四十路の選択

タイトルは『鷹の選択』にならって『四十路の選択』としました。

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【ハーバード集中力革命】もっと賢く働くための方法が学べます。

 

今回の読書メモは『ハーバード集中力革命』です。

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本書を手にしたのは、集中力を高める方法を学びたいと考えたからです。

本書には、集中し、より生産的に仕事をするための方法がまとめられています。

がんばることではなく、もっと賢く働く秘訣が学べます。

 

安定した集中力を発揮するための10のアドバイス

 (1)一番大事なことを優先しよう

 (2)愛の力を再認識しよう

 (3)「仕組み化」しよう

 (4)「楽しみ」が必ずしも「喜び」になるわけではないと気づこう

 (5)休息時間を作ろう

 (6)「人間同士の時間」を失わないようにしよう

 (7)自分自身の面倒を見ることを優先しよう

 (8)「がんばって働くこと」が答えだと思ってはいけない

 (9)できるかぎり自分の「スイートスポット」で働こう

 (10)「5つの基本プラン」に従う

 

集中力をコントロールするための「5つの基本プラン」

 (1)エネルギー

 (2)感情

 (3)エンゲージメント

 (4)仕組み

 (5)コントロール

  

著者 

ハーバード集中力革命

ハーバード集中力革命

 

著者は、精神科医の方です。

ハーバード大学医学部にて20年以上にわたって講師を務めた後、マサチューセッツ州サドベリーの認知力・情感医療で知られるハロウェルセンター所長を務められています。

ADD(注意欠陥障害)およびADHD(注意欠陥・多動性障害)の権威として活躍されています。

 

目次

 【Chapter1】デジタル依存症 

 【Chapter2】マルチタスク

 【Chapter3】アイデアホッピング

 【Chapter4】心配性

 【Chapter5】おせっかい焼き

 【Chapter6】ヘマばかり

 【Chapter7】理想の集中状態を手に入れるための訓練法

 【Chapter8】身体の力を生かす

 【Chapter9】精神の力を生かす

 【Chapter10】人間関係の力を生かす

 【Chapter11】感情の力を生かす

 【Chapter12】仕組みの力を生かす

 【Chapter13】もう、ダラダラ癖に悩まない

 

ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。

 

瞑想

◆262ページ~264ページ◆

瞑想法はこれ以上ないくらい単純である。邪魔の入らない部屋で座り心地のよい椅子に腰かける。両足を床につけ、両手は椅子の腕木に置くか、ひざの上に具合よく置く。それから目を閉じて自分の呼吸に集中する。吸って、吐いて、吸って、吐いて……。川に浮かぶ木の葉のように思いが浮かんでくるのがわかるだろう。その思いを評価しようとしてはいけない。何かを付け加えたり気にかけたりせず、無関心に思いが通りすぎていくままに任せよう。自分の呼吸と、心を通りすぎていくものを眺めることだけに集中しよう。これが瞑想の基本だ、まじめな人なら20分以上続けることも多いが、3~5分間の短い瞑想を1日に2、3回やるだけでも、以前よりずっと気分がよくなり、集中できるようになり、生体信号(血圧、心拍数、呼吸数、体温)が安定するのを実感できるはずだ。

 

3分間の短い瞑想を1日に3回やる

椅子に腰かけ、両足を床につる。

両手は、ひざの上に具合よく置く。

目を閉じて、川に浮かぶ木の葉を思いが浮かべながら自分の呼吸に集中する。

これを1回3分間、朝、昼、夜の3回実践するようにします。

 

1日の終わりにその日の“うまいショット”を振り返る

◆302ページ~304ページ◆

毎日毎日「失敗にたどり着きたい」と思う人がどこにいるだろうか。誤りから学べという古い格言は確かに真実だが、最近の研究では、失敗を見直すよりも成功について考えるほうが、能力が伸びることがわかっている。すなわち、仕事を成功と結びつけられるほど、もっと仕事に行きたくなるし、さらに誤りからも学べるようになるのだ。肯定的な感情があると、人は難しい仕事への集中力が高まる。一方、否定的な感情があると、しだいに拒絶という反応を示すようになってしまう。だからこそ、うまくできなかったことを分析するよりも、どんなに少なくても、うまいショットを楽しむことのほうを学んでほしい。

 

1日の終わりにその日の成功を振り返る

自信と仕事への集中力を高めるために、夜の瞑想の後に、その日の成功を振り返るようにして、肯定的な感情を積み上げていきます。

 

「この姿勢」を心がければ否定的な感情に振り回されない

◆307ページ~309ページ◆

基本の姿勢を「人生はよいものだ」とすることで、あなたは人生を取り巻く否定的な感情の沼地に落ちこまない心構えを手に入れられる。世慣れた文化人たちの多くは、この考え方を愚かだとか単純すぎると言ってばかにする。しかし、この偉大なストア派哲学者の人生と仕事に体現されているように、「人生はよいものだ」という思想には、古代から確固たる基礎を保つための知恵があるのだ。否定的な感情は集中力をくもらせ、あなたの活力を減少させる。だから、あなたの中に、この意見に反対し「人生はつまらない」とささやきかけてくる声があったら、そのボリュームを小さくしよう。あなたの思考を形作っているものは、往々にしてあなたがどう感じるか、つまりあなたの感情の状態だ。感情はあなたの思考に先んじて、まさにあなたの思考の内容を作りあげる。

 

「人生はよいものだ」と考えるクセをつける

感情が思考の内容を作るのだそうです。

肯定的な感情は集中力を上げ、否定的な感情は集中力を下げます。

人生を肯定的に捉えるクセをつけ、集中力を高めていきましょう。

 

取り入れたい習慣

今後取り入れたい習慣は以下の3点です。

 1) 3分間の短い瞑想を1日に3回やること。

 2) 1日の終わりにその日の成功を振り返ること。

 3) 「人生はよいものだ」と考えるクセをつけること。

 

やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。

そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!

                       

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。

よろしくお願いいたします。