四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【世界の舞台で活躍したい人向け】 グローバル・エコノミーについて学べます。

 

今回のオススメ本は、『新・経済原論です。

 

本書は、世界の舞台で活躍したい方へオススメです。

本書には、グローバル・エコノミーに関する研究がまとめられており、これからの個人、企業、地域、国家の戦略について説明されています。

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著者について 

大前研一 新・経済原論

大前研一 新・経済原論

 

 著者は大前研一氏です。

英国エコノミスト誌の1994年のグル特集では「世界のグル5人」の中のひとりとして選ばれています。

2005年のThinkers50でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねています。

 

グローバル・エコノミー

本書には、グローバル・エコノミーがまとめられています。

 第1部 舞台

 第2部 演出

 第3部 脚本

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

本書の狙い

◆XXVページ~XXV3ページ◆

つまりグローバル・エコノミーという舞台で主要プレーヤーになるのに、豊かな鉱物資源に恵まれているとか、人口規模が大きい、また強大な軍隊を保有しているといった要素はもはや関係なくなってしまっている。国や地域は、国境を越えた外部からの投資を脅威だ  と受け止めてはならない。そうではなく、膨大な機会を生み出す源泉だと考えるべきなのだ。

 

グローバル・エコノミーを機会と捉える

「グローバル」「ボーダレス」といった視点で物事を見つめていると、機会を見つけられるのでしょう。

 

ビジョンをもったプラグマティス

◆443ページ~444ページ◆

企業の世界でも政治の世界でも、よきリーダーは臆病であってはならない。グローバル・エコノミーは、これまでになかった新しい現象である。そこには、かつてあったような確  実性は存在せず、古い経済であればリーダーを助けてくれた知的、心理的な支えも得られない。シェークスピアの言葉を借りて言い換えるなら、グローバル・エコノミーの示す恐怖とは、多分想像したものほどおそろしいものではないだろう。

 

新しい世界へ一歩を踏み出す

この勇気を持ちたいと思います。

「案ずるより産むが易し」、身近なところから一歩を踏み出しましょう。

 

柔軟で直感的であれ

◆448ページ~450ページ◆

リーダーのもち得る最も重要な資質のひとつが、自分の役割について凝り固まらず、先入観に縛られないことである。リーダーは柔軟で直感的であることが必要であり、変化に合わせて自分も変われなくてはならない。

 

直観を養う

変化(CHANGE)を機会(CHANCE)とするためには、直感(TYOKKAN)がカギなのでしょう。直観力を鍛えましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだグローバル・エコノミーのポイントは以下の3点です。

 1) グローバル・エコノミーを機会と捉えること。

 2) 新しい世界へ一歩を踏み出すこと。

 3) 直観を養うこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【未来予測ができるようになりたい人向け】 著者が世の中を見るメガネを学べます。

 

今回のオススメ本は、『すぐに未来予測ができるようになる62の法則』です。

 

本書は、未来予測ができるようになりたい方へオススメです。

本書には、日頃、著者が世の中を見ながら未来を考えるときに使う「法則」がまとめられています。

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世界の7大潮流

これから世界はどうなっていくのか、7大潮流は以下になります。

 (1)大衆消費社会へ世界は進む

 (2) 中流社会へ世界は進む

 (3) 大都市社会へ世界は進む

 (4) 平和へ世界は進む

 (5) 少子高齢化へ世界は進む

 (6) 東洋風へ思想革命が進む

 (7) 多民族共存と人種平等へ世界は進む

今後の世界の動向を知る上で、この視点は参考になります。

 

著者について 

 著者は、評論家の方です。

ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍されています。

 

世の中を見るメガネ

本書には、著者の世の中を見るメガネがまとめられています。

 第1章 「普及率」の法則

 第2章 「五感」の法則

 第3章 「発展段階」の法則

 第4章 「先端国」の法則

 第5章 さらなる「成功」の法則

 第6章 「アイデア倍増」の法則

 第7章 「世界の中の日本」の法則

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

五感の「順番」の法則

◆32ページ~35ページ◆

これまで日本であまり語られなかったこととして、五感の話がある。臭覚を満足させる商品は、味覚を満足させる商品よりも「高級」だ、というところから話を始めてみよう。人間の五感を、大脳における神経密度の高いものから低いものへと順に並べると、視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚とランクづけができるという人がいる。おもしろいことに、人間が豊かになっていくと、目や耳で満足する段階から、舌を満足させるようになり、最終的には匂いや肌ざわりにこだわるようになる。つまり、神経密度の高い感覚から低い感覚へという、一種の「進化の法則」が存在するように思える。

 

視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚とランクづけができる

目や耳で満足するモノよりも匂いや肌ざわりで満足するモノの方が高級なのだそうです。

ということは商品の付加価値は、視覚→聴覚→味覚→臭覚→触覚の順に高くなっていくのでしょう。このメガネで世の中を眺めてみます。

 

そして「非交換」の生産活動

◆133ページ~136ページ◆

さらに先を言えば、人に貢献するということが、ビジネスにつながる時代が来たような気がする。これは、まだやっている人が少ないことだから、必ず成功する。人の役に立とうとか恩返しをしようとかの気があまりない今の日本だから、「世の中に恩返しをしよう」という人が現われれば、「気持ちがいいから少しは協力しよう」という人が現われる。言い換えれば、初めは貢献するつもりでやったことが、いつの間にか自分の生き甲斐になり、やがては思いがけず儲けになっていく。そんな時代が来たということである。実際、それは先端に達した国がこれまで歴史のなかで見せてきた、もっとも幸福な姿でもある。

 

世の中に恩返しをする

今まで、色々な方にお世話になったと思います。

これからの後半の人生は、「世の中に恩返しする」ことを中心に取り組みます。

 

明るさは成功への道

◆138ページ~139ページ◆

営業成績に限らず、明るさは、人間関係をよくするものだ。この明るさは、一つは遊び心を持った人がいるかいないかによって左右される。花を飾る、しゃれた小物を置く、七夕の日には笹と短冊を会社に持ち込んで、各自に願いごとを書かせる。それだけでも雰囲気は変わる。こんな、気持ちに「ゆとり」を持った人を歓迎し登用する人事システムを考えてみるのも、成功への大事な道ではないだろうか。さっそく周囲を見渡してみていただきたい。明るいですか?

 

気持ちに「ゆとり」を持つ

おっさんは、せっかちです。

焦って何かすると、自分も、周りもイライラして良い結果になりません。

ハンドルには遊びがあります。

この遊びがないと急にハンドルを切ることになり、事故につながるという話を聞いたことがあります。気持ちの「ゆとり」とは、ハンドルの遊びのようなものかもしれません。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ世の中を見るメガネのポイントは以下の3点です。

 1) 視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚とランクづけができること。

 2) 世の中に恩返しをすること。

 3) 気持ちに「ゆとり」を持つこと。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【なかなか疲れがとれない人向け】 脳の休息法が学べます。

 

今回のオススメ本は、『最高の休息法』です。

 

本書は、なかなか疲れがとれない方へオススメです。

疲労感とは脳の現象だそうです。物理的な疲労以上に、まずは脳の疲労が「疲れた」という感じをあなたの中にもたらしています。

したがって、「脳の休息法」を手に入れることこそが、あなたの集中力やパフォーマンスを高める最短ルートになるのです。

 

あなたの脳を変えて、高度な集中力を手に入れることが本書の真の目的です。

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マインドフルネス

マインドフルネスとは「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」です。このマインドフルネスを継続すれば、疲れづらい脳を手に入れることができます。

マインドフルネスでは以下の効果が期待できます。

(1)集中力の向上―1つのことに意識を向け続けることができるようになる

(2)感情調整力の向上―ストレスなどの刺激に対して感情的な反応をしなくなる

(3)自己認識への向上―自己へのとらわれの減少、自己コントロール力の向上

(4)免疫機能の改善―ウイルス感染などに対する耐性、風邪を引きづらい

 

本書では、冒頭に「脳の疲労を解消する7つの休息法」が紹介されています。

(1)マインドフルネス呼吸法(とにかく脳が疲れているとき)

(2)ムーブメント瞑想(気づくと考えごとをしているとき)

(3)ブリージング・スペース(ストレスで体調がすぐれないとき)

(4)モンキーマインド解消法(思考のループから脱したいとき)

(5)RAIN(怒りや衝動に流されそうなとき)

(6)やさしさのメッタ(他人へのマイナス感情があるとき)

(7)ボディスキャン(身体に違和感・痛みがあるとき)

 

おっさんは、折に触れ(1)(3)(5)(6)を実践していみます。

 

著者について 

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
 

 著者は、アメリカで「こころのクリニック」を開業されている医師の方です。

日本およびアメリカの大学を卒業後、日本で臨床および精神薬理の研究に取り組まれます。

その後、イェール大学で先端脳科学研究に携わり、同大学で臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間にわたり従事されます。

そして、2010年、ロサンゼルスにて「こころのクリニック」を開業されます。

 

脳の休息法

本書には、脳の休息法がまとめられています。

 Lecture0 先端脳科学が注目する「脳の休め方」

 Lecture1 「疲れない心」を科学的につくるには?―脳科学と瞑想のあいだ

 Lecture2 「疲れやすい人」の脳の習慣―「いま」から目をそらさない

 Lecture3 「自動操縦」が脳を疲弊させる―集中力を高める方法

 Lecture4 脳を洗浄する「睡眠」×「瞑想」―やさしさのメッタ

 Lecture5 扁桃体は抑えつけるな!―疲れを溜め込まない「不安解消法」

 Lecture6 さよなら、モンキーマインド―こうして雑念は消える

 Lecture7 「怒りと疲れ」の意外な関係性―「緊急モード」の脳科学

 Lecture8 レジリエンス脳科学―瞑想が「折れない心」をつくる

 Lecture9 脳から身体を治す―副交感神経トレーニング

 Lecture10 脳には脳の休め方がある―人と組織に必要な「やさしさ」

 Epilogue 思いやりのメッタ

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

勝手に脳は疲れていく――DMNという浪費家

◆66ページ~70ページ◆

脳のアイドリング中に浮かんでくる雑念こそが、脳疲労の最大要因の1つであり、その雑念を抑えることで脳を休ませるというのが、マインドフルネス瞑想の基本メカニズムらしい。「なるほど、ただぼーっとしていても、脳は動き続けているから、まったく休息にならない可能性が高いってことですよね」

 

疲れの原因を知る

休みの日、仕事のことが気になって休んだ気がしないという経験あります。

このような疲れの原因はDMNだったのですネ。

マインドフルネスでこのDMN(雑念)を抑えられる脳に変えていきましょう。

 

脳を変えるには「習慣」が第一

◆87ページ~91ページ◆

まずはナツ自身が、1日5分でも10分でもいいから、これを毎日続けること。このとき大事なのは同じ時間・同じ場所でやることじゃ。脳は習慣を好むからな。マインドフルネスは短期の介入ではない。もちろん、5日間の瞑想で効果があったという報告もあるが、より長くやることで効果が出てくる。ほれ、ブリューアーが報告しとったDMNの変化も、10年以上の瞑想経験者で確認されたことじゃ。いくら脳に可能性があるといっても、脳の変化には継続的な働きかけも欠かせんというわけじゃ。

 

マインドフルネス呼吸法に毎日取り組む

(1)基本姿勢をとる

 ・椅子に座る

 ・お腹はゆったり、手は太ももの上、脚は組まない

 ・目を閉じる

(2)身体の感覚に意識を向ける

 ・接触の感覚

 ・身体が地球に引っ張られる重力の感覚

(3)呼吸に注意を向ける

 ・呼吸に関わる感覚を意識する

 ・深呼吸や呼吸コントロールは不要

 ・呼吸に「1」「2」…「10」とラベリングするのも効果的

(4)雑念が浮かんだら…

 ・雑念が浮かんだら事実に基づき、注意を呼吸に戻す

 ・雑念は生じて当然なので、自分を責めない

 

幸福の48%は遺伝。だから「感謝」が重要

◆213ページ~217ページ◆

「それが以外にも、財産や社会的地位の影響はわずか10%らしいんじゃよ。では、残りの42%は何なのかといえば、それが個々人の行動や気持ちということになる。自分でどうにかなる残り42%、すなわち、どう生きるかにフォーカスしたほうがよっぽどいいと言えるのかもしれん。ま、幸福は人それぞれじゃから、1つの考え方でしかないかな。そして、幸福度を高める生き方の因子として、繰り返し登場するのが感謝なんじゃよ。他人や社会に対して感謝する気持ちを持っている人のほうが、幸福度が高いという結果が出ておる。脳科学の分野でもそのことはデータで示されとるぞ。感謝の気持ちは、怒り、恐怖、嫉妬など、さまざまなネガティブな感情をとかすんじゃ」

 

他人や社会に対して感謝する

人間の感情にはすごい力があるのでしょう。

「怒り」「恐怖」「嫉妬」などのネガティブな力は、「感謝」というポジティブな力でとかしてしまいましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ脳の休息法のポイントは以下の3点です。

 1) 疲れの原因を知ること。

 2) マインドフルネス呼吸法に毎日取り組むこと。

 3) 他人や社会に対して感謝すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【おっさん英語:75週目】 未来の自分に対する心理

 

今回のテーマは英語の勉強法です。

おっさんが英語の勉強を再開して75週間が経過しました。

5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。

2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。

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未来の自分に対する心理

今回の「TED Talks in 日本語」を使った勉強はこちらです。

digitalcast.jp

プレゼンターは心理学者の方です。

プレゼンターが夢中になっている疑問は、「なぜ私たちは、未来の自分が後悔することになるような決断をするのか?」ということだそうです。

 

私たちは、10年前の自分のことは思い出せますが、これから先の自分を想像するのは難しいと考えます。そして、「想像が難しいということは起きないのだろう」と考えます。 しかし、「想像できない」と言うのは その人の想像力が欠如しているという話であって、思い描いた出来事が起きないということではありません。

 

時間とは強力なもので、「私たちの好みを変え」「価値観を新たにし」「性格を変え」てしまいます。しかし、私たちがこの事実を認めるのは、後から振り返った時だけです。10年間でどれほど変化したかに気づくのです。

 

人間というのは未完成なくせに、自分たちは完成したと勘違いしているのです。

現在のあなたは、過去のどのあなたとも同じではない束の間の存在なのです。

 

さらに詳しい内容を知りたい方は、TEDTalkを聴いてみてください。

 

基礎的な英単語・文法を一気に詰め込む           

32週目から、こちらの記事にある勉強法に取り組んでいます。

tsukuruiroiro.hatenablog.com

今は、ステップ1の「基礎的な英単語・文法を一気に詰め込む」を取り組んでいます。

 

■英単語

英単語は、こちらで勉強しています。

www.globish.denken-dvd.com

75週目は、また最初に戻って401~600語までを勉強しました。

 

■英文法

英文法は、前述の記事で紹介されている「一億人の英文法」で学んでいます.

今週は、627~634ページまでを勉強しました。 

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

  

ヒアリング

ヒアリング英会話のCD、帰宅時の車の中で聞いています。

 

勉強時間

75週目の勉強時間は2.05時間でした。

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To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.

【トヨタ式について学びたい人向け】 考える続けることの大切さが学べます。

 

今回のオススメ本は、トヨタ式仕事の教科書』です。

 

本書は、トヨタ式について学びたい方へオススメです。

本書では、トヨタ式の仕事について歴代の経営者の方々が語られています。

本書では、トヨタ式のものの見方が学べます。

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トヨタ式の仕事 

トヨタ式仕事の教科書 「誰でも結果が出る」7つのからくり (PRESIDENT BOOKS)
 

 本書には、トヨタ式の仕事まとめられています。

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

トヨタウェイの見方・考え方を伝える

◆55ページ~59ページ◆

自分にも厳しく現地現物主義を課しているわけです。まず、「悪い点を確認しろ」。次に、「なぜ、そうなってるか考えろ」。さらに、「原因がわかったらすぐに直せ」。最後に「直したら本当に直っているかもう一度自分の眼で確認しろ」。それで確認できて初めて、そのやり方を横に広げるわけです。

 

現地現物主義を課す

トヨタ式の物事を改善する手順を自分のものにしていきましょう。

 

問題を顕在化させる「危機意識」

◆102ページ~106ページ◆

トヨタは「人はミスをするもの」という現実主義的な発想をする。ミスや失敗を一個人の問題と考えず、根本原因を探ることで、組織を改革していくのだ。たとえば生産現場で小さな不具合が起きたとする。彼らはまず「作業標準に何か不具合を引き起こす要因があるのではないか」と考える。問題点を探し、それが見つかると自分たちでそれを改善していく。そうした行動様式を入社時から叩き込まれているし、作業標準を変更する権限も与えられているのである。

 

ミスは組織の問題と考える

ミスや失敗、おっさんも「個人の問題」と考えていました。

これからは、「組織の問題」として捉え、組織を改革する姿勢を身に付けましょう。

 

価値観を共有し「ロイヤルティ」が高い

◆112ページ~114ページ◆

トヨタの社員が共有する軸とは何か。それは理念や戦略といった大げさなものではなく、日々の仕事に前向きに取り組むうえでの、次の7つの習慣だ。

1.相手の話をよく聞く

2.何が問題かよく考える

3.激励する、提案するという姿勢

4.どうしたら勝てるのかという知恵を出す習慣を持っている

5.お互いに相談しあう

6.現地現物主義の徹底

7.まずやってみるという姿勢

つまり、自分の頭で考え前向きに働くという価値観が共有されているということだ。

  

五感をフルに活用して考える

よく見て、よく聞き、よく相談する、五感をフルに活用し、よく考えるようにしましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだトヨタ式の仕事のポイントは以下の3点です。

 1) 現地現物主義を課すこと。

 2) ミスは組織の問題と考えること。

 3) 五感をフルに活用して考えること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【戦略を立案されている人向け】 「8つの心得」が学べます。

 

今回のオススメ本は、『まず、戦略思考を変えよ』です。

 

本書は、戦略を立案されている方へオススメです。

本書には、経営戦略の修正が頻繁に求められている現代に対応できるよう、「新たな戦略思考」を身につけるための「8つの心得」についてまとめられています。

 

今回、特に印象に残った言葉は次の2つの言葉です。

「その先を読め、そこから戦略思考が始まる。」

「その先に戦陣を築け、そこから戦略行動が始まる。」

迷った時に、自分自身に語りかけたいと思います。

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著者について 

まず、戦略思考を変えよ―戦略マネジャー8つの心得

まず、戦略思考を変えよ―戦略マネジャー8つの心得

 

 著者は、コンサルタントの方です。

2000年6月、ソフトバンク・グループのシンクタンクの代表に就任されます。

同年9月、民間企業57社とともにコンソーシアムを設立し、異業種協働による商品開発・事業開発を進めるインキュベーション・ポータルサイトも運営されています。

 

8つの心得

本書には、8つの心得がまとめられています。

 はじめに まず、戦略思考を変えよ

 第1話 「抜去り」の戦略思考を捨て「先回り」の戦略思考を身につけよ

 第2話 「市場に働く重力場」を見定め「その先の展開」を読め

 第3話 「戦略の待機時間」を縮め「組織の耐久時間」を伸ばせ

 第4話 「成功の鍵」を分析するのではなく「市場の理」を洞察せよ

 第5話 「山登り」の戦略思考を捨て「波乗り」の戦略思考を身につけよ

 第6話 「重層的な戦略」を準備し「戦略的反射神経」を鍛えよ

 第7話 「戦略と戦術の垂直統合」を図り「戦略の創発プロセス」を促せ

 第8話 「機械的なデザイン」を描くのではなく「生命的なビジョン」を語れ

 おわりに 21世紀、戦略は最高のアートになる

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

「予測」から「意志」へ

◆82ページ~84ページ◆

このことは、きわめて重要なことです。なぜならば、そもそも「戦略」というものは、「未来を予測するな、未来を創造せよ」ということが鉄則であり、戦略の前提の部分は「予測」の領域ですが、戦略の中核の部分を「意志」の領域だからです。すなわち、戦略を検討するプロセスにおいては、「こうなるだろう」という予測が重要な役割を果たしますが、ひとたび戦略を実行するプロセスに入ると、「こうなるだろう」ではなく、「こうしよう」という意志が重要な役割を果たすのです。

 

「こうしよう」という強い意志を持つ

予測は意志になり、その意志が強ければ強いほど、その予測が実現する可能性が高くなるのでしょう。 

 

「犬の年」から「蝉の年」へ

◆138ページ~140ページ◆

したがって、それほど速く変化する市場に対応するためには、これまでのような、

1.登るべき山の頂上を見定める(明確な経営目標を決定する)

2.その山の周辺の地形を調べる(経営環境を詳細に分析する)

3.頂上に登るための道筋を決める(経営戦略を具体的に立案する)

4.その道筋に従って登っていく(経営戦略を正確に実行する)

といった戦略思考のスタイルでは限界があるのです。むしろ、これから求められるのは、あえて比喩的に述べるならば、

1.波乗りによって向かうべき方向を定める(ゆるやかなビジョンを描く)

2.乗っている波の刻々の変化を感じとる(環境変化を刻々に把握する)

3.刻々の並みの変化に合わせて瞬時に大勢を変化させる(経営戦略を迅速に修正する)

4.波と一体となってめざすべき方向に向かっていく(経営戦略を柔軟に実現する)

といった戦略思考のスタイルに他ならないのです。

 

 

「山登り」から「波乗り」にスタイルを変える

へ、押し寄せてくる波に柔軟に対応することが大切なのでしょう。

波乗りするにも準備は必要です。

そのためにも足腰はしっかり鍛えておきましょう。

 

「戦略」から「戦略思考」へ

◆230ページ~232ページ◆

そこで、本書においては、我々が戦略思考をどのように変えていけばよいのかについて、「8つの心得」として述べました。それは次の心得です。

1.「抜去り」の戦略思考を捨て、「先回り」の戦略思考を身につけよ

2.「市場に働く重力場」を見定め、「その先の展開」を読め

3.「戦略の待機時間」を縮め、「組織の耐久時間」を伸ばせ

4.「成功の鍵」を分析するのではなく、「市場の理」を洞察せよ

5.「山登り」の戦略思考を捨て、「波乗り」の戦略思考を身につけよ

6.「重層的な戦略」を準備し、「戦略的反射神経」を鍛えよ

7.「戦略と戦術の垂直統合」を図り、「戦略の創発プロセス」を促せ

8.「機械的なデザイン」を描くのではなく、「生命的なビジョン」を語れ

  

8つの心得を実践する

どの心得も、「今まで」と「これから」が対比しているのでイメージしやすいです。

これらの心得の意味をかみ締めながら、実践していきましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ8つの心得のポイントは以下の3点です。

 1) 「こうしよう」という強い意志を持つこと。

 2) 「山登り」から「波乗り」にスタイルを変えること。

 3) 8つの心得を実践すること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。

【地域の活性化を考えられている人向け】 地域が元気になる手法を学べます。

 

今回のオススメ本は、『成功する!「地方発ビジネス」の進め方』です。

 

本書は、地域の活性化を考えられている方へオススメです。

本書には、地方発ビジネスの事例を多数取り上げながら、地域が確実に元気になる手法を解説されています。

本書で、地方発ビジネスの成功事例を学ぶことができました。

これをヒントに自分の住んでいる地域の地方発ビジネスについても考えてみたいと思います。

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著者について 

成功する!「地方発ビジネス」の進め方 わが町ににぎわいを取り戻せ!

成功する!「地方発ビジネス」の進め方 わが町ににぎわいを取り戻せ!

 

 著者は、大学の教授の方です。

わが国有数の国際派エコノミストとしても知られています。

 

地方発ビジネス

本書には、地方発ビジネスがまとめられています。

 序章  生活産業が地域を活性化する

 第1章 新しい地域交通サービスが伸びている

 第2章 コンシェルジュ・サービスが高齢社会で伸びている

 第3章 コミュニティビジネスは全国各地で伸びている

 第4章 地域資源を活用した健康産業が伸びている

 第5章 商店街はビジネスの場としてまだまだ伸びる

 第6章 地域ブランドによる町おこしが伸びている

 第7章 住宅の性能評価と融資が地域を救う

 

ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。

 

生活サービス産業は地域産業である

◆26ページ~28ページ◆

成長している9つの新しい産業

(1)個人・家庭向けサービス

(2)社会人向け教育サービス

(3)企業・団体向けサービス

(4)中古住宅関連サービス

(5)子育てサービス

(6)高齢者ケアサービス

(7)医療サービス

(8)リーガルサービス

(9)環境サービス 

  

9つの新しい産業を理解する

現在地方で伸びているビジネスが、上記の中のどのサービスに該当するのかを意識しながら確認するようにします。

 

中高年者が移住すると若者の失業が減る

◆51ページ~52ページ◆

人口の流入と定着は新しい雇用機会を生みます。4000人の工場をつくると2000人の中高年者の消費効果があるといわれますが、高齢者、熟年者が500人も入ってくると、本屋が2軒、ガソリンスタンドが1軒、ラーメン屋が3軒できます。レストランとデパートで若者雇用が100人くらい生まれるわけです。

 

中高年者の移住と若者の雇用の関係を理解する

中高年者の移住は歓迎するべきことなのです。

地方の若者の雇用を増やしたければ、どうすれば中高年者の移住を増やせるかを考えることも有効なのです。

 

高齢者の「不」がビジネスのキーワード

◆78ページ~79ページ◆

肉体の衰えが出てくると、自分の関心のあること、興味のあること以外は、できるだけ信頼できる他の人にまかせたいと思うようです。そのようなとき、そばにコンシェルジュがいてくれたら、どんなに便利でしょう。高齢社会では、この便利さに対するお客様のウォンツを汲み取り、満たしてあげるサービス、すなわちコンシェルジュ・サービスを提供する会社が求められているのです。このコンシェルジュ・サービスに対するニーズは、個別の商品やサービスにかぎられません。むしろ、毎日の日常生活の中でニーズが次々に発生しているのです。

 

コンシェルジュ・サービスを考える

チョット面倒くさいな、と思うようなことにヒントがありそうです。

面倒くさかったことはメモに残していきましょう。

 

おっさんの選択            

本書から学んだ地方発ビジネスのポイントは以下の3点です。

 1) 9つの新しい産業を理解すること。

 2) 中高年者の移住と若者の雇用の関係を理解すること。

 3) コンシェルジュ・サービスを考えること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。