四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【◎逆境を「アイデア」に変える企画術】アイデア公式が学べます。

 

今回の読書メモは『逆境を「アイデア」に変える企画術』です。 

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本書を手にした理由はアイデアを出すヒントを学びたいと考えたからです。

本書には著者が手がけてきたキャンペーン事例を紹介しながら、そこに入っていた考えや、そこから見つけた発想法などを40のアイデア公式として紹介しています。

予算がなかったり、いろいろな制約があったり、がけっぷちに追い込まれたときこそ、起死回生のアイデアが生まれやすいと著者は言います。

溺れていても諦めない人が掴むものは、藁ではなく最強のアイデアです。

「売上を増やすこと」から逆算し、「心の天井」を外して自由に考えることでアイデアのレベルが上がり、売上を増やすという「結果」が出やすくなります。

イデアで何とかするしかない逆境こそチャンスです。

 

著者  

著者は、クリエイティブディレクター、コピーライター、CMプランナー、コミュニケーションプランナーです。

大学卒業後、大手広告代理に入社されます。

カンヌライオンズ金賞、スパイクスアジア金賞多数、グッドデザイン大賞、東京コピーライターズクラブ会員、大阪コピーライターズクラブグランプリ、名古屋コピーライターズクラブグランプリ、ACC金賞など受賞されます。

宣伝会議コピーライター養成講座講師、大阪経済大学非常勤講師、宣伝会議賞や各広告賞の審査員だけでなく、各地で地方創生講演なども行われています。

 

目次

【第1章】ひらかたパークの奇跡
【第2章】崖っぷちからの発想に必要な2つの「意識」
【第3章】結果を出すWebのつくりかた〜崖っぷちのWebキャンペーン〜
【第4章】どう知ってもらうか〜崖っぷちのWebキャンペーン〜
【第5章】自走サイクルを発見して回す
【第6章】 公式集

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

行く理由を2つつくると、人は動く

◆52ページ55~ページ◆

もし、理由が2つきちんとあるならば、その2つの理由を世の中に知らせることに注力してください。知らせる手段はPRでも広告でもいいです。あるいは行く理由は2つあるのに、人々にはひとつしか認知されていないならば、もうひとつの理由を知らせてください。そして、行く理由がひとつもないのであれば、行く理由を新しく2つつくればいいのです。新しい食事を開発してもいいでしょう。デザートなども女性には行く目的になります。隣の自治体や他の企業と組んで、行く理由を合わせて2つにする、でもいいでしょう。人々がそこへ行く理由を数えて2つになるようにしてください。

 

理由は2つつくる

自社の商品をPRする際にも理由を2つつくるようにします。

 

「結果」を出すアイデアを考えるための道筋

◆92ページ~99ページ◆

(1)その商品やサービスの「売上を殖やす」という戦略を考えます。利用者が増えれば売り上げが増える、ひとりが買う口数が多くなれば増える、など、ここはシンプルで当たり前のことで構いません。

(2)その手段を満たすアイデアを考えます。買ってもらう人数を増やすためにブランド力を高める、などです。

(3)どうすれば「ブランド力が高まるだろう」「どうすれば認知度が上がるだろう」と問いを設定して「高級感のある広告をつくる」「セレブに使ってもらう」「調査数字を使って他の人が選んでいることを伝える」などのアイデアを考えていきます。

 

戦略・アイデア・手段の順で考える

今まではあまり「戦略」を考えていませんでした。

これからは「結果」を出すアイデアを考えるために「戦略」「アイデア」「手」段の順で考えます。

 

「たった一度きり」を利用する企画法

◆120ページ~125ページ◆

まず、商品情報を知る前に「その商品や企業に対して生活者として持っていたイメージや印象」を覚えておきます。そして、商品情報を知っていくにつれて、どの商品情報を知った時に「買わない→買ってもいい」「買ってもいい→買う」へと自分の意識が変わったかを覚えておく、という公式です。ある商品やブランドを担当する時、アイデアを考えたり企画をする人の立ち位置は徐々に変わっているのです。

 

意識が変わった商品情報を掴む

よくお客様の立場で考えるといいますが、どうすればお客様の立場に立てるか、なかなか難しいものです。

でもこの方法なら容易にお客様の立場に立てそうです。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 理由は2つつくること。

2) 戦略・アイデア・手段の順で考えること。

3) 意識が変わった商品情報を掴むこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。