【2020年代にも活躍していたい人向け】情報編集力の鍛え方が学べます。
今回のオススメ本は、『10年後 君に仕事はあるのか』です。
本書は、2020年代にも活躍していたいあなたへオススメです。
本書には、著者が現在努めている高校で、機会があるごとに「生徒」や「先生」そして「保護者」へ語りかけている10年後(2020年代)の近未来の姿とその対処法がまとめられています。
著者について
10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/02/13
- メディア: Kindle版
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著者は、教育改革実践家で、高等学校の校長先生です。
大学卒業後、リクルートに入社し、東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任します。
2003年より5年間、義務教育の民間校長を務めます。
2008年から2011年まで、大阪府知事の特別顧問を、2014年からは佐賀県武雄市特別顧問を務めます。
そして2016年より、高等学校の校長に就任されます。
情報編集力の鍛え方
本書には、情報編集力の鍛え方がまとめられています。
【第1章】これからの10年で世界は激変する
【第2章】仕事が消滅する時代に身につけておきたいこと
【第3章】「遊び」と「戦略性」が情報編集力の鍵になる
【第4章】「雇われる力」の鍛え方
【第5章】一生が90年の時代のライフデザイン
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
情報編集力が高い人には、「遊び」と「戦略性」がある
◆111ページ~113ページ◆
でも、僕が40年にわたる社会人生活のなかで観察した結果から言うと、総合力として情報編集力の高い人の見た目の特徴は、次の2点です。
(1)「遊び」があってイマジネーションが豊か
(2)「戦略性」がある
この2つを満たしていれば、「仕掛ける側」に回れるのです。「仕掛ける側」という表現は大事なので、のちほど詳しく解説しましょう。「仕事ができる人」「打つ手が当たる人」「人望がある人」「予測が的中する人」「リーダーシップのある人」「マネジメントがうまくいってる人」「業界のイノベーターだと周囲も認めている人」「実際に現代社会を動かしている人」「どうも運がいいように見える人」……そして何より、自分が切り開いた分野で「自分の人生を主人公として生きている人」に共通する特徴でもあります。
「仕掛ける側」に回る
そのためには、「遊び」と「戦略性」がカギのようです。
私の場合は「戦略性」が足りないように思います。
これからは、物事を「複眼思考」で捉えることで「戦略性」を磨いていきます。
「仕掛ける側」の人になろう
◆113ページ~116ページ◆
戦略的であるためには、「複眼思考」によって、ありきたりではない独自の仮説を持つ必要があります。その仮説をブレストやディベートのようなコミュニケーションによって、周囲からフィードバックをもらいながら強化していかなければいけない。また、これを仕掛けるためにはこういう準備が必要で、こういう人材を集めなければできないというロジカルな段取りも必須です。でないと、スタッフはついてこないでしょう。さらに、これが起こったら次はこうなるだろうというシミュレーションも、仕掛ける対象をロールプレイして感情の動きを読む必要もあります。最後はその仮説をプレゼンして資金を得たり、キーパーソンを動機づけたり……ようは情報編集力の5つのリテラシーすべたが入り交るわけです。
情報編集力の5つのリテラシーを高める
5つのリテラシーとは、
・コミュニケーション
・シミュレーション
・ロールプレイ
・プレゼンテーション になります。
私の場合、ほとんどロールプレイを行いません。
これからは、ロールプレイに取り組んでみます。
コミュニケーション力を伸ばす「ナナメの関係」
◆178ページ~180ページ◆
情報編集の核となるコミュニケーション能力を伸ばすのは、「ナナメの関係」の第三者との会話です。親子やよく知っている先生とも違うし、友だちでもないから、相手のアマタのなかにある情報を想像して会話しないと理解しあうことができません。相手のことがわからないから、どういう切り口でコミュニケーションし、どういう切り口で関係を結ぶかを試行錯誤せざるをえない。だから、「ナナメの関係」の知り合いが豊かになると、君のコミュニケーション能力を向上させる機会も豊かになることになります。
「ナナメの関係」を築く
これからは「ナナメの関係」となる異業種の人や異なる世代の人との関係性を築くようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ情報編集力の鍛え方のポイントは以下の3点です。
1) 「仕掛ける側」に回ること。
2) 情報編集力の5つのリテラシーを高めること。
3) 「ナナメの関係」を築くこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。