【生きがいの本質】生きる勇気をもらえます。
今回の読書メモは『生きがいの本質』です。
本書を手にした理由は「生きがい」について考えてみたいと思ったからです。
本書には、人として生きる意味、生きるヒントなどがまとめられています。
著者
生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか (PHP文庫)
- 作者: 飯田史彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
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著者は人間の価値観や「生きがい」について研究する経営心理学者の方です。
1990年より国立福島大学経済学部企業経営課程の助教授として、「人事管理論」を担当されます。
各地の医療・福祉・教育機関からの依頼に応じ、無償のボランティア&チャリティ活動として、「人生の意味や価値」に関する講演を続けています。
120名を超える全国的な医師・看護婦の研究会である「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問も務め、その著書や講演ビデオを医療ツールとして活用している病院も多いそうです。
目次
【第1章】生まれるということ
【第2章】人間関係で悩むということ
【第3章】死ぬということ
【第4章】病気やハンディキャップを持つということ
【終 章】それでも生きぬくために
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
思い通りにならない世界へ
◆19ページ~21ページ◆
つまり、「思い通りにならないこと」こそが、この物質世界が持つ最高の価値なのではないでしょうか。そして私たちは、「思い通りにならない人生」をいかに正しく苦悩しながら生き、ふだんは思い通りにならないからこそ時おり出会うことができる「願いがかなうという喜び」を、いかに正しく味わって感謝するかということを、日々の人間生活の中で学んでいるのではないでしょうか。
人生は思い通りにならないもの
これからは、「人生は思い通りにならないもの」と認識して生きていきます。
そうすれば、楽に生きていけるような気がします。
そして「思い通りになったとき」の喜びは何十倍にもなるのでしょう。
人々の価値をつなぐ
◆299ページ~303ページ◆
さて、自分の使命を果たすためには、自分の価値を発見して活用することに加えて、もうひとつの方法があります。それは、意外に見落としてしまいがちなのですが、「さまざまな人が持っている価値を、つないであげる」という方法です。人として生まれてくるかぎり、どの人が持っている価値もみな同じ分量ですが、それぞれの人は、おのおの異なる種類の価値を持って生きています。したがって、自分だけではできないことも、自分を補ってくれる人々と一緒に行えば、見事に達成できることがあります。また、たとえ自分が直接に関与しなくても、誰かを誰かに紹介したり、いろいろな人々が出会う場や機会を提供するだけでも、人々がそれぞれ持っている価値を、大いに「つなぐ」ことができるのです。
人が持っている価値をつないであげる
自分はこのことを意識して取り組んでいました。
これからも”つなぐ”をテーマにし、人と人とのつながりを創造していきます。
究極の祈り方
◆330ページ~334ページ◆
最後に、もう一度まとめておきましょう。私たちは、いかなる時でも、余計なことを考えないで、ただ「私をお導きください」「あの人をお導きください」と祈れば良いのです。そうすれば、つねに誰にとっても、広く長い眼で見て最良の結果がもたらされることでしょう。その結果が、いまの時点だけを見るとがっかりするようなものであったとしても、必ず人生のいつの日かに、「いま思えば、あの時にあの経験をしておいて、本当に良かった」と思うことができるはずなのです。
「お導きください」と祈る
日々、家族、そして自分のことをお導きいただけるよう祈ります。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 人生は思い通りにならないもの。
2) 人が持っている価値を、つないであげること。
3) 「お導きください」と祈ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。