【85歳まで現役で働きたい人向け】元気力の高め方を学べます。
今回のオススメ本は、『「元気力」が身につく本』です。
本書は、85歳まで現役で働きたいあなたへオススメです。
本書には「心構えを変えれば、人生がどう変わるのか」について著者が気づき実践してきたことがまとめられています。
本書で説明されていることを実践すると元気力が上がるでしょう。
著者について
著者は、社会教育家の方です。
大学卒業後、日本経済新聞社、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)を経て、1979年)独立します。
社会教育家として講演・執筆に活躍されています。
元気力の高め方
本書には、元気力の高め方がまとめられています。
【第1章】呑気・本気・根気で生きればいまほど面白いときはない
【第2章】一度きりの人生を愉しく生きる「呑気」の哲学
【第3章】本気になれば、何でもうまくいくのが人生である
【第4章】根気よく続けた者が勝利者になっているという法則
【第5章】「富山の薬売り商法」に学ぶ生き方
【第6章】サラリーマン生活20年独立して19年間の私の履歴書
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
人生成功の扉を開く三資源の有効活用
◆41ページ~42ページ◆
人間の能力を次のように分析・整理しておきたい。能力=基礎学力(学校時代に身につけた学問の力)×独自専門力(自分の得手を十分に伸ばして、人さまから求められるまでのものに維持していく力)×生活習慣力(誰もが平等に持つ三資源、すなわち時間・言葉・心身をよりよく活用するためのよい習慣を身につける努力)。
「独自専門力」と「生活習慣力」を磨く
人間の能力は、独自専門力を得られるように生活習慣を変えていくことで高まるのでしょう。
独自専門力は、日々コツコツと努力することで、後に大きな力となるのでしょう。
人間関係を円滑に運ぶ3か条
◆70ページ~72ページ◆
第一は、人との関係では、常に「相手に貸しを作っていく」という姿勢を保ち続けることである。つまり、相手の困っていることや希望していることがわかったら、できるだけそれをかなえてあげるように手助けしてあげることである。
(中略)
第二は、人から好意を受けたときは、できるだけ早くそれを返す行為、すなわち「お礼の行動を起こす」ことである。つまり貸しを返して、借りを作らないようにすることである。
(中略)
第三は、心から相手をほめること。「人をほめることを心がける」ことである。ほめ言葉は、誘蛾灯の光のようなもの。電灯に虫が集まるように、いつも人のことをほめていると、次第に人が集まってくる。だからほめ上手な経営者には、優秀な人材が寄ってくるのである。
人間関係を円滑に運ぶ3か条を実践する
「相手に貸しを作っていく」「お礼の行動を起こす」「人をほめることを心がける」この3か条で人間関係をスムーズにしていきます。
個人的には「人をほめること」がまだまだ足りないように思います。
1日3人以上ほめることを心がけます。
300年間栄え続けている商法
◆145ページ~147ページ◆
富山の薬売り商法には、その根底に次の5つの特長があると考えられる。1つ目は、そのリネンは、お客さま第一のホスピタリティの精神によって貫かれていること。2つ目は、逆境を逆手にとり、独自のマーケットを形成していること。3つ目は、再注文が自動的に取れる”先用後利”の仕組みを作り上げたこと。4つ目は、独特の顧客台帳「懸場帳」に記載する固定客数を増やしていったこと。5つ目は、「商売の道は裏にあり」を地でいき、辺境地を押さえたこと。
富山の薬売り商法に学ぶ
富山の薬売りの「先用後利」の仕組みは、すばらしいです。
「まずはお客様を信用し、商品を提供させていただき、後から御代をいただく」、この考え方は、色々な場面で取り入れるようにします。
おっさんの選択
本書から学んだ元気力の高め方のポイントは以下の3点です。
1) 「独自専門力」と「生活習慣力」を磨くこと。
2) 人間関係を円滑に運ぶ3か条を実践すること。
3) 富山の薬売り商法に学ぶこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。