【50代から実る人、枯れる人】人生の後半を黄金時代にするポイントが学べます。
今回の読書メモは『50代から実る人、枯れる人』です。
本書を手にした理由は50代から実ためのヒントを学びたいと考えたからです。
50代で実る人の特徴は「いい人間関係」「元気」「心の平安」の3つです。
50代は人生マネジメント次第で、今まで育てた果実を手にできる一番愉快な黄金時代です。
そのためには、「人生の思考」「感情」「言葉」「行動」を自分で整えていくことが大切です。
著者
富士通を経て、26歳で独立されます。
起業以来、日本をリードする人物の講演会などを数多くプロデュースされています。
現在では800名を超える講師陣ネットワークを築かれています。
次世代リーダー育成スクールも展開中です。
目次
【第1章】現実を知る
【第2章】人間関係を整える
【第3章】心を整える
【第4章】からだを整える
【第5章】仕事を整える
【第6章】生活を整える
【第7章】希望を整える
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
損得を超えて行動する
◆69ページ~71ページ◆
自分の損得を超えて、社会のために、次世代のためにという視座に立てた人が、その後めきめきと実りだすさまを見てきました。例えば、自分の健康のために毎日ウォーキングをする人は周りから「熱心な人だね」と言われます。ところが毎日、ウォーキングをしながら、街のゴミを拾い歩くことを習慣としたら、「あの人は立派なお方だ!」と讃えられるものです。自分の車をキレイに洗車することが趣味の人が、会社の車全部をピカピカに磨くことを習慣としたら「あの人は有難い!」と言われます。とにかく老後不安を抱える人は損得計算シンドロームに陥っている可能性が高いものです。自分だけ勝ち残ろう、自分だけいい思いをしようと考えているうちは、実が結ばず、キレイな花も咲かないものなのです。
損得を超えて行動する
「自分だけ」という思いは捨て、「誰かのため」という思いを行動の原点にします。
長持ちしている人の流儀に学ぶ
◆139ページ~140ページ◆
遠くまで歩いていくには、先の先の心配をしていたら前に進むこともできません。逆に遠くを憂えない人が、かえって長持ちしてしまうというケースをたくさん見てきました。とりあえずは明日の準備だけを怠らない、そして気持ちの良い朝を迎える。そのシンプルなルーティンの繰り返しが重要です。明日の準備が整っていると、ゆっくりとした所作がうまれます。ゆっくりとしたリズムが自律神経も整え、気がつけば遠くまで歩いて行ける体質に変えていきます。先がどうなるかわからないけれど、まずは明日がいい一日になるように!そう思うと気が楽になってきませんか。生産性、効率性だけを求めすぎないことです。
明日がいい一日になるようにする
先の先のことを考えると不安になる時がたまにあります。
その時は心配事を書き出し、それらをいつ取り組むか明確にするようにしています。
すると気持ちがスッキリします。
そして、今に集中して取り組むようにしています。
「してあげる喜び」に目覚めている
◆172ページ~174ページ◆
人間力を長年研究してきましたが、人間力とは人間的魅力とも言えます。「人間の魅力は与えることによって生じて、求めることによって消える」ものなのです。その人からなにか与えられると「あ、この人は魅力的!」と感じます。与えるものにはお金、チャンス、時間、安らぎ、話を聴いてあげることなど周りを探せば星の数ほどあります。逆になにかを求められると「う、この人に魅力を感じない」となってしまうのです。人間関係のポイントは実に明快です。50代は「してあげるラッシュ」で参りましょう。
「してあげるラッシュ」で過ごす
これからは人間力ポイントをためていきます。
何かを「してあげる」とプラス1ポイント、「してもらう」とマイナス1ポイントで計算していきます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 損得を超えて行動すること。
2) 明日がいい一日になるようにすること。
3) 「してあげるラッシュ」で過ごすこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。