【ビジネスに効く★オススメ本】分かりやすい表現の技術
今回のオススメビジネス書は、「分かりやすい表現」の技術です。
人に伝えるための文章を書く仕事をされているあなたへオススメです。
分かりやすい表現できていますか?
あなたは、分かりやすい表現ができていますか?
おっさんは、できていません。
取引先へ仕事を依頼する文章を書く時、ブログで記事を書く時、など、分かりやすい表現の文章を書くことができません。何故か自分の意図とは違う内容が伝わっていたりします。
そこで、分かりやすい表現をするための技術を考えてみたいと思いました。
著者について
本書の著者は、大手メーカーのソフトウェア・エンジニアとして勤務された後、現在はコミュニケーション研究家として企業向けの講演や研修などを中心に活動されている方です。ブルーバックスから出版されている『「分かりやすい…」の技術』シリーズは人気です。
品質管理基準をつくる!
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)
- 作者: 藤沢晃治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 新書
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分かりやすい表現をするためには、分かりやすい表現のための品質基準をつくり、その基準に則った表現をすることだと著者は言います。
著者は、この本をきっかけに、「分かりやすい表現」に対する認識が高まり、社会から「誤解」「迷い」「困惑」などのムダが追放される第一歩になればとの思いを込められています。
「分かりやすい表現」の品質管理基準が以下の章立でまとめられています。
第1章 「分かりにくい表現」がいっぱい!
第2章 「分かりやすい」とはどういうことか
第3章 「分かりにくい表現」の主犯たち
第4章 「分かりやすい表現」のルールブック
「分かりにくい表現」を生み出している原因を追及した上で、「分かりやすい表現」にするための16のルールを導き出しています。
さらに実際の仕事に使いやすいよう各ルールのチェックポイントもまとめられています。
このチェックポイントが「分かりやすい表現」の品質管理基準なのですネ。あなたの表現のチェックに役立ててください。
他の解釈に気づかない
◆93ページ~94ページ◆
あなたが「表現のプロ」「情報発信のプロ」を目指すなら、他人にも自分と同じように見えているだろうという幼稚な前提から、早く卒業しなければなりません。
幼稚な前提から卒業する
「幼稚な前提」という言葉は、おっさんに刺さりました。相手の視点をもって分かりやすい表現を心がけ、幼稚からの卒業を心がけます。
【ルール1】おもてなしの心を持て
◆173ページ◆
□受け手をお客様と考えているか?
□受け手の立場、目線で発想しているか?
□受け手に対して低姿勢か?
□受け手を楽にする「情報の事前整理」をやっているか?
□情報をもっと整理する余地を残していないか?
□表にできないか?
□図解できないか?
□フールプルーフになっているか?
□受け手が支払う代金に見合うサービスをしているか?
□「分からないのはお前が悪い。ちゃんと書いてあるじゃないか」と思っていないか?
受け手に対して低姿勢になる
おっさんは、受け手に対して低姿勢ではありませんでした、反省。「分からないのはお前が悪い。ちゃんと書いてあるじゃないか」という気持ちがどこかにありました。これからは改めていきます。
前提の説明を忘れるな
◆176ページ◆
□自分が分かり過ぎている人であることを自覚しているか?
□初心者の発想を忘れていないか?
□あなたが発信する情報の前提となる知識は何かをチェックしたか?
□当然過ぎて説明していない前提が、受け手の基礎知識にあるかどうかを確かめたか?
□これは説明を省けると思っている前提は、本当に説明しなくて大丈夫か?
□受け手の持っている大前提以上のことは、きちんと説明しているか?
□そもそも「これから何を説明するか」を説明しているか?
□それは、仲間うちだけで通用することば、事柄ではないか?
テーマと前提を確認した上で話を始める
おっさんが話をしていて、受け手との前提があっていないなぁと感じることがあります。そもそも何について話しているのか?相手はその話の前提を理解しているのか?などを確認しながら話を進めるようにしていきます。
おっさんの選択
本書から学んだビジネスに役立つポイントは以下の3点です。
1)幼稚な前提から卒業すること。
2)受け手に対して低姿勢になること。
3)テーマと前提を確認した上で話を始めること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。よろしくお願いいたします。