【グローバルで通用するビジネスマンを目指している人向け】ビジネスを成功させるノウハウが学べます。
今回のオススメ本は、『P&G式10の習慣』です。
本書は、グローバルで通用するビジネスマンになりたいあなたへオススメです。
P&Gは、アメリカのビジネス雑誌「フォーチューン」で「社員の能力」世界ランキング第1位(2008年)に選ばれています。
P&Gが成功をもたらす他社との違いは、「言葉」「考え方」「行動」において、グローバルスタンダード化された10の習慣があることです。
本書で説明されている10の習慣は、170年以上、世界180カ国でビジネスを成功させてきたノウハウなのです。
P&G式10の習慣とは
習慣1 「目的は?」を口ぐせにする
習慣2 ダメだしよりまずポジティブな言葉
習慣3 フィードバックの言葉をあげる・もらう
習慣4 「消費者がボス! 」顧客志向で考える
習慣5 リーダーシップは影響力と考える
習慣6 「万が一」を想定する
習慣7 「1ページメモ」で頭を整理する
習慣8 他人の成功体験を徹底的にマネする
習慣9 「量」より「質」の時間管理
習慣10 ボスマネジメントをする
著者について
著者は、経営者の方です。
LVMHグループなどで宣伝広報マネージャーを務めた後、P&Gジャパンに入社します。
マーケティング部で多くのブランドのコミュニケーション戦略に携わります。
ブランド再起に尽力し、売り上げ増に貢献したことなどが評価され、最優秀社員賞を受賞されています。
成功をもたらす他社との違い
本書には、成功をもたらす他社との違いがまとめられています。
【第1章】言葉を変える
【第2章】考えを変える
【第3章】行動を変える
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
行動する前に目的を明確にする、3つのメリット
◆22ページ~24ページ◆
このように、すべての仕事において「目的の確認」を行ううちに、私もその効果を実感するようになりました。私が実感した、「目的を明確にするメリット」は3つです。
1.自分の頭が整理されます。
2.やるべきことの取捨選択ができ、効率があがります。
3.目的を達成するためにどうすればいいかを一生懸命考えるので、成果が出ます。
つまり、ムダのない行動と成果が結び付きやすくなります。上司に話しかけようと思ったらその前に「目的は?」会議をするならその前に「目的は?」。書類を書くならその前に「目的は?」。――何かをしようとする時に、「それをする目的は何だろう?」と、自身に問いかけてみてください。
「それをする目的は何だろう?」と問いかける
今まで目的を考えることは、できていませんでした。
いつの間にか、手段が目的になることも度々ありました。
これからは、何をするにしても「それをする目的は何だろう?」と考えるようにします。
ポジティブな表現を使って前向きの雰囲気をつくる
◆48ページ~49ページ◆
例えば、「できていないところ」と言うのではなく、「これから伸ばす必要のあるところ」「伸びる可能性のあるところ」。否定的な意見は「批判された」「注意された」ではなく、「アドバイスをもらった」「ご意見をもらった、教えていただいた」と、改善や成長のヒントをもらったことに感謝します。実現や乗り越えることが難しいことや困難は、「問題」や「障害」ではなく「チャレンジ(挑戦)」。挑戦できるのはハッピーなことであり、乗り越えればもっとハッピーなのです。足りないこと、できていないことは「可能性」と捉え、嫌いなこと、困難なことは「成長の機会」という心持ちで、絶えずポジティブな表現を選ぶ練習をするのです。
ポジティブな表現を選ぶ
これは案外できているように思います。
いつまでも挑戦できることはハッピーなこと、それを乗り越えられればもっとハッピーという気持ちでチャレンジを楽しみます。
すべての書類は1枚にまとめる
◆149ページ~154ページ◆
さて、こうしてメモを書き上げました。次は、再確認です。再確認するポイントは以下のとおりです。
・目的は明確か(自分はこのメモを使って何を得たいのか?)
・読み手を理解しているか(読み手が誰かを特定し、意思決定の鍵となる要素を考えます)
・文章は、明確、簡潔、完璧か(短く簡潔に、読み手の誤解の余地のない明確な文章を心がけます)
・正確な文章、情報か(誤字脱字、データ、文のつながり、文法、句読点など、何度もチェッ(上司や同僚のダブルチェック)し、しっかりと校正します。間違いがあれば、メモとしての最低限の役割を果たすこともできません)
メモを再確認する
一度書いたメモをあまり読みかえすことはありませんでした。
これからは前述の4つの観点で、再確認するようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ成功をもたらす他社との違いのポイントは以下の3点です。
1) 「それをする目的は何だろう?」と問いかけること。
2) ポジティブな表現を選ぶこと。
3) メモを再確認すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。