュールが立て込んでおり、少し難しいです」と言ってしまうような場面でも、「じっくりお話をお聞きしたいので、明後日はご都合いかがでしょうか?」といった言い方に変えることができます。自分の都合を優先するのではなく、相手を尊重するかたちで話すのです。相手にとっては、利害関係だけでつながっていると感じながら商談をするのと、尊重されていると感じながら話をするのとでは、その案件に対する姿勢が大きく変わってきます。

 

自分の都合を前に出さない

成果の上がる人は相手を尊重し、成果の上がらない人は自分の都合を優先します。

これからは自分の都合を優先せずに、相手を尊重するかたちで話すようにします。

 

なぜ、その成果は評価されないのか?

◆243ページ~244ページ◆

成果には、評価されるものと評価されないものがあります。いかにおいしい料理をつくっても、他人がおいしいと認めなければ評価されません。毎日一番早くオフィスに出勤し続けたからといって評価されるわけではありませんし、難しい課題をクリアしても、それが誰にも求められていなければ誰にも評価されません。成果を評価につなげることのできる人は、自分が目指している成果が「自分のための成果なのか」、それとも「相手や組織のための成果なのか」を判断しています。この判断をする方は非常に少数です。

 

相手や組織のためを考える

成果の上がる人は「相手や組織のためになること」に取り組み、成果の上がらない人は「自分のためになること」に取り組みます。

これからは相手や組織のためになることを優先します。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 相手を主語にして話すこと。

2) 自分の都合を前に出さないこと。

3) 相手や組織のためを考えること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

 

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

 

よろしくお願いいたします。