四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【営業大全 既存顧客 篇】既存顧客深耕のプロセスとスキルが学べます。

 

今回の読書メモは『営業大全 既存顧客 篇』です。 

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本書を手にした理由は既存顧客を深耕する方法について学びたいと考えたからです。

本書のテーマは「ニーズが明らかになっていない上流工程において課題解決型営業を行うこと」です。

このプロセスとスキルを「仮説法」「対話法」「提案法」「交渉法」に分けて解説されています。

 

 

著者 

営業大全

営業大全

 

著者は営業力強化のカリスマコンサルタントです。

これまでに大手企業から中小企業まで、250社のべ5万人を指導し、多くの企業の業績アップに貢献しています。

大学卒業後、富士ゼロックス(株)と(株)リクルートで営業および企画営業にたずさわります。

1986年独立され、指導先企業の営業力強化を支援しています。

受講した多くの若手営業パーソンから「営業の仕事がおもしろくなった」「あのときの研修が転機となって、その後のビジネスが大きく変わった」と感謝され、一流の営業プロフェッショナルに成長した受講生たちが全国各地で活躍しています。

 

目次

【1】顧客に向き合う姿勢
【2】上流プロセスから「課題解決型営業」を行なう
【3】課題解決型営業ステップ1【仮説法】
【4】課題解決型営業ステップ2【対話法】
【5】課題解決型営業ステップ3【提案法】
【6】課題解決型営業ステップ4【交渉法】
【7】ルート営業で業績を上げるための行動原則

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

顧客の顧客に着眼して仮説を立てる

◆46ページ~50ページ◆

顧客の3Cに関する情報を調べて、それを書き出し、3Cが取り囲む真ん中に顧客の課題を考えて書く。それは、3C情報から導かれる仮説だ。顧客は3Cの環境の中で、今後何に取り組むべきか。中でも重要な課題は何か。ここで大切なのが、顧客の立場に立って考えるという姿勢だ。自社の商品提案ありきで書かないこと。自分が売りたいものは一度棚上げして、顧客の立場に立って、顧客が何をするべきかを考えなければならない。顧客の課題を考えたら、次に自社が顧客の課題を見据えて提案するべきことを考えて書く。ここで始めて、提案者としてのアイデアを書くことになる。なるべく、ありきたりな単品商品の提案ではなく、顧客の課題を解決するための提案を考える。

 

3C情報から顧客の課題を考える

「Customer」(市場)」「Competitor」(競合)「Company」(自社)、これら3つの切り口から、今後、顧客は何に取り組むべきか課題の仮説を考えます。

その上で、自社が顧客の課題を見据えて提案するべきことを考えます。

 

顧客の強みと弱みを整理すれば課題が見えてくる

◆50ページ~53ページ◆

仮説を考えるための着眼点として、まず顧客が自社の「S」(強み)を生かして、市場にある「O」(機会)をものにするために、顧客は何をするべきかと考えてみる。「S」と「O」を掛け合わせて洗い出した課題は、妥当性が高いはずだ。次に、「S」(強み)を使って「T」(脅威)から逃れるために、顧客は何をするべきかと考えてみる。顧客は、自社の事業にとってのリスクがわかっているだろうから、何らかの手を打とうとしているだろう。さらに顧客は、自社の「W」(弱み)を改善あるいは克服して、「O」(機会)をものにしたいはずだ。どのような企業、事業にも弱みはある。顧客はそれを解決しようとして行動を起こす可能性が高い。そこに顧客の課題があるのではないか。あるいは、顧客が自社の「W」(弱み)を放置したまま、もし外部環境である「T」(脅威)に襲われたら、一体どのような事態になるだろうと考えてみる。それは顧客にとって最悪のシナリオかもしれない。であるならば、顧客はそうならないために手を打とうとするだろう。どのような会社にも、リスクマネジメントは働く。経営者は自社にとってのリスクを常に考えているに違いない。っこうやって「顧客のSWOT分析」を使って顧客の課題を想定し、そこから自社が提案できることを考えていく。それは自社の商品やサービスを複合的に組み合わせた、顧客の課題を解決するための提案だ。

 

SWOT分析から顧客の課題を考える

今度は、顧客の課題を以下の4つの切り口から考えます。

・「S」(強み)を生かして「O」(機会)をものにするために何をすべきか?

・「S」(強み)を使って「T」(脅威)から逃れるために何をするべきか?

・「O」(機会)をものにするため「W」(弱み)をどう改善、あるいは克服すべきか?

・「W」(弱み)を放置したまま、「T」(脅威)に襲われたら、どのような事態になるのか?そうならないために何をすべきか?

 

クロージングプロセスを組み立てる

◆76ページ~79ページ◆

一つは、前述したとおり、顧客から複数の業者にRFPが出される前の段階で、仮説を立てて対話し課題を明確化すること。それによって、たとえば各社にRFPが出されるとしても、その中身は、自社の影響が色濃く反映されたものになっていること。二つ目として、どこよりも情報提供が早いこと。競合他社が情報提供するとき、顧客にとってそれが既知の状態になっているようにしておきたい。三つ目として、顧客の課題解決のために、自社ならではの強みが生かされた提案内容になっていること。四つ目として、自社の提案範囲の中においても複数の選択肢が含まれており、自社の土俵の上において顧客は違った角度からの検討が可能であること。このことにより、顧客が情報を取り寄せる業者数をむやみに増やさないで、有力候補に限定して検討するようになる。五つ目として、顧客内の複数の部署の上位者と会っていること。キーセクションは一部署ではないし、キーパーソンは一人ではない。顧客の組織を動かすために、どの部署の誰に会わなければならないかを考え、それを営業プロセスに組み込んでおく。

 

クロージングプロセスをチェックする

クロージングまでに以下のプロセスが完了しているかをチェックします。

もし、できていなければ、できるまで同じプロセスを繰り返します。

(1) 仮説を立てて質問し課題を明確化できているか?

(2) どこよりも情報提供を早くできているか?

(3) 自社ならではの強みが生かされた提案ができているか?

(4) 提案範囲の中に複数の選択肢が含められているか?

(5) 顧客内の複数の部署の上位者と面談できているか?

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 3C情報から顧客の課題を考えること。

2) SWOT分析から顧客の課題を考えること。

3) クロージングプロセスをチェックすること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【営業大全 新規開拓 篇】新規開拓の具体的なスキルが学べます。

 

今回の読書メモは『営業大全 新規開拓 篇』です。 

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本書を手にした理由は新規開拓の具体的な方法について学びたいと考えたからです。

本書には「新規開拓戦略」「アプローチ方法」「見込み客面談」の具体的なコミュニケーションスキルがまとめられています。

新規開拓のひとつひとつの小さな行動を具体的なスキルとして解明していけば、「飛び込み」も「電話」も戦略的に取り組め、アポイント獲得の打率を上げることが可能です。

 

著者 

営業大全

営業大全

 

著者は営業力強化のカリスマコンサルタントです。

これまでに大手企業から中小企業まで、250社のべ5万人を指導し、多くの企業の業績アップに貢献しています。

大学卒業後、富士ゼロックス(株)と(株)リクルートで営業および企画営業にたずさわります。

1986年独立され、指導先企業の営業力強化を支援しています。

受講した多くの若手営業パーソンから「営業の仕事がおもしろくなった」「あのときの研修が転機となって、その後のビジネスが大きく変わった」と感謝され、一流の営業プロフェッショナルに成長した受講生たちが全国各地で活躍しています。

 

目次

【1】新規開拓に向かう姿勢
【2】新規開拓の戦略
【3】アプローチの実践
【4】初回面談の準備
【5】初回面談を成功させる方法
【6】新規開拓は経営のリスクマネジメント

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

新規開拓は初回面談が勝負

◆92ページ~95ページ◆

どのような第一印象を植えつけたいかというと、一言でいえば、信頼感だ。初対面で「信頼できそうな営業だ」と感じてもらうためには、いくつかの要素が必要だ。まず、自社の強みや自分の持ち味を簡潔に伝えられること。つまり能力を開示することができるということだ。二つ目に、自分が見込み客に関心があるということを示すこと。それは調べてきたことや観察したことを伝え、その事前情報をもとに質問することによってできる。三つ目に、何らかの共通点をもっていること。たとえば、業界や製品に関する知見や経験でもいい。地理的な共通点でもいい。それがあれば、初対面という気持ちのバリアーを早く取り除くことができる。四つ目に、強い意思を示すこと。つまり、その見込み客で仕事をしたいという強い思いがあり、そのための提案や計画を持っているということだ。最後に適切さだ。マナー、気配り、倫理など、適切な振る舞いができて、適正な判断力を揃えていること。不用意な子供っぽい言葉使い一つで、この人はきちんと仕事をしないのではないかと思われてしまうこともある。

 

初対面で「信頼できそうな営業だ」と感じていただく

信頼できそうな営業と感じていただくために以下のことに取り組みます。

・面談の目的、および自社の強みや自分の持ち味を簡潔に伝える

・調べてきた事前情報をもとに質問する

・何らかの共通点を探る

・提案への強い意思を伝える

 

面談の三原則HPCを組み立てる

◆101ページ105~ページ◆

営業パーソンは、初回面談に臨む前に面談シナリオを組み立てておく必要がある。まず面談の目的は何か。次に、能力開示で何を伝えるか。これは、初対面の場合は自己紹介のことだが、その意図は自社の強みや事項の持ち味を訴求することである。次に、H(質問・傾聴)の内容、P(提案)の内容、C(約束・取り決め)の内容を組み立てて、シナリオを準備しておく。さらに、その面談シナリオに必要な営業ツールを考え準備しておく。

 

HPCを組み立てておく

HPCとは以下の取り組みになります。

・Hearing:事前調査から立てた課題(仮説)を検証するために質問する

・Proposing:課題を解決するための提案内容を伝える

・Closing:次回アポとそれまでの宿題を確認する

面談の準備としてHPCを組み立てるようにします。

 

今日のクロージング

◆131ページ~134ページ◆

クロージングにおいて大切なことは細かさだ。面談の最後の五分を次回のセッティングにかけるつもりで丁寧に行なう。さきほどの見せるメモ用のノートとは別の、スケジュール手帳かモバイル端末を取り出して、記入しながら、今後のことを取り決めていく。営業パーソンが見込み客の都合をうかがいながら決めていくことで、先方も手帳やノートPCを開けてくれるだろう。そうすることで、今後の進捗を確実にしていく。ここでは細かい人間だと思われるぐらいでちょうどいい。クロージングの強さとは細かさである。このようなきめ細かい営業パーソンの言動は、見込み客に行動を促すプレッシャーにもなる。

 

面談のクロージングを細かく行う

面談のクロージングでは以下2点について確認するようにします。

・次回面談のセッティング(次回訪問の目的、訪問日時、面談場所、面談者、双方の準備物)

・テストクロージング(仮に…ことができましたら、ご採用いただくことは可能でしょうか?)

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 初対面で「信頼できそうな営業だ」と感じていただくこと。

2) 面談シナリオを組み立てておくこと。

3) 面談のクロージングを細かく行うこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【おっさん英語:118週目】ハイブリッド思考の世界が来る

 

今回のテーマは英語の勉強法です。

おっさんが英語の勉強を再開して118週間が経過しました。

5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。

2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。

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ハイブリッド思考の世界が来る

今回の「TED Talks in 日本語」を使った勉強はこちらです。

digitalcast.jp

プレゼンターはフューチャリストです。

今から2億年前に恐竜が絶滅しました。

哺乳類は大きくなり、脳は肥大化し 大脳新皮質も肥大化しました。

200万年前私たちはヒト科へと進化し、大きな前頭葉を発達させました。

大脳新皮質が拡張し、思考の量が増えたことで質的な飛躍を遂げることを可能にしました。

このことが人間を進化させる上での鍵となりました。

今から20年後にはナノボットが開発されているでしょう。

ナノボットは毛細血管を通って脳に行きます。

そして私たちの大脳新皮質クラウドの人工大脳新皮質につなぎ大脳新皮質の機能を拡張してくれます。

私たちの思考は生物学的と非生物学的な思考のハイブリッドになります。

今度は決まった構造の容器にその限界を決められることはなく、限界なく拡張します。

この量的な拡張は、またもや文化と技術に質的な飛躍をもたらす要因になります。

さらに詳しい内容を知りたい方は、TEDTalkを聴いてみてください。

 

勉強法

2017年1月から、こちらの記事にある勉強法に挑戦しています。 

 

具体的には「DUOセレクト」を使って勉強しています。 

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600

 

 

英単語

英単語は、こちらで勉強しています。

www.globish.denken-dvd.com

118週目は、1,001~1,200語までを勉強しました。

 

ヒアリング

DUO Select」のCDを帰宅時の車の中で聞いています。 

DUOセレクト CD

DUOセレクト CD

 

  

勉強時間

118週目の勉強時間は3.25時間でした。

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To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.

【問題解決ラボ】デザインの本質が楽しく学べます。

 

今回は『問題解決ラボ』です。 

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本書を手にした理由はデザインについて学びたいと考えたからです。

デザインとは、単に何かをカッコよくすることが目的ではありません。

人に対して何かを「伝える」ための手段です。

「難しいことをわかりやすく」「論理的なことを直感的に」「見えないものを見えるように」これがデザインの本質なのです。

 

著者 

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

 

著者はデザイナーです。

大学大学院修了後、デザインオフィスを設立します。

「小さな“!”を感じてもらうこと」をコンセプトに、東京・ミラノシンガポールを拠点として、建築・インテリア・プロダクト・グラフィックと多岐にわたってデザインを手掛けています。

Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」(2006年)、「世界が注目する日本の中小企業100社」(2007年)に選ばれています。

 

目次

【第1章】デザイン目線で考えると、正しい「問い」が見えてくる

【第2章】デザイン目線で考えると、ありそうでなかった「アイデア」が見えてくる

【第3章】デザイン目線で考えると、ホントの「解決法」が見えてくる

【第4章】デザイン目線で考えると、刺さる「メッセージ」が見えてくる

【第5章】デザイン目線で考えると、見えない「価値」が見えてくる

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

「チマチマメモ術」アイデアに化学反応を起こす

◆60ページ~62ページ◆

なので、「1枚の紙=アイデア1つ」くらいの感じで、日々チマチマと書いてはクリアファイルに挟み、数日後に見てピンとこないものはポイポイ捨てていきます。さらに、これらのメモを数週に1回「棚卸し」します。脈略のないアイデアどうしをグルーピングしてみたり、順序立てて並べたり重ねたりしているうちに、希に面白い「化学反応」が起きます。1枚1枚を個別に眺めることによる絶対評価と、複数を比較する相対評価をどちらも並行して行う、という感じでしょうか。そして、何かつかんだ感情を得たら、メモはすべて捨てちゃいます。頭の中に残しておく程度のほうが、後々使い勝手がよいからです。

 

1日=1枚を目標に「チマチマメモ術」を実践する

イデアを生み出す力を鍛えたいと思っています。

本書で紹介されている「チマチマメモ術」に取り組んでみようと思います。

まずは「1日=1枚のアイデア」を目標に取り組みます。

 

「早めに間違える」と「とりあえず2択に」でアイデアを形にする

◆81ページ~83ページ◆

とにかくモノづくりとは決断の連続です。ユーザーのニーズ、生産性、機能、コスト、スケジュールなど、最適な決断をしつづけることでしかプロジェクトを成功に導けません。「決断のコツ」のようなものが存在するとすれば、それは「間違えてもいいからできるだけ早く行う」ことじゃないでしょうか。早めに間違えれば軌道修正できますが、時間が経過すればリカバリーしにくいだけでなく、他の選択肢がどんどん減っていくからです。つまり、判断を「間違える」ことよりも、判断が「遅れる」ことのほうが被害が大きいのです。それと、決断するためには、選択肢の中から「絞り込む」スキルがとても重要です。正解を見つけるのは難しいけど、不正解は比較的、簡単に見つかるからです。

 

決断は「間違えてもいいからできるだけ早く行う」

確かに早めに行動すれば、軌道修正も早めにできます。

そして、経験もたくさん積み上げることができるので、正解を見つける目も鍛えられます。

 

「そのアイデア、友だちのオカンに電話で伝わりますか?」

◆138ページ~140ページ◆

伝える内容は新しい技術、機能、ライフスタイルなどさまざまで、重要なものはそれをいかに「直感的に」伝達できるかですが、これがまた難しい。なので、「いいデザインとはなんぞや」と聞かれたならば、何も専門的な知識のない人に、つまり幼稚園児でもオカンでもいいのですが、電話で商品コンセプトを伝えて「面白い」と感じてもらえるかどうか、だと思っています。

 

オカンに、アイデアのコンセプトを伝えて「面白い」と感じてもらえるか?

このことを「面白い」アイデアかどうかの判断基準にしたいと思います。

オカン(幼稚園児)に伝わることが「直感的に」伝達できことなのです。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 1日=1枚を目標に「チマチマメモ術」を実践すること。

2) 決断は「間違えてもいいからできるだけ早く行う」こと。

3) オカンに、アイデアのコンセプトを伝えて「面白い」と感じてもらえるか?

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【21世紀を生き抜く3+1の力】21世紀を生き抜くための力を学べます。

 

今回の読書メモは『21世紀を生き抜く3+1の力』です。

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本書を手にした理由は21世紀を生き抜くための力を学びたいと考えたからです。

21世紀に求められる力は「自分で考える力」「人と共創する力」そして「自己進化する力」です。

それぞれの力は以下の通りです。

(1)考える力

想定外の問題や経験値のない課題に向き合い、自分の頭で「何が本質的にやらなければならないことか」を考えることができるか?

(2)共創する力

「多様な」人々との議論を通じて、その議論の中から学び、ベストな答えを書き出し、実践し始めることができるか?

(3)進化する力

自分自身と常に真摯に向き合い、自ら気づき、学びながら「進化」することができるか?

 

著者 

21世紀を生き抜く3+1の力

21世紀を生き抜く3+1の力

 

著者は企業の「変革」デザイナーです。

大学卒業後、日本銀行を経て、コンサルティング会社に入社します。

シカゴオフィス勤務の後、コンサルティング会社のアソシエイトパートナーとなり、8年間、金融、小売、通信、公的機関など数多くの企業の経営変革プロジェクトに従事します。

コンサルティング会社退職後は、企業の「変革」デザイナーとして独立し、変革実現のサポートと変革リーダー育成に携わる傍ら、自らの出産と同時に、子どもの可能性を引き出す託児サービス事業も立ち上げています。

 

目次

【第一章】21世紀とはどういう時代なのか?

【第ニ章】21世紀スキルとは何か? 「考える力」「「共創する力」「進化する力」

【第三章】21世紀を生き抜く力を身につけるということ

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

リタイアなんかしていられない?60歳はほんの「中年」

◆43ページ~47ページ◆

人生100年、平均年齢53歳の2050年の日本では、60歳などほんの「中年」です。21世紀を生き抜かなければならない私たちは、少なくとも75歳くらいまでは「働き続ける」前提で、心と体とスキルの準備をしておく必要がありそうです。

 

75歳までは「働き続ける」心と体とスキルを準備する

自分も以前から75歳までは働き続けようと考えており、心の準備はできています。

体力も維持できるよう筋トレとランニングを続けています。

そして日々営業スキルの習得に挑戦しています。

 

目指すものを定義するということ―「なぜ、具体的には、いつまでに」

◆89ページ~98ページ◆

それは、最初に申し上げた3つの問い―なぜ、具体的に、いつまで―を「自問自答」し続けることです。

問1目指すものを達成したときの状況が、映像で思い浮かぶ、またはデータで確認できるか?(具体的に)

問2それはいつまでに達成したいのか?(いつまでに)

問3結局のとこと、何のためにそれを目指したいのか?(なぜ)

この質問に対する答えを人に説明したときに、理解してもらえるか。共感してもらえるか。納得してもらえるか。それがまずは、21世紀の「考える力」を実践できたかどうかの、最初の試金石になるでしょう。

 

3つの問いから目指すものを定義する

「具体的に」「いつまでに」「なぜ」を自問自答しながら、自分が目指すものを定義します。目指すものはギリギリ達成できるところで定め、達成できそうになったら、さらにレベルアップしていくようにします。

 

「自己修正」をし続ける力の本質にあるもの

◆176ページ~181ページ◆

博士の研究によれば、この「人の能力は努力により相当伸ばすことができる」と信じているかどうかが、自己認知の精度にも大きく影響していることが分かっているそうです。自分のことを正確に評価し理解することは、誰にとっても難しい。でも、能力や資質は伸ばすことができると信じていれば、現時点の自分に対する情報をたとえ不本意であってもありのままに受け入れることができる。一方、もう伸ばしようのない能力が値踏みされていると思うと、どうしても受け止め方が歪んでしまう。都合のよい結果ばかりに目を向けたり、場合によっては「本当ではない」自分をつくってしまったり、いつの間にか本当の自分を見失ってしまう。

 

能力や資質は伸ばすことができると信じる

経験を積むことで、いつまでも能力や資質は伸ばすことができると信じています。

自分の場合、営業において目標達成に挑戦することで、能力を伸ばし、資質に磨きをかけていきます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) 75歳までは「働き続ける」心と体とスキルを準備すること。

2) 3つの問いから目指すものを定義すること。

3) 能力や資質は伸ばすことができると信じること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【201冊目で私が一番伝えたかったこと】著者が伝えたかったメッセージを受け取れます。

 

今回の読書メモは『201冊目で私が一番伝えたかったこと』です。

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本書を手にした理由は、著者が伝えたかったメッセージに興味を持ったからです。

本書には著者が今までにさまざまな本で主張してきたコアとなる考え方が紹介されており、著者の集大成的な本ともいえます。

著者の本を読む際には、本書を参考にして、ここから次の本を選ぶのがオススメです。

 

著者 

201冊目で私が一番伝えたかったこと

201冊目で私が一番伝えたかったこと

 

著者は科学者の方です。

認知科学者(機能脳科学、計算言語学認知心理学分析哲学)であり、計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)でもあります。

多くの役割も担われています。

 

目次

【第1章】201冊作って伝えたかったこと

【第2章】もっと深く掘り下げて語りたいこと

【第3章】201冊に込められた究極の成功への道

【第4章】今一番伝えたいこと 201冊目のメッセージ

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

ゴールを設定すれば、あなたが持っているとてつもない能力や才能が目覚める

◆14ページ~16ページ◆

ゴールを設定し、その実現のために行動するうちにエフィカシー(ゴール達成に対する自己評価)が上がり、さらに抽象度(物事をより高い視点から見ること)が上がり、その結果として次のゴールが見えるようになります。新しいゴールが見えたら、今度はそのゴールを達成するために行動します。すると、次のゴールが見えてきます。このようにゴールを達成しそうになったら、その都度新しいゴールを更新していく……。そうすることで、あなたは最終的には思ってもみなかった素晴らしい未来を手にすることができるでしょう。

 

まずはゴールを設定し、都度新しいゴールを更新していく

まずはゴールを設定します。

そしてゴール達成のために行動していくと、ゴールを達成しそうになります。

その時、新しいゴールが見えてくるので、その都度ゴールを更新して、行動を続けます。

ふと、振り返った時、自分が思ってもみなかった素晴らしい高みに立っていることでしょう。

 

他の人よりも一つ上の抽象度で認識する癖をつける

◆61ページ~65ページ◆

そのためには、「普段から一つ抽象度を上げて物事を認識する」ということを心がけましょう。「犬」を見たら、それよりも抽象度の高い概念でとらえる努力をします。しかし、いきなり「生物」と思うのではなく、「哺乳類」くらいにとどめて、臨場感を維持します。「車」を見たら、「工業製品」ではなく「乗り物」くらいに捉えます。このように、一つだけ抽象度を上げて物事を捉える訓練をくり返していくと、ゴールの抽象度を上げるときも、臨場感を損なわずにできるようになっていきます。また、抽象度を上げて思考することで、より高次の視点から客観的に物事を受け止められるので、怒りや憎しみなどの情動を抑えるのにもたいへん有効なのです。

 

一つ上の抽象度で物事を認識する癖をつける

日頃から、物事を捉える際は、一つ上の抽象度で捉え直すように練習します。

 

超一流脳はサラリーマン的な前例主義の対極にある

◆146ページ~149ページ◆

決定的な違いは、超一流の人びとのほとんどが自分の中で大きなゴールを掲げ、それにひたすら突き進んでいることです、彼らは、自分の好きな道、自分の信じる道を、中途で挫折することなく邁進したのです。私は、一流の人間のことを「一つのことを10年続けた人」と定義しています。仕事においても、趣味においても、一つのことを10年続けることができれば、それだけであなたは一流の仲間入りができます。

 

まずは一つのことを10年続ける

まずは、このブログを10年続け、一流を目指します。

そして、次には大きなゴールを掲げ、その達成に向け進んでいきます。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) まずはゴールを設定し、都度新しいゴールを更新していくこと。

2) 一つ上の抽象度で物事を認識する癖をつけること。

3) まずは一つのことを10年続けること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【最高の結果を引き出す質問力】「いい質問」の仕方が学べます。

 

今回の読書メモは『最高の結果を引き出す質問力』です。

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「いい質問」の仕方を学びたいと考え、本書を手にしました。

質問は、人生をポジティブにするものです。

「これが今、分からない」「できない」と正直に認め、質問することによって前に進んでいきます。

「いい質問」の意味は、

「あいまいにしていることを、自分が実際にできる具体的な問題に書き換えること」

「ベストな解決法でなくてもいいから、努力できる方法を見つけること」

だと著者はいいます。

そして、「いい質問」をすれば、行動することでモヤモヤが解消でき、結果も出せるようになるのです。

 

「いい質問」と「悪い質問」

【いい質問】

(1)空気を変える

(2)相手の経験を聞く

(3)好きなものを聞く

(4)本心に気づかせる

(5)自分の生き方を問う

 

【悪い質問】

(1)正解を直接求める

(2)おススメを聞く

(3)相手に同意を求める

(4)相手を問い詰める

(5)どちらかを選ぶ

 

著者 

著者は脳科学者です。

東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了します。

その後、理化学研究所ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーに就任されます。

 

目次

【1章】質問は人生を変える

【2章】質問力とはなにか

【3章】いい質問、悪い質問

【4章】質問は脳の可能性を広げる

【5章】質問力をさらに高める8つのアクション

【6章】日常生活で活かす質問術

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

脳の強化学習を利用する

◆155ページ~159ページ◆

できると分かっていることをやるのではなく、自分にとっては少し難しく、できるかどうか分からないギリギリなこと、少し新しさがあることに挑戦してうまくいけば、強化学習が起こってドンドンそれがやりたくなります。この仕組みは、誰もが持っています。吃音のため人前で話すのが苦手だった少年が、たまたまクラスで発言したことが受けたことをキッカケにしてもう特訓する気になって、いつの間にか噺家さんになっていたという例を聞いたことがあります。もともとは苦手だったものが、今では「一番自分の得意なものになっている」ということが人生には本当によくあるものです。

 

ギリギリなことに挑戦する

目標を立てる時には、ギリギリなところで設定するようにします。

そして、目の前のステップをひとつずつできるようになるために練習しましょう。

練習を続ければ、最初のステップがクリアできます。

これで「強化学習」のスイッチがオンになり、目標達成の道にのることができるのでしょう。

 

自分が越えられない壁を乗り越えるための質問

◆198ページ~200ページ◆

努力したり、悩んだり、学んだりすることで、壁は確実に姿を変えます。そんなことを言われても、「絶対に変わるはずかない」「どうしていいか分からない」という人には、あなたのやりたいことについて、こんな質問をすることをおススメします。

「達成できた人はどんな方法で、なにを努力したのだろうか?」

「達成できた人はどんな人とつながっているのだろうか?」

 

壁を乗り越えるための質問をする

目の前に壁を感じた時には、

「達成できた人はどんな方法で、なにを努力したのだろうか?」

「達成できた人はどんな人とつながっているのだろうか?」と「質問」し、閃きに基づき「行動」します。

この「質問」と「行動」を繰りしていくことで、自分の立ち位置も変化し、見える景色もどんどん変わっていくのでしょう。

そして、気づけば壁を乗り越えられているのでしょう。

 

自分の望みがかなわないときの質問

◆207ページ~210ページ◆

どうしようもない不運でも、自分にやれることはあるはずです。なんの努力もしないで感情だけをぶつけるよりも、この状況で「自分も他人も心地よくいられるように。私が努力できることはなにか?」と質問してみてください。自分のせいではないのだし、あきらめるしかないことはあきらめる。不運な状況のほうでなく、自分にできることに集中しましょう。

 

不運なときにも質問する

不運な時には、

「私が努力できることはなにか?」と「質問」し、自分ができることに集中します。

そうすれば状況も次第に変わってくるでしょう。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

1) ギリギリなことに挑戦すること。

2) 壁を乗り越えるための質問をすること。

3) 不運なときにも質問すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。