【ものを考える人考えない人】「生き方」のヒントが学べます。
今回の読書メモは『ものを考える人考えない人』です。
本書を手にした理由は「考える」作法を学びたいと考えたからです。
本書には、自分流の「生き方」のヒントがまとめられています。
著者
著者は大学の名誉教授です。
その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義をされます。
専門の英語学のみならず、幅広い評論活動を展開されています。
目次
【1】こんな知的刺激が後々まで「ものを言う」
【2】「師」に何を学ぶか、「ライバル」とどう磨き合うか
【3】「考える力」が必然的につく読書法
【4】知的生活の「環境」をどうつくるか
【5】よく生きるために不可欠な「運」の呼び込み方
【6】着実に“成果を上げている人”の時間活用術
【7】情報を生かす人、情報を生かせない人
【8】頭脳鍛練の基本―記憶力・発想力を育てる
【9】自分の夢と現実をイコールで結ぶ生き方
【10】測れる知力と測れない知力について
【11】知的生活と経済基盤―目先の煙に巻かれない生き方
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
”感謝する心”はすべての人間をハッピーにする
◆50ページ~52ページ◆
感激を手紙にしたため、直接会ってみることもいいだろう。心ある人間ならば、自分を高く評価してくれる相手を無視するはずがない。会ってくれるかも知れない。そこから、新しい人間関係が生まれるかも知れない。会うたびに何かしら新鮮な発見をし、自分の人生を大きく変えるエネルギーを与えてくれるかも知れない。
感激を手紙にしたためる
すばらしい本に出会ったら、その感激を手紙にしたため、著者に送ってみるのもおもしろいと思いました。
どんな展開になるのだろうかと想像するとワクワクしてきますネ。
仕事上の人間関係はまず”ミューチャリ・ベネフィシャル”でいく
◆60ページ~62ページ◆
つまり、「俺と付き合っていれば、必ずお前も得をするぞ」と言えるだけの力を持つという努力。そうすれば、相手も「こいつと付き合っていれば、何かいいことあるぞ」と、信頼感を抱いてくれるものだ。もちろん、一方的に利益を得るだけでは関係が長続きするはずがないから、相手にも何かを与えようと努力する。ミューチャリ・ベネフィシャルは、結局は、功利主義的ではあるが、極めて深く人間性の本質に根ざすものなのである。そして仕事上の「よい関係」は、それに尽きるのではないだろうか。
相手が得できる力を持つ
相手が得できる力を持てるよう、読書し、情報発信していきます。
”自問自答”するクセのある人の文章は味がある
◆194ページ~197ページ◆
つねに社会のいろいろなことに関心を持ち、その対象に対して自分の考えを持つ癖、観察する癖をつける。どんなにつまらないことでもかまわない。とにかく、あらゆることに興味を持って、自分の視点で考える習慣を身につける。自分自身のテーマを発見するには、とにかく「自問自答」する習慣を身につけるといいだろう。それが、ひいては知的生産を強力にサポートする技術になるのである。
「自問自答」する習慣を身につける
自分の周りの状況を観察、記録しながら、「何故だろう?」「~だからだヨ」と自問自答しながら仮説を考えるようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 感激を手紙にしたためること。
2) 相手が得できる力を持つこと。
3) 「自問自答」する習慣を身につけること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。