【潜在能力でビジネスが加速する】天与の才能を発見し、活用する方法が学べます。
今回の読書メモは『潜在能力でビジネスが加速する』です。
本書を手にした目的は自分の潜在能力を最大限に活かす方法を学びたいと考えたからです。
本書では、自分に備わる天与の才能(=ナチュラル・ブリリアンス)を発見し、4つの簡単なステップを通して、人生のあらゆる場面でその才能を活用する方法が学べます。
ナチュラル・ブリリアンス・モデルの5つの原則
【原則その1】あいまいさを許容して、自分の真の能力を知る
【原則その2】小さな調整をくり返しながら、ゆっくりと目標を達成する
【原則その3】行為ではなく、在り方によって、真の自分を実現する
【原則その4】結果に目を向けてオプションを広げる
【原則その5】生成的な変化を引き起こす
才能を自然に引き出す4つのステップ
「解放」は全身からすべてのストレスを流し出す作業です。頭と体をリラックスさせることは、学習に最も適した状態、「リラックスした集中状態」をつくり出すための最初の、そして重要なステップです。
「感知」とは、感覚の鋭さがよみがえった状態で、現状が提供する情報に注意を傾けることです。感覚システムにインプットさせる情報に注意を向けると、おのずとクリエイティブなオプションが生まれ、有効な対策が見えてきます。
「反応」には、揺れを拡大し、身動きが取れない状態をますます悪化させるか、揺れを止め、求める結果に向かう動きを促進するかのいずれかです。このステップでは、よくもわるくも、状況がどのように変化するかを見るために、「反応」を起こします。
「確認」では、中立の立場に立って自らの学習を観察します。「反応」が成功であったか否かは重要ではありません。大切なのは、学習に結びつくフィードバックを得ることです
著者
潜在能力でビジネスが加速する――才能を自然に引き出す4ステップ・モデル
- 作者: ポール・R・シーリィ,神田昌典,今泉敦子
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
著者は 米国ラーニング・ストラテジーズ社の共同設立者です。
「フォトリーディン グ・ホール・マインド・システム」の開発者としても知られる能力開発の世界的権威です。
人の潜在能力を最大限に引き出すための人間 開発テクノロジーの研究に取り組むほか、さまざまな場での講演活動も精力的に行っています。
神経言語プログラミング(NLP)、加速学習、前意識処理という、3つの強力な人間開発テクノロジーを独自に組み合わせるプログラムは他に類を見ないものです。
目次
【第1章】変わりたい自分に変わる
【第2章】あなたの「行き詰まり」の正体を暴け!
【第4章】ステップ1「解放」
【第5章】ステップ2「感知」
【第6章】ステップ3「反応」
【第7章】ステップ4「確認」
【第8章】4ステップの復習とジレンマの解消
【第9章】無意識を使った情報処理
【第10章】フォトリーディング&ダイレクト・ラーニングで限界を突破する
【第11章】創造的問題解決で矛盾する問題が消える
【第12章】才能を全開にする
【第13章】チャレンジし続ける
【第14章】あなたの望む明日が必ず来る!
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
ステップ1「解放」――呼吸でリラクゼーション
◆89ページ~106ページ◆
「解放」とは、深く息を吐くだけでできてしまう実に簡単な作業だということが、おわかりいただけたでしょうか。体と心を正しく導きさえすれば、いつでもどこでもリラックスできるのです。今日から数日間、1日に何度かリラクゼーションのひとときを続けて、忙しい毎日に潤いを与えましょう。繰り返し実践していけば、どんな状況でもすぐに自分を解放できるようになります。ストレスを感じたとき、第1ステップ「解放」で得た知識とスキルは、すぐに役立ちます。これまでどうしてもうまくいかなかったことに取り組むときは、まず自分をリラックスさせ、遊び心を持つようにしましょう。
ストレスを感じたときは、深く息を吐く
日々、仕事をしていたら、大なり小なりストレスを感じます。
これからはストレスを感じた時、まずはゆっくり、長く息を吐くようにして、リラックスするにします。
ステップ2「感知」――視覚・聴覚・気持ち・直感力のオンライン化
◆107ページ~132ページ◆
多くの人は、直観を運動感覚の形で得るようです。しかし、私たちはその感覚にほとんど意識を向けずに生活しています。私たちは、無意識を神秘的なものとしてとらえる傾向があります。たいていの人は視覚と聴覚に最も依存しており、それらは最も神秘的でない感覚として認識されます。あなたの神秘的な情報源、直感を磨くためには、自分の内なる世界を探求することが必要です。ふだん意識を向けることのない感覚に、意識の周辺に、自分の周りや内部におけるいつもと違った現象に、注意を傾けましょう。そして、そこに発見したものに対して好奇心を持ち、オープンになるのです。
いつもと違った現象に、注意を傾けて直感を磨く
直感を磨くためにマンネリに陥らないようにします。
そのためにも、「いつもと違う」を心がけます。
ステップ3「反応」――継続的改善が成功へ導く
◆133ページ~150ページ◆
大人があることを実行不可能だと正確に判断するには、最低50回トライすることが必要です。ところが、ほとんどの人は最初の10回以内に、自分には無理だと動機づけてしまいます。幼児が歩くことに対して、これと同じような学習スタイルで臨んだとしたらどうなるでしょう。どろんこの中で10回転んだ時点で、彼らは地べたにひっくり返ってこう言うでしょう。「ママ、やっぱりだめだよ。僕にはできない。もう、こうなったら一生はいはいでいいよ。ママが歩けるからといって、僕もそうだとは限らないよ。何度やってもダメなんだ。歩くなんて僕には無理なんだよ」
反応には、ねばり強さが不可欠です。あきらめるというオプションが存在しないぐらいに、「自分はできる」という強い信念を持つことが大切です。絶対に成功するんだという強い意志が、成功への道を開くのです。
最低50回はトライする
自分の場合は3回程度であきらめていました。
「自分はできる」という強い信念を持ち、成功するまでトライするようにします。
もちろん「Check」と「Action」をくり返して、成功に近づくよう進めます。
ステップ4「確認」――自分と他人・過去と未来を見る視点
◆151ページ~171ページ◆
オアシス体験:夜寝る前にその日1日を振り返り、ベストを尽くした自分を褒める。批判はいっさい行わない。「私はどうなりたいと思っているのだろう」と問いかけ、明日の朝起きたら、さっそく行動を起こすことを決意する。
夜寝る前に「私はどうなりたいと思っているのだろう」と問いかる
学習に結びつくフィードバックを得るために以下をくり返します。
・その日1日を振り返る。
・ベストを尽くした自分を褒める。
・「私はどうなりたいと思っているのだろう?」と問いかける。
・翌朝、さっそく行動する。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の4点です。
1) ストレスを感じたときは、深く息を吐くこと。
2) いつもと違った現象に、注意を傾けて直感を磨くこと。
3) 最低50回はトライすること。
4) 夜寝る前に「私はどうなりたいと思っているのだろう」と問いかること。
監修者は、「本書のエッセンスのほんの1つでも吸収したら、そのリターンは計り知れないほど大きい」と言われています。
自分は4点を吸収するゾ!
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。