【◎逆境を「アイデア」に変える企画術】アイデア公式が学べます。
今回の読書メモは『逆境を「アイデア」に変える企画術』です。
本書を手にした理由はアイデアを出すヒントを学びたいと考えたからです。
本書には著者が手がけてきたキャンペーン事例を紹介しながら、そこに入っていた考えや、そこから見つけた発想法などを40のアイデア公式として紹介しています。
予算がなかったり、いろいろな制約があったり、がけっぷちに追い込まれたときこそ、起死回生のアイデアが生まれやすいと著者は言います。
溺れていても諦めない人が掴むものは、藁ではなく最強のアイデアです。
「売上を増やすこと」から逆算し、「心の天井」を外して自由に考えることでアイデアのレベルが上がり、売上を増やすという「結果」が出やすくなります。
アイデアで何とかするしかない逆境こそチャンスです。
著者
逆境を「アイデア」に変える企画術 ~崖っぷちからV字回復するための40の公式~
- 作者: 河西智彦
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2017/10/03
- メディア: 単行本
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著者は、クリエイティブディレクター、コピーライター、CMプランナー、コミュニケーションプランナーです。
大学卒業後、大手広告代理に入社されます。
カンヌライオンズ金賞、スパイクスアジア金賞多数、グッドデザイン大賞、東京コピーライターズクラブ会員、大阪コピーライターズクラブグランプリ、名古屋コピーライターズクラブグランプリ、ACC金賞など受賞されます。
宣伝会議コピーライター養成講座講師、大阪経済大学非常勤講師、宣伝会議賞や各広告賞の審査員だけでなく、各地で地方創生講演なども行われています。
目次
【第1章】ひらかたパークの奇跡
【第2章】崖っぷちからの発想に必要な2つの「意識」
【第3章】結果を出すWebのつくりかた〜崖っぷちのWebキャンペーン〜
【第4章】どう知ってもらうか〜崖っぷちのWebキャンペーン〜
【第5章】自走サイクルを発見して回す
【第6章】 公式集
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
行く理由を2つつくると、人は動く
◆52ページ55~ページ◆
もし、理由が2つきちんとあるならば、その2つの理由を世の中に知らせることに注力してください。知らせる手段はPRでも広告でもいいです。あるいは行く理由は2つあるのに、人々にはひとつしか認知されていないならば、もうひとつの理由を知らせてください。そして、行く理由がひとつもないのであれば、行く理由を新しく2つつくればいいのです。新しい食事を開発してもいいでしょう。デザートなども女性には行く目的になります。隣の自治体や他の企業と組んで、行く理由を合わせて2つにする、でもいいでしょう。人々がそこへ行く理由を数えて2つになるようにしてください。
理由は2つつくる
自社の商品をPRする際にも理由を2つつくるようにします。
「結果」を出すアイデアを考えるための道筋
◆92ページ~99ページ◆
(1)その商品やサービスの「売上を殖やす」という戦略を考えます。利用者が増えれば売り上げが増える、ひとりが買う口数が多くなれば増える、など、ここはシンプルで当たり前のことで構いません。
(2)その手段を満たすアイデアを考えます。買ってもらう人数を増やすためにブランド力を高める、などです。
(3)どうすれば「ブランド力が高まるだろう」「どうすれば認知度が上がるだろう」と問いを設定して「高級感のある広告をつくる」「セレブに使ってもらう」「調査数字を使って他の人が選んでいることを伝える」などのアイデアを考えていきます。
戦略・アイデア・手段の順で考える
今まではあまり「戦略」を考えていませんでした。
これからは「結果」を出すアイデアを考えるために「戦略」「アイデア」「手」段の順で考えます。
「たった一度きり」を利用する企画法
◆120ページ~125ページ◆
まず、商品情報を知る前に「その商品や企業に対して生活者として持っていたイメージや印象」を覚えておきます。そして、商品情報を知っていくにつれて、どの商品情報を知った時に「買わない→買ってもいい」「買ってもいい→買う」へと自分の意識が変わったかを覚えておく、という公式です。ある商品やブランドを担当する時、アイデアを考えたり企画をする人の立ち位置は徐々に変わっているのです。
意識が変わった商品情報を掴む
よくお客様の立場で考えるといいますが、どうすればお客様の立場に立てるか、なかなか難しいものです。
でもこの方法なら容易にお客様の立場に立てそうです。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 理由は2つつくること。
2) 戦略・アイデア・手段の順で考えること。
3) 意識が変わった商品情報を掴むこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。
【生きがいの本質】生きる勇気をもらえます。
今回の読書メモは『生きがいの本質』です。
本書を手にした理由は「生きがい」について考えてみたいと思ったからです。
本書には、人として生きる意味、生きるヒントなどがまとめられています。
著者
生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか (PHP文庫)
- 作者: 飯田史彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
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著者は人間の価値観や「生きがい」について研究する経営心理学者の方です。
1990年より国立福島大学経済学部企業経営課程の助教授として、「人事管理論」を担当されます。
各地の医療・福祉・教育機関からの依頼に応じ、無償のボランティア&チャリティ活動として、「人生の意味や価値」に関する講演を続けています。
120名を超える全国的な医師・看護婦の研究会である「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問も務め、その著書や講演ビデオを医療ツールとして活用している病院も多いそうです。
目次
【第1章】生まれるということ
【第2章】人間関係で悩むということ
【第3章】死ぬということ
【第4章】病気やハンディキャップを持つということ
【終 章】それでも生きぬくために
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
思い通りにならない世界へ
◆19ページ~21ページ◆
つまり、「思い通りにならないこと」こそが、この物質世界が持つ最高の価値なのではないでしょうか。そして私たちは、「思い通りにならない人生」をいかに正しく苦悩しながら生き、ふだんは思い通りにならないからこそ時おり出会うことができる「願いがかなうという喜び」を、いかに正しく味わって感謝するかということを、日々の人間生活の中で学んでいるのではないでしょうか。
人生は思い通りにならないもの
これからは、「人生は思い通りにならないもの」と認識して生きていきます。
そうすれば、楽に生きていけるような気がします。
そして「思い通りになったとき」の喜びは何十倍にもなるのでしょう。
人々の価値をつなぐ
◆299ページ~303ページ◆
さて、自分の使命を果たすためには、自分の価値を発見して活用することに加えて、もうひとつの方法があります。それは、意外に見落としてしまいがちなのですが、「さまざまな人が持っている価値を、つないであげる」という方法です。人として生まれてくるかぎり、どの人が持っている価値もみな同じ分量ですが、それぞれの人は、おのおの異なる種類の価値を持って生きています。したがって、自分だけではできないことも、自分を補ってくれる人々と一緒に行えば、見事に達成できることがあります。また、たとえ自分が直接に関与しなくても、誰かを誰かに紹介したり、いろいろな人々が出会う場や機会を提供するだけでも、人々がそれぞれ持っている価値を、大いに「つなぐ」ことができるのです。
人が持っている価値をつないであげる
自分はこのことを意識して取り組んでいました。
これからも”つなぐ”をテーマにし、人と人とのつながりを創造していきます。
究極の祈り方
◆330ページ~334ページ◆
最後に、もう一度まとめておきましょう。私たちは、いかなる時でも、余計なことを考えないで、ただ「私をお導きください」「あの人をお導きください」と祈れば良いのです。そうすれば、つねに誰にとっても、広く長い眼で見て最良の結果がもたらされることでしょう。その結果が、いまの時点だけを見るとがっかりするようなものであったとしても、必ず人生のいつの日かに、「いま思えば、あの時にあの経験をしておいて、本当に良かった」と思うことができるはずなのです。
「お導きください」と祈る
日々、家族、そして自分のことをお導きいただけるよう祈ります。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 人生は思い通りにならないもの。
2) 人が持っている価値を、つないであげること。
3) 「お導きください」と祈ること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。
【仕事が速い人のすごい習慣&仕事術】人生に勝つ秘訣が学べます。
今回の読書メモは『仕事が速い人のすごい習慣&仕事術』です。
本書を手にした理由は仕事を速くする秘訣を学びたいと考えたからです。
本書には著者が実践されてきた、朝起きてから、夜寝るまでに何をすべきなのか、どう考えればいいか、というポイントがまとめられています。
1日1日の大切さ、そのスタートである朝の大切さ、そしてその前の夜の大切さを学びました。
著者
著者は国際経営コンサルタントです。
米コンサルティング会社数社を経て、米国で経営・起業コンサルティング会社を設立します。
その後、東京に「株式会社JCI」を設立し、代表取締役に就任します。
日米アジアを中心に総合的な国際ビジネス・経営(起業)コンサルタントとして活動されています。
目次
【第1章】目標が早く達成できる、20の習慣&仕事術
【第2章】起床後!1日をスタートさせる、やる気が倍増する習慣
【第3章】通勤時間!朝に勝つ人は1日に勝つ、1日に勝つ人は人生に勝つ
【第4章】朝一番!会社に着いて、やるべきこと
【第5章】午前中!頭を使う仕事を集中させる
【第6章】日中!いつも目標を達成する人の言動
【第7章】退社前!追い込みで差をつける仕事術
【第8章】夜!明日のための時間の使い方
【第9章】就寝前!休む最後まで活用する意気込み
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
朝に勝つ
◆12ページ~14ページ◆
簡単に朝早く起きられる人は、そうはいません。朝に勝っている人は、寝る際に、翌朝勝てなかったことに対する危機感を持っているのです。ですから、目覚めと同時にその危機感がよみがえってきて、自身の生活や行動に対する責任感へと転換します。朝に勝てる人は、朝早く起きないことが、その日1日の無責任なスタートとなり、どれだけ損をするかを無意識に理解しています。
朝に勝てる人になる
「朝に勝てないと損をする」このことを強く心に刻んでおきます。
昨日より今日、今日より明日へ
◆57ページ~60ページ◆
目標を設定したら、毎日その目標に向かって努力することで、少しずつ目標に近づかなければなりません。1日1日が勝負なのです。戦う相手は、他人ではありません。あなた自身です。毎日毎日、自己の弱さと戦い、前進するのです。昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分が進歩するよう、コツコツ努力するのです。1日1日努力していけば、着実に目標に近づいていきます。どんなに才能や能力がない人でもです。
毎日毎日、自己の弱さと戦う
夜、昨日より進歩できた点は何か?明日は何に取り組むか?を振り返りながら自己の弱さを克服していきます。
目標に早く近づく強い決意と深い祈り
◆92ページ~94ページ◆
人生の目標を達成させるためには、コツコツ努力するしかありません。人生の縮図である1日1日に、目標を設定します。そして、その目標が達成できるよう朝強く決意し、深く祈るのです。その目標に対する毎朝の強い決意と深い祈りは、あなたの言動を大きく変えてくれるでしょう。やることは1つひとつに対して真剣になります。
朝の決意と祈りを習慣化する
朝、仕事をスタートする前、その日の目標を決意し、達成できるよう祈るようにします。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 朝に勝てる人になること。
2) 毎日毎日、自己の弱さと戦うこと。
3) 朝の決意と祈りを習慣化すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。
【おっさん英語:138週目】私に科学を熱く語って
今回のテーマは英語の勉強法です。
おっさんが英語の勉強を再開して138週間が経過しました。
5年間(260週間)でどこまで英語が出来るようになるか、こっそり挑戦しています。
2020年のオリンピックで、たくさんの外国の人と会話してみたいと思って、コツコツと勉強しています。
私に科学を熱く語って
今回の「TED Talks in 日本語」を使った勉強はこちらです。
プレゼンターは科学の門外漢として、全ての科学者にメッセージを送ります。
「あなたたちのしていることに興味あるわ。だから語って聞かせてよ。ただし、分かる言葉でお願いします。」
そして、複雑な科学のアイデアを一般の人に紹介する時に有効となるコツを語り明かしてくれます。
「科学」から「箇条書き」と「専門用語」を差し引き、聴き手にどう関わるかを意味する 「関連性」で割り、研究に注いでいる「情熱」を掛け合わせると、高い「理解度」を伴う素晴らしい意思疎通が得られます。
さらに詳しい内容を知りたい方は、TEDTalkを聴いてみてください。
勉強法
2017年1月から、こちらの記事にある勉強法に挑戦しています。
40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 藤岡頼光
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2016/11/11
- メディア: Kindle版
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具体的には「DUOセレクト」を使って勉強しています。
英単語
英単語は、こちらで勉強しています。
138週目は、201~400語までを勉強しました。
ヒアリング
「DUO Select」のCDを帰宅時の車の中で聞いています。
勉強時間
138週目の勉強時間は2.75時間でした。
To the last I read, thank you. Please come to play also. Nice to meet you.
【50代から実る人、枯れる人】人生の後半を黄金時代にするポイントが学べます。
今回の読書メモは『50代から実る人、枯れる人』です。
本書を手にした理由は50代から実ためのヒントを学びたいと考えたからです。
50代で実る人の特徴は「いい人間関係」「元気」「心の平安」の3つです。
50代は人生マネジメント次第で、今まで育てた果実を手にできる一番愉快な黄金時代です。
そのためには、「人生の思考」「感情」「言葉」「行動」を自分で整えていくことが大切です。
著者
富士通を経て、26歳で独立されます。
起業以来、日本をリードする人物の講演会などを数多くプロデュースされています。
現在では800名を超える講師陣ネットワークを築かれています。
次世代リーダー育成スクールも展開中です。
目次
【第1章】現実を知る
【第2章】人間関係を整える
【第3章】心を整える
【第4章】からだを整える
【第5章】仕事を整える
【第6章】生活を整える
【第7章】希望を整える
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
損得を超えて行動する
◆69ページ~71ページ◆
自分の損得を超えて、社会のために、次世代のためにという視座に立てた人が、その後めきめきと実りだすさまを見てきました。例えば、自分の健康のために毎日ウォーキングをする人は周りから「熱心な人だね」と言われます。ところが毎日、ウォーキングをしながら、街のゴミを拾い歩くことを習慣としたら、「あの人は立派なお方だ!」と讃えられるものです。自分の車をキレイに洗車することが趣味の人が、会社の車全部をピカピカに磨くことを習慣としたら「あの人は有難い!」と言われます。とにかく老後不安を抱える人は損得計算シンドロームに陥っている可能性が高いものです。自分だけ勝ち残ろう、自分だけいい思いをしようと考えているうちは、実が結ばず、キレイな花も咲かないものなのです。
損得を超えて行動する
「自分だけ」という思いは捨て、「誰かのため」という思いを行動の原点にします。
長持ちしている人の流儀に学ぶ
◆139ページ~140ページ◆
遠くまで歩いていくには、先の先の心配をしていたら前に進むこともできません。逆に遠くを憂えない人が、かえって長持ちしてしまうというケースをたくさん見てきました。とりあえずは明日の準備だけを怠らない、そして気持ちの良い朝を迎える。そのシンプルなルーティンの繰り返しが重要です。明日の準備が整っていると、ゆっくりとした所作がうまれます。ゆっくりとしたリズムが自律神経も整え、気がつけば遠くまで歩いて行ける体質に変えていきます。先がどうなるかわからないけれど、まずは明日がいい一日になるように!そう思うと気が楽になってきませんか。生産性、効率性だけを求めすぎないことです。
明日がいい一日になるようにする
先の先のことを考えると不安になる時がたまにあります。
その時は心配事を書き出し、それらをいつ取り組むか明確にするようにしています。
すると気持ちがスッキリします。
そして、今に集中して取り組むようにしています。
「してあげる喜び」に目覚めている
◆172ページ~174ページ◆
人間力を長年研究してきましたが、人間力とは人間的魅力とも言えます。「人間の魅力は与えることによって生じて、求めることによって消える」ものなのです。その人からなにか与えられると「あ、この人は魅力的!」と感じます。与えるものにはお金、チャンス、時間、安らぎ、話を聴いてあげることなど周りを探せば星の数ほどあります。逆になにかを求められると「う、この人に魅力を感じない」となってしまうのです。人間関係のポイントは実に明快です。50代は「してあげるラッシュ」で参りましょう。
「してあげるラッシュ」で過ごす
これからは人間力ポイントをためていきます。
何かを「してあげる」とプラス1ポイント、「してもらう」とマイナス1ポイントで計算していきます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 損得を超えて行動すること。
2) 明日がいい一日になるようにすること。
3) 「してあげるラッシュ」で過ごすこと。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。
【「ありがとう」戦略】「ありがとう」の大切さを学べます。
今回の読書メモは『「ありがとう」戦略』です。
本書を手にした理由は「ありがとう」をどう活用するのだろう?といった疑問を持ったからです。
本書には「ありがとう」の実践を通して、人や企業がどう変化するのかについてまとめられています。
目次
【第1章】自分を変える魔法の言葉「ありがとう」
【第2章】人も企業も元気になる「ありがとう」実践法
【第3章】繁栄・発展をもたらす「ありがとう」の感動経営
【第4章】「ありがとう」を知れば人生すべてが一変する
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
人生の大ピンチこそチャンスに転換できる
◆26ページ~27ページ◆
「幸福だから感謝するのではない。感謝をしているから幸福なのだ」この言霊との出会いの瞬間、それが内包するエネルギーが私の魂の奥底に強烈に入り込んできた。感謝をしているから幸福なのだという思想には、私利私欲を突き抜けたピュアで強烈な発想転換のエネルギーでもある。
感謝するから幸福なのだ
2017年の4月から通勤時には「ありがとうございます」と唱えています。
日々感謝していると、幸福によく気づくようになりました。
これからも継続していきます。
ふだんから、これらの「明元素言葉」を使いなさい
◆42ページ~43ページ◆
言葉には「明元素言葉」と「暗病反言葉」とがある。「明元素」とは明るく元気で素直で素敵という意味であり、「暗病反」とは暗くて病的で反抗的という意味だ。
具体的にいうと、「ありがとう」「充実している」「お元氣さま」「簡単だ」「できる」「やってみよう」「頑張ります」「努力します」「挑戦します」「楽しい」「うれしい」「おもしろい」「すばらしい」「美しい」「まだ若い」「おいしい」「素敵だ」「きれいだ」などが「明元素言葉」である。
一方、「忙しい」「疲れた」「どうしよう」「イヤだ」「困難だ」「やっていられない」「難しい」「できない」「やりたくない」「つらい」「苦しい」「つまらない」「ダメだ」「不幸だ」「もう年だ」 「まずい」「どうせ」「どうでもよい」などが「暗病反言葉」である。
「明元素言葉」を使う
「暗病反言葉」は避け、「明元素言葉」を使うようにします。
人生は縁を通じて学ぶ一冊の問題集
◆196ページ~197ページ◆
人生における「問題」を解くということはすなわち、対立した「縁」に和解をもたらし、よい「縁」を結ぶように日々努力するということにほかならない。一口に縁といっても、いろいろな形がある。お金や物・名誉・地位。色欲などにより結びつく実利損得の縁、愛や信頼などで結ばれる損得を抜きにした縁。でも、「ありがとう」感謝報恩の心で結ばれる縁は、あらゆるものを超越する最もすばらしい縁である。「一期一会」。よいご縁づくりを通して、縁の質を高め、「ありがとうの格」を上げていく。そこにこの世に「有り難い」生をいただいている人生の真の目的が存在する。
よい「縁」を結ぶように日々努力する
相手に共感し、信頼することが良い縁につながるように思います。
よいご縁づくりを心がけます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 感謝するから幸福なのだ。
2) 「明元素言葉」を使うこと。
3) よい「縁」を結ぶように日々努力すること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。
【人と違うことをやれ】10年後、成長するためのヒントが学べます。
今回の読書メモは『人と違うことをやれ』です。
本書を手にした理由は著者が提案される「戦略的生き方」に関心を持ったからです。
本書には「個の時代」における「哲学」「考え方」「生き方」についてまとめられています。
著者
人と違うことをやれ!―なぜ、ここに頭が働かない!戦略的生き方のすすめ
- 作者: 堀紘一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 1999/04
- メディア: 単行本
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著者は、コンサルタントの方です。
大学卒業後、新聞社を経て、1973年から商事会社に勤務します。
ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得後、大手コンサルティング会社で国内外の一流企業の経営戦略策定を支援します。
2000年6月、ベンチャー企業の支援・コンサルティングを行なうドリームインキュベータを設立し、代表取締役社長に就任されます。
目次
【1章】「戦略」のある人とない人ではこれだけの差ができる!
【2章】堀流「考える力」を徹底的に鍛える
【3章】この「信頼」が自分を保証してくれる!
【4章】他人の力を借りる、生かす
【5章】これまでと「違うところ」に頭を使え
【6章】これから10年、「勝ち抜く」生き方
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
失敗しないための堀流「戦略」の立て方
◆54ページ~56ページ◆
真の戦略とは、目先の利害にとらわれず、より長期的な視野で5年先、10年先を読んだうえで立てるものだ、長期的に将来を見通しながら、その期間を細かくプランを練っていく。私の場合は基本的に、はじめに考えた長い時間軸を3分の1ずつ、細かく区切りながら、より具体的に内容を詰めていく方法をとっており、これを他の人にも勧めている。たとえば、まずはじめに10年という時間軸に立って社会の変化や時代の流れに目を凝らし、自分あるいは仕事の将来を考える。次にその3分の1、つまり約3年ごとに区切り、より具体的な内容のプランを考えていく。そして、こんどはその3年を3分の1の1年単位にし、何をしようかと考える。それをまた、季節ごとに4分割し、こんどはさらに季節を3分割して1か月単位、1か月を10日……という具合に全体的、かつ部分的という両面からきめ細かくプランを練っていく。これが「戦略を立てる」という行為なのである。
全体的かつ部分的にきめ細かくプランを練る
10年→3年→1年→3ヶ月→1ヶ月→10日と全体から部分へとプランを練るようにしてみます。
はじめから「落としどころ」を考えるな
◆130ページ~133ページ◆
考える作業というのは落としどころを考えることではない。仮説を構築していくことだ。自然科学の世界では、まずはじめに仮説を構築する。次にそれを実験室で検証する。そうすると、仮説どおりにならないまったく違ったデータが出てきたりする。その新しいデータを踏まえてもう一度仮説を立てる。こういうことを何回か繰り返していくうちに仮説が新設になり、やがては定説へとなっていくのである。社会科学の世界でも、これと同じことをしなくては発展も前進もあり得ない。会社をより大きく発展させていくためにも、自分の人生をより前進させて夢と希望に溢れるものにしていくためにも、「現状はどこに問題があるのか?どうすればいいのだろう」と仮説を構築することから出発しなければならない。
仮説を構築することから出発する
「現状はどこに問題があるのか?」
「どうすればいいのだろう?」と問い続け、仕事に対して仮説を構築し、検証していきます。
すべて「自分が悪いかもしれない」から出発しろ
◆224ページ~228ページ◆
負のサイクルから抜け出すのがうまい人を見ていると、決して原因を他人のせいにしない”原因自分説”をとっているという共通点がある。何かうまくいかないという時にすぐ、「ああオレが悪いんだ。何がわるいのかなあ」とまず自分のせいにできる。自分の間違いを素直に認める柔軟性があるということだ。そうすると、余計なことを考えずに「じゃ、自分のこういうところを直していこう」というプラス思考ができるようになる。
原因自分説をとる
「自分の何が悪いのかなあ?」
「自分のこういうところを直していこう!」と問い続けます。
これは自分を成長させるための仮説です。
自分に対しても仮説を構築し、検証していきます。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 全体的かつ部分的にきめ細かくプランを練ること。
2) 仮説を構築することから出発すること。
3) 原因自分説をとること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。