【悩みや不安を軽くしたい人向け】 「脳とこころ」のことが学べます
今回のオススメ本は、『困難に打ち克つ「脳とこころ」の法則』です。
本書は、悩みや不安を軽くしたい方へオススメです。
本書には「脳とこころ」のこと、「こころ」を磨くための実践などが説明されています。
本書で紹介されている実践に取り組めばあなたの悩みや不安も少しは軽くなるかもしれません。
著者について
困難に打ち克つ「脳とこころ」の法則 ゾーンと海馬があなたを強くする
- 作者: 林成之
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は、脳神経外科の医師です。
救急医療の現場で、数々の画期的治療法を開発され、大きな成果をあげてこられてきた方です。
また、2008年北京オリンピックの競泳日本代表チームに「勝つための脳」についての講義を行い、メダル獲得に大きく貢献されています。
著者は、「われわれの「こころ」は考えることによって生まれ育まれる、つまり「脳とこころ」の本質を知ることが「こころ」を磨くための一番の近道だ」と言われています。
「脳とこころ」
本書には、著者が臨床の現場から発見してきた「脳とこころ」の真実について以下の6章で紹介されています。
1章 疲れない「脳とこころ」をつくる
2章 本番に強い「こころ」をつくる
3章 落ち込んだ「こころ」を立て直す
4章 「こころ」が記憶力や集中力を高め、独創的なアイデアを生む
5章 大きくて強い「こころ」に代わる!自分の殻を破る
6章 困難の壁にぶつかったら
5章で弱点日記をオススメされています。
弱点日記とは、「自分の弱点を箇条書きにして、弱点克服の達成度、および克服の期限を定めて、クリアするよう取り組むもの」です。
これを続けることで自分の弱点を克服できるそうなので、おっさんも試してみます。
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
疲れ知らずの脳を持つ人、脳もこころも疲れやすい人
◆36ページ~37ページ◆
しかし、人には脳の疲れを除去する仕組みが備わっています。ダイナミック・センターコアの中にあるA10神経群が活性化することで脳の疲労が自動的に除去される仕組みになっているのです。このA10神経群を活性化する最善の方法が、好き、おもしろい、楽しい、自分でもやってみたい、など前向きの感情を持つことです。
前向きの感情を持つ
確かに、「好きなこと」「おもしろいこと」「楽しいこと」などに取り組んでいる時は、時間を忘れていることがあります。
まずは、楽しそうにニコニコしながら取り組んでみます。
さらに、好きな音楽を聴きながら、あるいは好きな飲み物を飲みながら取り組むのもいいかもしれません。
ノーベル賞受賞者の教え
◆99ページ~101ページ◆
つまり、やる気を引き出すポイントは、自分が楽しいと思う、自分の仕事(行為)で、誰かを喜ばせることにあるのです。やる気になるための本来のモチベーションには、経済的利益や名誉などは必要ないのです。
誰かを喜ばせることを想像しながら、楽しんで取り組む
「家族のこと」「友達のこと」「お客様のこと」など、自分が喜んでもらいたい人のことを想像し、ワクワクしながら取り組んでみます。
そうすればやる気のスイッチがオンになるのでしょう。
こころの広い人とは、自分を守り過ぎない人
◆135ページ~136ページ◆
人とのコミュニケーションの中で、「だまされたくない」「損したくない」「失敗したくない」と、つねに否定的要素を持ってしまうと、そこには自己保存の本能が過剰に働いてしまいます。そうではなくて、「少しはだまされてもいい」「少しは損してもいい」「少しは失敗してもいい」という気持ちになれれば、こころは変わってきます。
少しは失敗してもいいという気持ちになる
おっさんの場合は、「失敗したくない」という気持ちが強いように思います。
そして、自分自身を守ろうとする自己保存の本能が過剰に反応していると思います。
このスタンスが周りの人にも、自分にもストレスを与えているように思います。
多少のことには目をつむり、もっと相手を尊重するようにしていきます。
先日観ていたテレビで「ストレスは不安とこだわり」ということを言っていました。
まずは、不安もこだわりも捨てるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ「脳とこころ」のポイントは以下の3点です。
1) 前向きの感情を持つこと。
2) 誰かを喜ばせることを想像しながら、楽しんで取り組むこと。
3) 少しは失敗してもいいという気持ちになること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。