【未来をよりよくしたい人向け】 事実に対する正しい解釈の仕方が学べます。
今回のオススメ本は、『人生は「捉え方」しだい』です。
本書は、未来をよりよくしたい方へオススメです。
「私たちの人生の未来に影響するのは、過去の人生という事実ではなく、過去の解釈である!」と著者はいいます。
だから、変えられない過去を正しく分析し、未来に対して正しい態度を取ることが決定的に重要なのだそうです。
人は、理想と比較して自分を解釈するから不幸になるのです。
事実によって不幸になっているのではなく、事実に対するその人の独りよがりな解釈によって不幸になっている人が多いそうです。
本書を手にして、事実に対する正しい解釈の仕方を学びましょう。
著者について
著者は、大学の名誉教授の方です。
ニッポン放送系列にて「テレフォン人生相談」のパーソナリティーを40年以上続けています。
正しい解釈の仕方
本書には、正しい解釈の仕方がまとめられています。
第1章 いくつもの事実
第2章 苦しみの正体
第3章 自分を変えるということ
第4章 悩む性格 乗り越える性格
第5章 過去と向き合う
第6章 新しい人生を開く
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
人は「見たいもの」を見る
◆33ページ~36ページ◆
曇った日に「今日は嫌な日だな!」と思う人もいれば、「今日はロマンティックな日だな!」と思う人もいる。同じものを見ても、人によって感じ方は違う。自己実現していない人はものごとを悪く見る。怖い環境で「ある人の顔写真」を見せてその人を判断させると、「悪い人」と判断する傾向があるという。
ものごとを良く見る
ツイてない時、おっさんはドンドンものごとを悪く見る傾向がありました。
この誤った解釈が未来を方向づけていたのですネ。
どんな時でも、ものごとを良く見て、正しい解釈を行うにしましょう。
神経症的要求
◆76ページ~79ページ◆
試練は辛いけれども人間の成長には歓迎すべきもの、幸福への扉でもある。楽をして、ただ楽しいだけの人生はない。病気なしに生きたいというのは皆の願いである。しかしそれは神経症的要求である。つまり非現実的な願いである。中には幸運にも病気なしの人生を生きられる人もいるが、多くの人は病気を逃れることはできない。変えられることは変える努力をする。変えられないことは受け入れる。
試練を受け入れる
試練は自分を成長させるための良い機会なのです。
試練があるから人は成長するのです。
試練に遭遇したら、ラッキーと解釈するようにしましょう。
パラダイム・シフト
◆177ページ~179ページ◆
パラダイム・シフトして、多角的な視点で世界を見る。多角的な視点と言っても、視点を増やすと言ってもよい。満足している人と、不満な人とでは客観的に同じ世界に住んでいても、心理的に同じ世界に住んでいるのではない。敵意を持っている人が、好意を持って世の中を見る。これは世界が劇的に変わるということである。パラダイム・シフトが起きたのである。なぜそんなことが起きるか。次のようなことに気がついたからである。実はまず自分が相手に敵意があり、その敵意を相手に投影している。その結果相手が自分に敵意があると思う。つまり敵意を持っているのは相手ではなく、自分の方である。
好意を持って相手を見る
なぜか応対がギクシャクしてしまう相手はいるものです。
そんな相手には、まずは良いところを見ることから始めてみましょう。
そして、その人の意外な一面を発見したときに、好意を持てるでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだ正しい解釈の仕方のポイントは以下の3点です。
1) ものごとを良く見ること。
2) 試練を受け入れること。
3) 好意を持って相手を見ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。