【夢や目標をより速く実現したい人向け】 最短最速で実現すめるためのノウハウ
今回のオススメ本は、『夢を「10倍速」で実現する方法』です。
本書は、夢や目標をより速く実現したい方へオススメです。
本書では、「夢=なりたい自分」と「現在の自分」との間にあるギャップを最短最速で埋めるためのノウハウを学べます。
3大戦略をご存じですか?
著者は、元ソフトバンク社長室長です。
その著者がソフトバンク在籍中に、孫社長から学び、自分自身の人生を変えた15のノウハウが本書では紹介されています。
それらのノウハウの中から選りすぐりの「3大戦略」は、これを知っているかどうかで、夢や目標の実現スピードが大きく変わる程、インパクトがあると、著者はいいます。
その「3大戦略」は以下になります。
(1)わらしべ戦略
(2)ナンバーワン戦略
(3)くじ箱戦略
興味を持たれた方は、本書で詳細を確認してみてください。
著者について
著者は、元ソフトバンク社長室長の方です。
現在は、ITを活用した教育ビジネスの会社経営をされています。
著者の人生をひと言で表すと、「プロジェクトにすべてを懸けてきた人生」になるそうです。
そんな人生から学んできたプロジェクトマネジメントのノウハウを世の中へ普及するために、東証一部上場企業をはじめ複数の取締役や監査役を兼任されています。
10倍速で夢を実現する方法
本書には、10倍速で夢を実現する方法がまとめられています。
第1章 「3大基本戦略」
第2章 「目標明確化&週間化術」
第3章 「人の力を借りる技術」
第4章 「プロジェクトマネジメント術」
第5章 「問題解決術」
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
数値化するために、まず問題を「グループ分け」する
◆181ページ~183ページ◆
基準を決めるために、私はよく「山崩し」という手法を使います。例えば、「コールセンターへのクレームが多い」という問題があったとしましょう。だったら、まずはクレームの記録をすべてプリントアウトしてもらいます。あまりに数が多すぎて全部は難しいなら、無造作に抽出して構いません。それでも1000枚単位、あるいは最低でも100枚単位でプリントアウトしてください。あとはメンバー全員で集まり、紙の山を分けて一人につき数十枚から数百枚渡し、「どんな基準でもいいから、とりあえず7つに分類してみてください」とお願いします。つまり、山を小さく崩していくわけです。7つにする理由は、何度か話した通り、一人の人間が管理できる最大の数だからです。
山崩しで7つに分類する
まずはモヤモヤした山を山崩ししながら7つに分類する。
そして、その7つの山を数値化して管理する。
そうすれば問題が、どこにあるのかが見えてくるようです。
いい発想が浮かばない時は、「掛け算法」でとにかく数を出す
◆203ページ~205ページ◆
これは既存のアイデアや商品、ジャンルなどを掛け合わせることで、新しい発想を生み出すテクニックです。やり方は簡単。まずはA4の髪を用意して、左半分をA欄、右半分をB欄とします。そしてA欄には、今のトレンドを表す言葉を書き出します。例えば「女性活用」「草食系」「妊活」「おひとりさま」「中国人観光客の爆買い」といったところです。どの言葉がよさそうかといったことは、この時点では深く考えなくて構いません。経済紙やビジネス雑誌に掲載されているヒット商品のリストや、「流行語大賞」の候補になった言葉から、そのまま引用すればOKです。続いてB欄には、自社製品を書き出します。乳製品の会社であれば、「牛乳」「チーズ」「ヨーグルト」「バター」「粉ミルク」といったものでしょうか。あとは、A欄とB欄の言葉を掛け合わせていくだけです。
掛け算法で「トレンド」と「商品」を掛け合わせる
これは簡単に使えそうです。
「既存のアイデア」×「流行りのキーワード」で発想が広がりそうです。
ポイントは量をたくさん出すことでしょう。
発想を広げるテクニックとして、大きな要素から小さな要素をブレイクダウンしていく構造化も参考になります。
仮説をもとに「正しい質問」をすることが肝心
◆207ページ~209ページ◆
ちなみに私は、日本中の論文を検索できる「CiNii」というサイトをよく使います。政治経済から科学、医療、芸術まで、あらゆるジャンルの論文が探せるのでとても便利です。ただし、見つけた情報をどのように問題解決に応用するかについては、やはり自分一人では判断ができない場合もたくさんあります。そんな時こそ、その分野に詳しい人の力を借りるべきです。そのためには、話を聞くときに「何を解決することが目的なのか」というゴール設定を明確にしなくてはいけません。さらに、インターネットなどで調べた情報をもとに、自分なりの仮説を立てる必要があります。そして人に話を聞く時は、その仮説をもとに「これが原因でこの問題が起こっているのだと思うが、どう解決すればいいでしょうか」という質問をすべきなのです。これが問題解決というゴールに最短で到達するための質問の仕方です。
CiNiiを使って仮説を立てる
CiNii、初めて知りました。これからは調査の際に、活用してみます。
孫社長は、「10秒考えてわからないことは、そえ以上一人で考えても答えは出ない。そんな時は人と議論したり、意見を聞いたりしなさい。」と言うのが口ぐせだったそうです。
考え込む前に、人へ聞きに行くようにしましょう。
おっさんの選択
本書から学んだ10倍速で夢を実現するポイントは以下の3点です。
1) 山崩しで7つに分類すること。
2) 掛け算法で「トレンド」と「商品」を掛け合わせること。
3) CiNiiを使って仮説を立てること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。