【筋肉質の組織を目指す人向け】 コスト削減のセオリーが学べます。
今回のオススメ本は、『コピー用紙の裏は使うな!』です。
本書は、筋肉質の組織を目指す方へオススメです。
本書には、「コスト削減のセオリー」や「取り組む手順」などについてまとめられています。
これらを実践するとコスト削減が体質化した強い組織が実現することでしょう。
著者について
コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)
- 作者: 村井哲之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/03/13
- メディア: 新書
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著者は、コスト削減のコンサルティング会社の代表の方です。
コスト削減について、多くの企業や組織にて講師やコンサルタントを務められています。
コスト削減のセオリー
本書には、コスト削減のセオリーがまとめられています。
序章 そんなコスト削減なら、しない方がましだ!
第1章 “正しいコスト削減”ができると何が起きるか
第2章 これってやっていませんか?間違いだらけのコスト削減シンドローム
第3章 “敵は社内にあり”ウチの会社のコストが下がらない理由
第4章 組織は永遠にコスト削減し続けなければならない。コスト削減の真の目的
第5章 “正しい”コスト削減の五つのステップ
第6章 ザクザク減らせる!価値ある契約&交渉ナレッジ
第7章 すべての解は“現場”にある。これで「現場力」は爆発する
第8章 ヒントがいっぱい!コスト削減の成功事例集
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
コスト削減に取り組むと従業員が「やる気」になる
◆31ページ~34ページ◆
見えないものが見えたら、勤勉な日本人は大きく変わります。ましてや、そこに目標と評価の仕組み、それもわかりやすい収入に直結したものがあればなおさらやる気が増します。「見える化」と「共有化」と「明快な分配ルール」は、従業員のモチベーションをも大きく変えたのです。
「見える化」「共有化」「分配ルールの明快化」に取り組む
確かにフィードバックは重要です。
取り組みの結果が、タイムリーにフィードバックされ、その成果に応じて評価されれば、やる気になりますよネ。
最強の組織を作り上げる5つの方法
◆189ページ~191ページ◆
1「現場」に対して、丁寧に「経営」やコストが見えるようにする。→経営を見せる。
2「現場」に「経営」の情報と削減のナレッジやツールを丁寧に提供し、「現場」らにやり方と目標と期限を決めてもらう。→徹底して任せる。
3「現場」に対して、いつでも自らの削減活動の効果が検証できるデータや仕組み、及び各「現場」間の削減効果の大小が比較できるデータを提供する。→効果の検証を繰り返す。
4「現場」における削減活動の結果である成果に対して丁寧にスポットを当てて評価する。また、評価の基準も明確にする。そしてこれを継続する。最後は、人事評価にきちんと組み込む。→成果を評価する。
5「現場」に対して、削減活動の成果の使いみちを丁寧に伝える。「現場」が成果の配分の直接の対象とする。→成果を配分する。
最強の組織を作り上げる5つの方法に取り組む
「見える化」「共有化」「明快な分配ルール」を具体的に実践していく方法が、この最強の組織を作り上げる5つの方法です。
試してみる価値アリですネ。
検証すること
◆195ページ~196ページ◆
コスト削減は、データの収集⇒分析⇒削減施策の立案⇒施策の実施⇒データの収集⇒施策の効果検証⇒新たな削減施策の実施⇒効果検証・・・のサイクルの繰り返しです。このサイクルが何回回るかが削減の成果の大きさにつながってきます。大切なのは、効果の検証。これが行われないと、このサイクルは一度たりとも回ることがありません。
コスト削減のサイクルを回す
このサイクルを回し続けることがコスト削減のレベルアップの王道です。
継続し、体質化することで、筋肉質の組織が出来上がります。
おっさんの選択
本書から学んだコスト削減のセオリーのポイントは以下の3点です。
1) 「見える化」「共有化」「分配ルールの明快化」に取り組むこと。
2) 最強の組織を作り上げる5つの方法に取り組むこと。
3) コスト削減のサイクルを回すこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。