【コンサルタントを目指す人向け】トップコンサルタントのノウハウが学べます。
今回のオススメ本は、『知恵は金なり』です。
本書は、コンサルタントを目指すあなたへオススメです。
本書には、トップコンサルタントの方々のオリジナルノウハウがまとめられています。
ビジネスモデルのつくり方の章は大変参考になりました。
著者について
著者は経営コンサルタントの方々です。
ベンチャー企業の支援やコンサルティングを行う会社の代表ならびにその会社のトップコンサルタント5名の方々です。
コンサルタントのノウハウ
【序 章】知恵とは何か
【第1章】知恵の買い方
【第2章】ビジネスモデルのつくり方
【第3章】お金になる技術のつくり方
【第4章】知恵を生む組織の育て方
【第5章】企業の価値の高め方
【終 章】学習する組織しか生き残れない
ここからは、本書のオススメページを紹介していきます。
次のステージのコンサルタント
◆76ページ~78ページ◆
コンサルタントは包丁、それも意志を持った包丁と考えてもらうといい。使い方次第でよく切れるし、長く愛用していれば手にもよく馴染む。しかも意志を持っているから、思いがけない知恵も出す。そしてつき合いが深くなるほど、ますます味も出る。一人前の経営コンサルタントと認めてもらえたなら、そのときは会社のすべてを見せてもらっての二人三脚で、せいぜい長いおつき合いをお願いしたいものである。
「よく切れる」「よく馴染む」
「よく切れる」の前に、まずは「よく馴染む」を目指します。
まずは包丁というよりも、ペーパーナイフかな。
なかなか新規事業が生まれてこないほんとうの理由
◆110ページ~113ページ◆
”四つの私”という話がある。①自分のことをこういう人間と思っている私自身、②他人が思っている私、③他人は私のことをこう思っているだろうと推測している私、④神から見た絶対的な私。じつはこの四つの私がズレてくれると、互いにすくみ、疑心暗鬼になり、ものごとがうまくいかない。このズレを解消するために、日本人が本音をぶつけ合う議論ができるとしたら、酒の席の上でくらいのものだ。それすらなくなってしまったために、単なる上司と部下の関係だけになってしまって、部下の意外な持ち味など肝心なところを知らないから、それこそ丸投げ思考の命令を出すしかなくなるハメになる。
「四つの私」を意識する
自分が見えている部分と他人が見えている部分は違うのです。
このズレを解消するために、他人の意見を素直に受け入れるようにします。
そして、意見をいただいた時には、感謝するようにします。
知恵を働かせるヒントは「際」にあり
◆238ページ~240ページ◆
最後に一つだけ、その知恵はどこにあるのかのヒントをあげておこう。-それは「際」にある。第三章で萩島功一が書いているように、技術とマーケティングの際、あるいはオールドエコノミーとニューエコノミーの際など、私は向こう十年くらいはこの「際」をいかにビジネスチャンスにつなげるかが勝負だと思っている。いままでの自分の専門領域や知識からちょっと外れたところ、それが「際」である。そこに目を向けて、一歩踏み出してみよう。それであなたは変わる。
「際」に目を向ける
そのためには、自分の専門領域とは異なる方々と情報交換することが大切です。
その情報、誰に役立つかを考えながらつなげていけば、「際」が広がっていくでしょう。
そして、そのような「際」の中からビジネスチャンスも見つかるのでしょう。
おっさんの選択
本書から学んだコンサルタントのノウハウのポイントは以下の3点です。
1) 「よく切れる」「よく馴染む」こと。
2) 「四つの私」を意識すること。
3) 「際」に目を向けること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。