四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【人生を楽しめていないと感じている人向け】ロケットスタート時間術が学べます。

 

今回のオススメ本は、『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』です。

本書は、人生を楽しめていないと感じているあなたへオススメです。

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本書は、早咲きであった著者の「時間術」をまとめたものです。

学生時代、そして米国マイクロソフト本社において大きな成果を上げ続けた秘訣が、この時間術です。

人の能力がいきなり向上することはありません。

ならば時間の使い方を徹底的に突き詰めるしかありません。

時間を制する者が世界を制しています。これが、世界で成果を上げ続けている人たちの真実の姿なのです。

 

著者について 

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

 

著者は、ソフトウェア会社のCEOです。

高校時代からパソコン系雑誌において記事執筆やソフトウェアの開発に携わり、大学時代には世界初のパソコン用CADソフトを開発し、学生ながらにして1億円を超えるロイヤリティーを稼ぎます。

大学院を卒業し、大手通信会社の研究所に入所、その後マイクロソフトの日本法人に転職し、さらに米国マイクロソフト本社に移り、ソフトウェア・アーキテクトを務め、ビル・ゲイツの薫陶を受けます。

 2000年に米国マイクロソフトを退社し、ソフトウェア会社を設立してCEOに就任します。

 

ロケットスタート時間術

本書には、ロケットスタート時間術がまとめられています。

 【1】 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
 【2】 時間を制する者は、世界を制す
 【3】 「ロケットスタート時間術」はこうして生み出された
 【4】 今すぐ実践 ロケットスタート時間術
 【5】 ロケットスタート時間術を自分のものにする
 【6】 時間を制する者は、人生を制す

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

スタートダッシュで一気に作る

◆154ページ~157ページ◆

ですから、10日でやるべきタスクだったら、その2割の2日間で8割終わらせるつもりで、プロジェクトの当初からロケットスタートをかけなければなりません。初期段階でのミスならば簡単に取り戻せますし、リカバリーの期間を十分に持つことができます。とにかくこの時期に集中して仕事をして、可能な限りのリスクを排除します。考えてから手を動かすのではなく、手を動かしながら考えてください。崖から飛び降りながら飛行機を組み立てるのです。

 

2割の期間で8割終わらせる

これはぜひ取り入れたいです。

この勢いで取り組めば、確かにリカバリーの期間も十分に確保できます。

 

仕事は最速で終わらせてはいけない

◆163ページ~165ページ◆

ですから、スタートダッシュで仕事の8割が終わったからといって、そのままのスピードで仕事を終わらせてはいけません。3日間頑張って完全に消耗した挙句、間断なく仕事を振られるようだったら3日目は休んでいたほうがましです。仕事を早く終わらせることよりも、仕事を安定して続けることを意識すべきです。結果、焦って仕事をしていたときよりも早く、しかも高い完成度で終わるようになるのです。1章で「スラック」と「トンネリング」という言葉を紹介しました。スラックとは余裕のことです。スラックを持っていると仕事の効率が上がっていきます。2日で8割終わらせるというのは、スラックを意図的に獲得するための戦略です。8割終われば、残りの期間は流しで仕事をすることができるからです。そのことを忘れて3日で仕事を終わらせようとすると、そこはもう暗いトンネルの中です。仕事が終わるころには休む間もなく次の仕事を回され、先の見えない状態になります。すなわちトンネリングです。

 

仕事は安定して続けることを意識する

仕事の取り掛かりに力を入れ、先が見える状態になったら、後は流して仕事をする。

これが安定して仕事を続けるポイントです。

 

冴えたアイデアを生む思考とは

◆247ページ~252ページ◆

すなわち、いまある製品・サービス・考え方を「何か使い勝手の悪い部分、気に食わない部分はないか?」という視点で眺めてみるのです。この問いに答えが出れば、あとは冴えたアイデアを出すのは容易になります。なぜなら、「じゃあその使い勝手の悪い部分をすごく使いやすいものに変え、気に食わない部分をストレスフリーにするにはどうすればいいか?」を考え、それを実現すればいいだけだからです。もう1つの考え方のヒントは、「何か新しい商品・サービス・考え方が出てきたら、それと何かを組み合わせておもしろい物ができないかな?」という視点で世の中を眺めることです。

 

「使い勝手の悪い部分」そして「組み合わせておもしろい物」を考える

まずは「使い勝手の悪い部分」を見つけ、どうすれば改善できるかアイデアを考えます。

次に前述の「アイデア」と「何か」を組み合わせることで、さらにおもしろいアイデアを考えます。

 

おっさんの選択

本書から学んだロケットスタート時間術のポイントは以下の3点です。

 1) 2割の期間で8割終わらせること。

 2) 仕事は安定して続けることを意識すること。

 3) 「使い勝手の悪い部分」そして「組み合わせておもしろい物」を考えること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。