【高みを目指している人向け】 とらわれを捨てる方法が学べます。
今回のオススメ本は、『縁は苦となる苦は縁となる』です。
本書は、高みを目指している方へオススメです。
本書は、「とらわれる」ことに慣れてしまった現代人が、「手放す」ことを知るためのエッセイです。
少しずつでも高みを目指すためには、「つまらないとらわれを捨てること」です。
例え、自慢したくなるような成功体験があったとしても、そこにとらわれずに、謙虚に、そして素直に生きましょう。
著者について
著者は、仙台市秋保・慈眼寺住職、大峯千日回峰行大行満大阿闍梨です。
平成3年、大峯百日回峰行満行、平成11年には吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行満行されます。
さらに、平成12年、四無行満行、平成18年には八千枚大護摩供満行されます。
とらわれを捨てること
本書には、とらわれを捨てることがまとめられています。
第1章 燃え尽きて灰になる線香ではなく、長く香る香木になる
第2章 後ろ姿から学び、答えは自分で出す
第3章 自分がどれほど満たされているかに気づく
第4章 よいことにも悪いことにも執着しない
第5章 学びは毎日の生活のなかにある
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
嫌いな相手との距離感をつかむのも修行
◆82ページ~86ページ◆
いつかこの人を嫌いになる気持ちがなくなりますように、いつかこの人と分かり合えますように、そう心のどこかで思い続けること。これが少しずつできるようになれば、不思議と相手を嫌う気持ちが減ります。まさに成長です。でもそう簡単にはいきません。だから、このままでは心が折れそうだと感じたら、ほんの少しばかり距離を置く。相手の言葉、行動に対して、深く考えない、悩み過ぎない、ただ心の針は絶対に恨み、憎しみの方向に向けてはいけません。
いつかこの人と分かり合えますようにと思い続ける
おっさんは、メッタに取り組んでいます。
ストレスの原因になっている人をイメージしながら、以下のフレーズを心の中で唱えています.。
「あなたがさまざまな危険から安全でありますように!」
「あなたが幸せで心安らかでありますように!」
「あなたが健康でありますように!」
夢や目標を話すときは、オーバーなくらいがちょうどよい
◆129ページ~133ページ◆
愚痴や不平不満が多い人と一緒にいるとマイナスのエネルギーを浴びるので疲れます。そのまま引きずってしまうと運気が下がりますので、逆の環境、つまり楽しいことを語る人、明るい人とすごすようにしています。明るい心で夢を持ち、いつも挑戦していると、不平や不満がだんだん少なくなります。夢なんてそう簡単に叶うものではありません。だから楽しいのです。時間を忘れてしまうほど夢中になれる、人それぞれの役割に没頭する。このプラスのエネルギーの環境に自分を置くことが必要なのです。
明るい心で夢を持ち、いつも挑戦する
おっさんの夢は75歳まで現役で仕事をすることです。
このことを考えると、やりたいことが次々頭に浮かび、楽しくなってきます。
目の前の一人を喜ばせることから始めよう
◆196ページ~199ページ◆
全くの偶然に見えるような出会いも、そこに至るまでのさまざまな要素が無数に折り重なり、その結果として、その人と、そのときに、その場所で、出会っています。偶然ではなく、必然なのです。そこにはプロセスが存在します。さらに相手を、周囲を変えようとする感情は捨てきってください。そうではなく、自分が変わればいいのです。では、自分が変わるためには、まずどうすればいいのか?その答えが、目の前にいるたった一人を喜ばせること。たまには肩の力を抜いて阿保になってみてください、意外と楽しいものですよ。
目の前にいるたった一人を喜ばせる
今日は、この人を喜ばせようと心に決め取り組んでみます。
まずは、身近な家族から喜ばせるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだとらわれを捨てるポイントは以下の3点です。
1) いつかこの人と分かり合えますようにと思い続けること。
2) 明るい心で夢を持ち、いつも挑戦すること。
3) 目の前にいるたった一人を喜ばせること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。