【ビジネススキルを上げたい人向け】P&G式のノウハウが学べます。
今回のオススメ本は、『P&G式伝える技術 徹底する力』です。
本書は、もっとビジネススキルを上げたいあなたへオススメです。
P&Gには、170年以上にわたる成長という事実に裏打ちされた、確固たるノウハウがあります。
本書には、著者がP&Gで働いた23年間で、学び、体験したノウハウがまとめられています。
著者について
著者は、経営者です。
1987年P&Gに入社し、製品開発本部で日本、中国、グローバルプロジェクト担当後、広報渉外部で持続可能性、社会性を高めるマーケティング、企業広報に取り組みます。
現在は、人づくり、組織づくり、社会づくりに取り組まれています。
企業が社会と結びつきWin‐Win‐Winとなる活動を支援し拡大することをライフワークにされています。
伝える技術
本書には、伝える技術がまとめられています。
【第1章】「伝える技術」で、「考える技術」を学ぶ
【第2章】上司ではなく消費者がボス
【第3章】全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる
【第4章】グローバルなコミュニケーションノウハウ
【第5章】なぜ170年以上も成長を続けられたのか
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
すべてを3つのポイントにまとめる
◆25ページ~29ページ◆
「どんな時でも、話しは3つのポイントにまとめなさい」P&Gの新入社員の多くは、これを徹底的に上司から叩き込まれます。3点にまとめられるかどうかで、P&Gの社員としてやっていけるかどうかが決まると言っても過言ではありません。情報はしっかりまとめて、必要なことを厳密に伝える。これが普通の考え方です。しかし、P&Gの上司は「3つにまとめなさい」という言い方でそれを社員に求めます。「すべてを、いつも、どんなことも3つにまとめる」
3つにまとめる
まずはポイントを書き出します。
そして、書き出したポイントに優先順位を付け、3つに絞り込みます。
最後に、言い回しを整え、3点にまとめます。
無駄な活動をなくすための2つの質問
◆49ページ~50ページ◆
目的を確認するという文化は、逆の側面で考えると、無駄な活動をなくすため、あるいは他の、より重要な活動に集中するために大いに役立ちます。
「この活動の目的は何か?」
「その目的は正しいのか?」
まさに、事業仕分けと同じ質問ですが、この2点を自分自身で考え、常にこれを自分に質問・確認するようにすると、実はあまり意味のない活動が多数あることに気づき、確実に質の高い仕事にフォーカスできるようになります。
2つの質問をする
「この活動の目的は何か?」「その目的は正しいのか?」
これからは、何事にもこの2つの質問を投げかけ、確認するようにします。
「Learnings」=“学び”を意識するということ
◆168ページ~169ページ◆
「Learnings」を重要視する組織になることは、さほど難しいことではありません。すべての報告書類の最後に「Learnings」の欄を作り、そこにいつも3点、失敗でも成功でも「Learnings」したと思われることを箇条書きでまとめるルールにしてはどうでしょうか。これを社内で言語化していけば、必ず、ノウハウを構築できる組織となることができるはずです。
「Learnings」したこと3点をまとめる
毎回、記事の最後にポイントを3点まとめています。
3点をまとめることは、これからも続けていきます。
おっさんの選択
本書から学んだ伝える技術のポイントは以下の3点です。
1) 3つにまとめること。
2) 2つの質問をすること。
3) 「Learnings」したこと3点をまとめること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。