四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【PDCAプロフェッショナル】企業改革のプロのPDCAが学べます。

 

今回はPDCAプロフェッショナル』です。

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本書を手にした目的はPDCAの腕前を上げたるために本物のPDCAを学びたいと考えたからです。

本書にはPDCAについて、「本質的にどういうものなのか」「企業戦略との関係はどうあるべきなのか」「いかに使いこなすべきなのか」「PDCAを廻す力を体得するために具体的にどうしたらいいのか」についてまとめられています。

 

著者 

著者は、企業改革のプロフェッショナルです。

大学卒業後、豊田自動織機製作所自動車事業部にてデミング賞受賞に向けTQCに取り組みます。

外資コンサルティングファームを経た後、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行なっています。

現在は、独立され企業改革のディレクターとして、事業の立て直し、企業の再成長軌道入れプロジェクトを請け負われています。

 

目次

 【第1章】PDCAは企業の「実践力」を高める

 【第2章】優良企業の実践力

 【第3章】なぜあなたの会社のPDCAは廻らないのか

 【第4章】PDCAを廻すために必要なこと

 【第5章】P・D・C・A、それぞれの作法

 【第6章】PDCAの事例

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

個人のみならず組織の「実践力」を向上させるPDCA

◆22ページ~24ページ◆

仕事のできる方、つまり企画力と実践力のある方は、ことに際しては「よく考えて企画を組み立て(Plan)、しっかりと実行し(Do)、結果を検証して(Check)、自分のやり方や考え方を修正し、進化させる(Action)」というPDCAの基本をまっとうに繰り返すことで正しく経験を積み、力をつけてきた方です。

 

PDCAの基本を繰り返す

以下のPDCAの基本を繰り返して力をつけていきます。

 Plan:よく考えて企画を組み立てる

 Do:しっかりと実行する

 Check:結果を検証する

 Action:自分のやり方や考え方を修正し、進化させる

 

成功や失敗の因果がつながらない

◆105ページ~108ページ◆

そして、うまくいかなかったときに「検証(C)を行なう」という行為は、「企画(P)のどこに読み違いがあったのかを特定する」ということです。すべての企画(P)には、What(何をする)、Why(その理由)、How(どのように行なう)が含まれている必要があり、特に、PDCAを廻す際には、このWhyが重要です。

 

Pのどこに読み違いがあったのかを特定する

自分の場合、まだまだ「Check」が不十分だと感じていました。

「Check」を向上するカギは、実は「Plan」にあったのですネ。

これからは「Plan」には、What(何をする)、Why(その理由)、How(どのように行なう)を含めることで、「Check」の際に「Plan」の読み違いを特定しやすくしておきます。

 

組織としての「PDCAを廻させる」仕組みづくり

◆150ページ~151ページ◆

組織としてのPDCAを廻す際に必要なことは、次の4つとなります。

・その業務を的確にとらえた定義を行ない、業務フローを明らかにする

・会議のようなPDCAが廻しやすい、管理ポイントが「見える化」された報告帳票の設計

・発表、報告の体制づくりと作法の徹底、習慣化

・そして「起動」時に、「はずみ車」を廻し始める際の入念な準備

PDCAを精度高く廻すための「PDCAの実践設計」には、PDCAの「エンジン」(=機構、メカニズム、手順)のつくり込みを行い、そしてそれを、意思をもって動かして運転する「ドライバー」たる上長、責任者の振る舞い方を明らかにすることが求められます。精度の高いPDCAを廻して、PDCAを廻すたびに業務のレベルを上げていくためには、これら2つをしっかりと機能させる必要があります。

  

管理ポイントを「見える化」する

PDCAを精度高く廻すために「Check」の管理ポイントを「見える化」します。

そうすればPDCAを廻すことがゲームのように楽しめるのでしょう。

そして、楽しいことは長く続けることができます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

 1) PDCAの基本を繰り返すこと。

 2)Pのどこに読み違いがあったのかを特定すること。

 3) 管理ポイントを「見える化」すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。