【企業経営者向け】成果を上げる経営を実現するポイントが学べます。
今回のオススメ本は、『創造する経営者』です。
本書は、企業経営者のあなたへオススメです。
成果を上げる経営を実現するコツが学べます。
経営者が、「より少ない労力」と「より少ない時間」で、「より大きな力を振るう」助けとなることを目的にまとめられています。
本書は「事業戦略」と呼ばれるジャンルの中で、世界最初の本だそうです。
著者について
- 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 単行本
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著者は、マネジメントの父、ドラッカーです。
20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想家です。
「分権化」「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」など、マネジメントの主な概念と手法を生み出し、発展させた方です。
成果を上げる経営
本書には、成果を上げる経営のポイントがまとめられています。
【第1部】事業の何たるかを理解する
【第2部】機会に焦点を合わせる
【第3部】事業の業績をあげる
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
企業の本業は3種類
◆2ページ~5ページ◆
明日の問題に取り組むには、その前に今日の問題を時間をかけずに効果的に解決しなければならない。そこで今日の仕事に対する体系的なアプローチが必要とされる。企業にとって今日行うべき仕事は3つある。
・今日の事業の成果をあげる。
・潜在的な機会を発見する。
・明日のために新しい事業を開拓する。
潜在的な機会を発見する
潜在的な機会の発見するためには、お客様のことをよく知る必要があります。
お客様のことをよく観察し、よく質問する。
とにかくお客様のために、よく考える姿勢が大切だと思います。
わが社が得意とするものは何か
◆149ページ~153ページ◆
自社の知識を把握するための知識分析の最善の方法は、自社が成功してきたものと失敗してきたものを調べることである。自社が得意とするものは、自社と同じようなマネジメントが行われており同じような能力をもつ競争相手が、自社と逆の経験をしている場合によくわかる。したがって、他社はうまくできなかったが、わが社はさしたる苦労もなしにできたものは何かを問わなければならない。同時に、他社はさしたる苦労なしにできているのに、わが社はうまくできなかったものは何かを問わなければならない。
自社が成功してきたものと失敗してきたものを調べる
「他社はうまくできなかったが、わが社はさしたる苦労もなしにできたもの」、これは自社の強みです。
「他社はさしたる苦労なしにできているのに、わが社はうまくできなかったもの」、これは自社の弱みです。
これら2つの観点は内部環境分析ですネ。
人材の最大利用
◆180ページ~183ページ◆
第一に、「理想企業の設計」によって方向性を決定することができる。基本的な目標を設定することができる。さらには成果を評価するための基準を設定することができる。第二に、「機会の最大化」によって、昨日の企業を今日の企業へと変え、明日のための挑戦に対する準備を行うことができる。現在の活動のうち何を推進し何を放棄すべきかを知ることができる。さらには、市場における成果や、知識を増大させるものが何であるかを明らかにすることができる。第三に、「人材の最大利用」によって、事業についての分析結果を行動に移すことができる。人材を優先度の高いものに集中することによって最大の成果をあげることができる。
今日を生きる
昨日ではなく、今日を生きることが大切なのですネ。
過ぎたことをクヨクヨせず、明日の姿(理想企業)を目指し、今に集中して生きる。
その結果、明日の企業になるのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ成果を上げる経営のポイントは以下の3点です。
1) 潜在的な機会を発見し明日のために新しい事業を開拓すること。
2) 自社が成功してきたものと失敗してきたものを調べること。
3) 今日を生きること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。