【会社の業績向上を目指す人向け】 掃除を戦略的に実践するノウハウが学べます。
今回のオススメ本は、『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』です。
本書は、会社の業績向上を目指す方へオススメです。
本書には、掃除を戦略的に捉え、実践するノウハウが事例といっしょにまとめられています。
このノウハウを実践すると儲かる会社に近づいていくのでしょう。
著者について

朝30分の掃除から儲かる会社に変わる―社員ニコニコ業績ピカピカの法則
- 作者: 小山昇
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/07/13
- メディア: 単行本
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著者は、経営者の方です。
1989年、今の会社の代表取締役社長に就任します。
1999年度電子メッセージソング協議会会長賞、2000年度日本経営品質賞、2001年度経済産業大臣賞、2004年度、経済産業省が推進する「IT経営百選」の最優秀賞をそれぞれ受賞します。
経営の傍ら、全国各地で年間140回超の講演・セミナーも行っています。
儲かる会社に変わるノウハウ
本書には、儲かる会社に変わるノウハウがまとめられています。
【序 章】 あの「落ちこぼれ集団」がガラリと生まれ変わった理由
【第1章】 なぜ、いま「朝30分の掃除」なのか?
【第2章】 新聞紙1枚の「狭い掃除」で、利益3倍の会社が誕生
【第3章】 99%の社長が知らない!社員ニコニコ業績ピカピカの秘密
【第4章】 環境整備でいちばん大切なこと
【第5章】 今日から実践する!儲かる会社に変わる環境整備のノウハウ
【第6章】 「株式会社盗品見本市」のススメ
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
感性は持って生まれたものではない
◆30ページ~32ページ◆
もっとも、現実的な話をすると、社内は1日や2日で目立って汚れることはありません。だから毎朝、全社員を環境整備に30分も駆り出すなんて不経済だ。そういう意見もあるでしょう。私の考えは違います。「毎朝、強制的に環境整備をさせることが大切なのだ」と。なぜならば環境整備は組織の一員として必要な心をつくるからです。
毎朝、強制的に環境整備をさせる
「毎朝、強制的に環境整備をさせることが大切なのだ」。
なるほど。環境整備に限らず、よい習慣はまずは強制的に形から入り、継続させること大切なのだと思いました。
「やらざるを得ない」ようにすることこそ、仕組み
◆32ページ~34ページ◆
しかし、「心を統一する」と口でいうのは簡単でも、実行するとなると難しい。これは私も永らく試行錯誤していたのですが、ようやく「形を整える」のが最善だと気づきました。ペンの向きをそろえる。社用車は決められたところに決められたように駐車する・・・。そうやって常に形を整えておけば、心は統一を維持できます。
常に形を整える
今の私の机の中は・・・
少しずつ、「形を整える」ことに挑戦しようと思いました。
「パクリコンクール」で一気に改善が進んだ
◆71ページ~74ページ◆
この点で河上社長はきわめて優秀で、「パクリコンクール」というイベントを毎月主催して、社員にどんどん「マネ」させることを推奨しています。どこから、何をマネしたのか。そしてどう改善したのかをまとめ、毎月部門ごとに集計します。パクリの数が一番多かった部門には、「大賞」として河上社長のポケットマネーから1万円が支払われ、お茶菓子代・懇親会費になります。このように「賞金」という具体的なメリットを打ち出して、部門ごとに競わせるところがうまいところです。
「パクリコンクール」を主催する
「パクリコンクール」、極めて実用的で効果もありそうです。毎日1件、ひとり「パクリコンクール」に取り組むのもおもしろいのでは、と思いました。
おっさんの選択
本書から学んだ儲かる会社に変わるノウハウのポイントは以下の3点です。
1) 毎朝、強制的に環境整備をさせること。
2) 常に形を整えること。
3) 「パクリコンクール」を主催すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。