【速く成果を出したい人向け】 最強のスキルを学べます。
今回のオススメ本は、『鬼速PDCA』です。
本書は、速く成果を出したい方へオススメです。
著者は、「PDCA力は、会社にとっても個人にとっても、最強のスキルである」といいます。
また、「マネジメント手法というより、前進を続けるためのフレームワークだ」ともいいます。
鬼速PDCAとは
鬼速PDCAとは、3日に1回、PDCAのサイクルを高速で回す仕事の進め方です。
高速を超える鬼速でPDCAを回し続けることで、圧倒的なスピードで成果を出し続けることができます。
P(計画):ゴール(KGI)を決め、課題を考え、KPI(結果目標)を設定し、解決策を考える
D(実行):解決策を一段具体化したDOを考え、そのKDI(DOの定量化)を設定し、さらに具体化したTODOに落とし込み、実行する。
C(検証):KGI、KPI、KDIを検証し、できなかった要因とできた要因を絞り込む。
A(調整):検証結果を踏まえ調整案を考え、次のサイクルにつなぐ(または中止する)。
著者について
著者は、経営者の方です。
大学在学中にIT分野にて起業されます。
卒業後は、証券会社に入社されて数々の営業記録を樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動されます。
その後、シンガポールでのビジネススクール留学を経て、タイにてASEAN地域の経営戦略を担当されます。
2013年、「世界中の誰もが全力で夢に挑戦できる世界を創る」ことをミッションとした会社を設立されます。
鬼速PDCA
本書には、鬼速PDCAがまとめられています。
2章 計画初級編:ギャップから導き出される「計画」
3章 計画応用編:仮説の精度を上げる「因数分解」
4章 実行初級編:確実にやり遂げる「行動力」
5章 実行応用編:鬼速で動くための「タイムマネジメント」
6章 検証:正しい計画と実行の上に成り立つ「振り返り」
7章 調整:検証結果を踏まえた「改善」と「伸長」
8章 チームで実践する鬼速PDCA
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
鬼速PDCAとは何か
◆49ページ~58ページ◆
実行サイクルにいるときに自分の仮説に自信がないと、せっかく目標を立ててもモチベーションが上がらず中途半端な結果に終わりかねない。だから実行時は自信を持つことが重要だ。一方で、検証をするときだけはいったん自分の仮説を疑う客観的な目線、つまり「もっと効率的な方法はないのか?」「他にやるべきことはないのか?」「見えていない課題が潜んでいるのでは?」といった問いを持つことが重要になる。実行するときは自信満々で。検証するときは疑心暗鬼で。これがPDCAの基本である。
疑心暗鬼で検証する
おっさんの場合、疑心暗鬼度が足りていませんでした。
「もっと効率的な方法はないのか?」
「他にやるべきことはないのか?」
「見えていない課題が潜んでいるのでは?」と
たくさんの問いを投げかけ、検証するようにします。
5段階まで深掘りする
◆109ページ~112ページ◆
これもロジカルシンキングの基本だが、因数分解の階層を深めるときは「WHY」を繰り返すWHYツリーか、「HOW」を繰り返すHOWツリーの2通りしかない。要因を見つけるときは「なぜ(できないのか?/できたのか?)」を繰り返し、課題や解決策を見つけるときは「どうやって(構成されているのか?/達成するのか?)」の問いをすればいい。この2つの質問はPDCAにおける魔法の言葉である。
魔法の言葉を使う
これからは、
「なぜ(できないのか?/できたのか?)」
「どうやって(構成されているのか?/達成するのか?)」を
繰り返して、因数分解の階層を深めるようにします。
簡単な課題は「質×量」で切る
◆118ページ~122ページ◆
私は昔からどんな成果も「質×量」で成り立つという考え方をしている。物理の初歩である「距離=速度×時間」の式も、結果は「走る能力(質)」と「走った時間(量)」の積が、「走った距離(成果)」である。よって「営業力」「生産性」「収入」「新規採用」といった大きなテーマも、「質×量」で切ればMECEは成り立つ。
テーマを「質×量」で切る
おっさんの場合、質の観点での考えが不足していました。
これからは、特に質を意識して考えるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ鬼速PDCAのポイントは以下の3点です。
1) 疑心暗鬼で検証すること。
2) 魔法の言葉を使うこと。
3) テーマを「質×量」で切ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。