【マーケティングのプロフェッショナルを目指す人向け】 本格的なマーケティングが学べます。
今回のオススメ本は、『マーケティング・プロフェッショナリズム』です。
本書は、マーケティングのプロフェッショナルを目指す方へオススメです。
マッキンゼーの社員、OBの方々がマーケティングについてまとめられています。
マーケティングのプロフェッショナルを目指す人にとって基本的な課題の概念や思考のあり方などを解説しています。
著者について
マーケティング・プロフェッショナリズム―エクセレント・マーケターの思考技術 (The McKinsey anthology)
- 作者: 山梨広一,梅里慶子,菅原章,日比野智彦,福嶋俊造
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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著者は、マッキンゼーの社員、OBの方々です。
マーケティング・プロフェッショナリズム
本書には、マーケティング・プロフェッショナリズムがまとめられています。
・プロフェッショナル・マーケティングの時代
・マーケティング・インテグレーションの組織要件
・マーケティングの新しい“P”
・CRM戦略はなぜ成功しないのか
・戦略の選択:経験の浅い顧客と経験豊富な顧客
・コモディティ化の罠から逃れる方法
・ソリューション・ビジネスのマネジメント
・「顧客価値」にフォーカスした製造業のマーケティング
・マーケティングの使命
・マーケティング・マッスルの強化法
・市場調査の発展四段階
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
プロフェッショナル・マーケティングが需要創造の出発点
◆9ページ~10ページ◆
マーケティングの基本は「市場を見る」ことにある。プロクター・アンド・ギャンブル、ユニリーバ、花王、サントリーなど、洋の東西を問わず、マーケティングに秀でた企業は、自社独自の思想やフレームに基づいて、対象顧客についてユニークに語る力を有している。
対象顧客についてユニークに語る力を養う
もっと、もっと顧客について語る必要がありそうです。
CRMを成功させる5つのルール
◆129ページ~134ページ◆
ルール1:よりよい商品とサービスを提供するために収集した顧客情報を活用すること
ルール2:ビジネスにおける「真のバリュー・ドライバー」に集中すること
ルール3:顧客との「緊密なリレーションシップ」を築くこと
ルール4:顧客を積極的に「差別化」すること
ルール5:資金力ではなく「スキル」で勝負すること
「真のバリュー・ドライバー」に集中する
個人的にはルール2が一番大切だと思っています。
バリュー・ドライバーとは、ビジネスが伸びる・伸びないの本質部分です。
このバリュー・ドライバーを正しく見極め、伸ばすことに集中すればビジネスを成功に導けます。
顧客の進化と商品の成熟度
◆163ページ~167ページ◆
第1段階:信頼性とサービスを求める
第2段階:商品性能を重視する
第3段階:価格感度が高まる
第4段階:価値を分解する
顧客の進化と商品の習熟度を考える
まずは、おっさんの身の回りの商品で考えてみようと思います。
第4段階のモノって、どんなモノがあるでしょうか?
例えば、その日の気分で変えられるような身に付けるモノとかでしょうか。
おっさんの選択
本書から学んだマーケティング・プロフェッショナリズムのポイントは以下の3点です。
1) 対象顧客についてユニークに語る力を養うこと。
2) 「真のバリュー・ドライバー」に集中すること。
3) 顧客の進化を考えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。