四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【英語をなかなか覚えられない人向け】学習のポイントはイメージです

 

今回、ご紹介するのは、『英語学習の極意』です。

本書は、英語をなかなか覚えられないというあなたへオススメです。

 

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英語の勉強、楽しいですか?

英語の勉強だと思うと楽しくなくなります。

幼い頃、いつの間にか日本語は話せるようになっていました。

このとき、日本語を勉強だと思ったことはありません。

英語も同じなのかもしれません。

英語に対して、幼い頃のような接し方をしていけば、いつの間にか英語も話せるようになるのかもしれません。

 

著者について 

英語学習の極意 (文春新書)

英語学習の極意 (文春新書)

 

 『英語学習の極意』の著者は、総合商社に勤められている現役の会社員の方です。

入社以来、一貫して電力関連の機器輸出・事業投資の仕事をされています。

平成13年から配信されているメールマガジンの登録者数7,500名もいるそうです。

 登録読者数もスゴイですが、メールマガジンの配信を15年間続けられているのは、さらにスゴイです。

 本書には、そんな著者自身の外国語を学ぶ際の取り組み方が紹介されています。

 

イメージで脳へ記憶されやすくなる

本書で紹介されている方法で英語学習と向き合えば、英語が話せるようになんだろうなぁとイメージできました。著者が実践されてきた英語学習の極意が2部形式でまとめられています。

 第1部 これが語学の本道だ 

 第2部 わたしはこうして多言語を習得した

 

さらに第1部は8つのレッスンに別れています。

 レッスン1 何のために外国語をやるの?

 レッスン2 入門者はゲーム攻略本のつもりでガガーッと読もう

 レッスン3 辞書は最高の参考書である

 レッスン4 脳が反乱をおこさない単語記憶法

 レッスン5 「英語で考える」にはどうすればよいのか

 レッスン6 聞き取り力をぐんぐん高める「高速音読法」

 レッスン7 英語のキモは句動詞だ!

 レッスン8 語学学校に行く前にやるべきこと

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

脳に残るのは「文脈」の記憶

◆79ページ~80ページ◆

やはり、単語や表現を脳の記憶にインプットしたければ、実際の文章をたくさん読んで文脈の記憶を脳に植え付けるしかない。高校生のころ、ABC順の簡易辞書(いわゆる「豆単」のようなもの)で単語と訳語をアルファベット順に毎日数ページずつ覚えさせられたことがありました。文脈もなく単語と訳語だけ覚えるのはじつに苦痛で、わたしの脳は納得せず反乱を起こしていた。

 

文脈を脳に植え付ける

たくさん文章を読むと文脈が見えてきます。

文脈が見えてくると、脳へ記憶されやすくなります。

たくさん文章を読むことで脳への記憶を助けてくれます。

まずは、たくさんの文章に触れ、文脈を脳に植え付けるようにしましょう。

 

あなたの脳で実験してみよう

「カレーうどんを食べたら、買ったばかりのコルバタに汁が飛び散った」

「時間がなくてあわてたためか、コルバタがうまく結べない」

「高級レストランはコルバタの着用が必要です」

「どうしたんだ。えらくド派手なコルバタだな」

「気分が悪かったので、ソファに横になりコルバタをゆるめた」

カレーうどんの例文を読んだとき、あなたの脳はどう動いたでしょう。カレーうどんを食べて黄色い汁が胸もとにぴちゃっと撥ねるようすが、脳内に情景として瞬間に浮かぶ。汁が飛び散る先は…あぁ、あれでしょ、「ネクタイ」。コルバタを「ネクタイ」と翻訳して納得する。

  

学習用辞書の用例を読む

辞書には、たくさんの用例が記載されており、その単語の場面のイメージを助けてくれます。さらに場面イメージは脳への記憶も助けてくれます。

辞書に記載されている単語の用例を読み込むことで脳への記憶が残りやすくなります。

単語を学ぶ時は、辞書の用例を読み込むようにしましょう。

 

高速音読すると、脳内イメージが一変する

◆99ページ~101ページ◆

ところが「高速音読法」は分を暗記することが目的ではない。口と舌が高速音読できるよう、滑舌をよくするスポーツだ。例文を覚えることが目的ではなく、語群や文がアナウンサー並みのスピードですらすら口から出るようにすることが目的。スポーツ感覚のチャレンジです。そういう趣旨だと、ふしぎと脳も納得し、反乱を起こすことなく反復練習に付き合う。ひたすら反復練習することが快感にさえなってくる。

 

高速音読で脳内イメージを変える

音読を英文暗記の勉強法だと思うと楽しくないです。

高速音読は滑舌をよくするためのスポーツで、その練習をしていると思うと楽しくなります。少しでもタイムが縮まれば、うれしくなってさらに練習に励むようになります。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ英語のポイントは以下の3点です。

 1) 文脈の記憶を脳に植え付けること。

 2) 学習用辞書の用例を読むこと。

 3) 高速音読すると、脳内イメージを変えること。

 

英語の上達は、脳内のイメージのスイッチをうまく入れてやることだと思います。色々なスイッチを手に入れていきます。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。