【成長マインドセット】成長の原理原則が学べます。
今回の読書メモは『成長マインドセット』です。
本書を手にした理由は、最近成長できていないと感じていたので、改めて成長について学びたいと考えたからです。
成長するということは、成長の原理原則を理解して2つのブレーキ(悩みブレーキ、大きな子供ブレーキ)と2つのアクセル(自分理念・自分軸アクセル、正しく強い動機アクセル)をうまく操作しながら、アイスバーグの成長を目指すことです。
著者
著者は元ガリバーの専務取締役です。
創業4年でガリバーを全国展開させ同社を株式公開に導きます。
2012年に退任するまでの18年間、一貫して人事・評価制度の構築、運営及び社員・幹部育成、教育を行い、独自の研修や育成理論を構築します。
ガリバー退任後は、若手経営者の育成支援と、共同での新規事業創造のための会社を設立し25社以上の企業の役員、戦略顧問、出資支援を行っています。
目次
【第1章】成長とは何か
【第2章】成長を阻害する1つ目のブレーキ
【第3章】成長を阻害する2つ目のブレーキ
【第4章】成長を促進する1つ目のアクセル
【第5章】成長を促進する2つ目のアクセル
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
成果を生み出す要因とは
◆40ページ~43ページ◆
「スキル系の本は、すぐに結果が出そうに見えるので、よく売れていますよね。『5分で彼女を落とす方法』とか。でも、落としてどうするのって感じませんか?そのあとのことを考えたら、愛情や想いがないと意味がないと私は思うのですが」「あぁ、だから意識・想い・人生哲学が一番下に位置しているんですね」「ビジネスでも同じで、想いがあって行動し続ければ、能力が身につき、結果が出ます。結果が欲しいがゆえに簡単なスキルだけを身につけようとしたところで、ふるまいや意識が弱い状態では望む成果は得られないんです」「言われてみると、本当にそうですねぇ。営業だと、ちゃんと相手の話を聞いているのか、ただ聞くフリをしているのかは一目で分かりますし、その人のふるまいや姿勢、態度はやり方だけ真似して身につくものじゃなですから」
アイスバーグの成長を理解する
アイスバーグとは氷山のことです。
氷山の一番下には「意識・想い・人生哲学」があり、その上に「ふるまい・習慣・行動」があり、さらにその上に「能力・スキル」があります。
氷山の一番上には「成果」があります。
成長には各層をバランスよく広げることがカギになります。
これからはアイスバーグの成長を意識していきます。
捉え方次第で気持ちは変わる
◆122ページ~125ページ◆
マスターの解説には腹落ちするものがある。確かに自分も損か得かで物事を考えて仕事をしているし、長期的な自分の成長やチーム全体のプラスになるかどうかという視点で物事を判断する機会も少ないと思う。「そういう話であれば、100%の責任感とか当事者意識というのも、最初に比べればかなり受け入れやすくなりました。そのほうがより自分が成長できる機会も増えますし、損得にとらわれない人間関係が築けそうです」「はい、100%他責にしない、当事者意識100%の考え方が腹落ちすると大きなメリットがあると私は考えています。成長の機会が圧倒的に増えますし、悩みもすごく減る可能性が高いと思いますよ」
当事者意識100%で考える
「当事者意識100%」の考え方は成長の機会を増やします。
アレコレ気をもむ前に、まず自分のできることを取り組むようになるので悩みを減らすことにもつながります。
結果は選択できないが、行動は選択できる
◆137ページ~140ページ◆
「結果は選べず行動は選べる、という当たり前のことですが、その選べない結果に意識や関心が向きすぎて、行動や計画に意識が向かず、ベストを尽くせていないかもしれないということに気づいたのです。そう気づいてからは、選択できない結果にはとらわれず、どんな結果でも受け入れるという覚悟を持って、深刻な面談に臨む努力をしました。そうしたら、その後はどうなったと思いますか?」「えっ、それで結果に変化があったんですか?」「はい、私が考えていたより、ほとんどの問題が、良いほうに解決したんです」
選択できない結果にはとらわれない
「結果は選べず行動は選べる」この当たり前のことを改めて意識するようにします。
これからは選べない結果はあまり意識せず、今自分が取り組める行動に集中します。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) アイスバーグの成長を理解すること。
2) 当事者意識100%の考えること。
3) 選択できない結果にはとらわれないこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。