【マンネリ化した営業マン向け】 伝説の営業マンが喝を入れてくれます。
今回のオススメ本は、『ツメが甘い』です。
本書は、マンネリ化した営業マンへオススメです。
本書は、ツメが甘い、私たち営業マンへ、喝を入れてくれます。
でも、厳しさの中に、著者の愛を感じます。
特に「おわりに」の文章はオススメです。
5ページの文章ですが、ココを読むだけでも価値があると思います。
おっさんの一番のお気に入りは、著者のお母さんの以下の言葉です。
「お父さんが働いてきてくれるから、私たちは生活できるのよ。ありがたいわね」
涙が出てきそうになります。
そして、家族のために頑張ろうという気持ちになります。
著者について
著者は、伝説の営業マンです。
大学時代に学生向けスキーツアーのビジネス化に成功し、売上60億円を達成しています。
大学卒業後は、大手証券会社に入社し、30歳で月に600億円の売上を上げる証券マンへと成長、37歳で最年少支店長、その後、営業マン2万人の教育指導者となります。
さらに中堅証券会社にヘッドハンティングされ、2007年には独立されます。
伝説の営業マンの仕事術
本書には、伝説の営業マンの仕事術がまとめられています。
【第 1章】ツメが甘い!キミがダメな理由―導入編
【第 2章】君は何時に起きているのか?―時間管理編
【第 3章】名刺をどこにしまってる!―情報整理編
【第 4章】メモを取らない君は仕事ができない―情報収集編
【第 5章】お客様に断られて引く君はアホだ―アポ取り編
【第 6章】君のスーツはヨレヨレだ―身だしなみ編
【第 7章】君の話はつまらない―コミュニケーション編
【第 8章】お客様の心をわしづかみにする“人たらし”の方法―人心掌握編(対お客様)
【第 9章】組織の中の苦労は買ってでもしろ―人心掌握編(対社内)
【第10章】獅子に率いられた羊は強い―部下育成編
【第11章】一流の人になるための仕事術―マインド編
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
いまやらずに、いつやれる?
◆28ページ~30ページ◆
営業マンなら、とにかく動く。アポイントを取って、お客様に合う。アポイントが取れなければ、1件1件飛び込みをして、あるいはテレアポをしてお客様を探す。今日、たったいま、そこから始めなくて、どうして明日はよくなると判断できるのだろうか?もちろん行動したからといって、必ずうまくいくとは限らない。だが、行動しなければ成功は生まれない。
とにかく行動する
何だかんだと言い訳をして行動しない自分がいました。
飛び込み、手紙、テレアポ、面談と、とにかく明日に備えて今行動するようにします。
1年後の結果は、今の行動によるものだと心得ます。
自慢話を引き出せたら一人前だ
◆130ページ~132ページ◆
数字を指せるビジネスマンは、いい意味で「人たらし」だ。ネットワークが広い。それも自分のためにひと肌脱いでくれる、つきあいの深い人脈をたくさん持っている。どうしたら人たらしになれるのだろうか。まず基本は相手の自慢話を引き出せるようになることだ。商談に行っても決められた話しかしてこない営業は、いつまでたっても人たらしにはなれない。
相手をいい気分にさせる
「こいつといると、なぜかいい気分にさせてくれる」、そう思わせれば、一人前の営業マンだと著者は言います。
そう思わせるためには、「如何に気持ち良く自慢話を引き出せるか」がポイントです。
そういえば、おっさんの師匠に同行してお客様を訪問した際、お客様はいつもうれしそうにニコニコしながら話をされていました。きっといい気分だったのでしょう。
一流の人に共通する「ナニクソ」の精神
◆190ページ~193ページ◆
証券マン時代から含めて、私はたくさんの経営者や超富裕層に会ってきた。その中には人間としても尊敬できる、いわゆる本物の“一流の”人たちがいる。彼らに共通するのは、「ナニクソ」の精神である。負けてたまるか、という「ナニクソ」の精神。私はこれを「死力達成」とよんでいる。死んでも達成する。達成するまでやめない。それくらいの気合で、目標に取り組めということだ。1日200件飛び込んで40枚の名刺を集めてくるのはキツい。でも40枚集めるまで支店に戻らない。それが「死力達成」だ。ふつうの人は途中で諦めてしまう。だが、諦めない。歯をくいしばって、「ナニクソ」の精神で頑張った人だけが、一流になれる。
「ナニクソ」の精神で頑張る
最近は、歯をくいしばって頑張るという気持ちを忘れていました。
これからは、途中で諦めることなく、「ナニクソ」の精神で頑張ります。
おっさんの選択
本書から学んだ伝説の営業マンの仕事術のポイントは以下の3点です。
1) とにかく行動すること。
2) 相手をいい気分にさせること。
3) 「ナニクソ」の精神で頑張ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。